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『ライフ・イズ・コメディ~』前夜祭?…DVD『求むハズ』を観る

2005-01-20 | movie/DVD

ピーター・セラーズが、昔ソフィア・ローレンを口説いていたという話を知って、
4935円という高価にも関わらず、
『ライフ・イズ・コメディ~』を見る前に観ておきたくなって買っちゃいました…
『求むハズ』!


S・ローレンが扮するのはエピフォニアという大富豪の気の強いお嬢さん。
彼女が、亡くなった父の遺産を受け取るためには、
あるテストを乗り越えた男性と結婚しなければならない…

その条件であるテストとは
「500ポンドを、三ヶ月以内に30倍の15000ポンドにしたものと結婚すること」。

条件を満たすために、好きな男に自分から15000ポンドを都合したりして、
何とか結婚してみたものの、相手は平凡な女性に浮気をして結局離婚へ。
自殺するしかない!と思い込むエピフォニアの前に現れたのが
インド人医師のカビール(P・セラーズ)。
貧しい人たちの為に働き、お金には一切興味のないカビールの、
金持ちである自分に対する態度に、始めは腹を立てるエピフォニアでしたが、
その冷たいところに妙に惹かれて?猛烈にアタックを開始します。


S・ローレンの可愛いこと! このころはおそらく26歳。
ストーリーはさすがに“20世紀FOX”の映画なのに今まで陽の目を見なかっただけあって、
設定が浅かったり、セリフがイマイチだったりするけれど、
S・ローレンの可愛さだけで見る価値あると思う。
ピーセラは、36歳? いい感じの歳ですね。
彼のインド人、サイコー!! 急激に熱が復活したきた!
カビールは、彼の演じるキャラクターとしてはあまり強烈ではないのですが、
混乱&動揺したときの仕草が最高です。
酔った時の頭のうまく座らない感じとか、
ウケ狙いのところでもないのに見てるだけで笑えて来ます。
エピフォニアとの条件が終わる日に、
お金をどうしたのか答える場面が妙にかっこよくて何度も見てしまいます…。

あと、意外と脇役が個性があって楽しかった。
カビ-ルがお金を渡した教授とか、エピフォニアの弁護士。
もっと面白くしようとしたら出来た内容だと思うのですけれどね。

『求むハズ』と一緒に『赤裸々な事実』も買った。
ふたつで一万円飛びましたよ。信じられん…。
こちらはまだ未見です。そのうち『ライフ・イズ・コメディ』と一緒に感想など。
コメント
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