いまさらながら、『ビッグ・フィッシュ』

『ビッグ・フィッシュ』やっと観にいきました。
地元の映画館ではもう終わってしまっていて、
女性1000円の日に都会に出て？観にいったのでした。

本編が始まってしばらくは
「あれ、チョット期待はずれかな？」
と思ったのですが、見ていくうちにズンズンと引き込まれて、
最後は珍しく滝のように涙を流しながら見終わりました。
（最近センシティブなので…）
作り話と現実との境目が曖昧なところがとても好感が持てました。
見ていると空想と現実の距離感を感じられないので違和感を憶えますが、
そこがこの映画の本質なんだと観ているうちにわかってくるんです。
そして、父親の作り話は人生の教訓のように聴こえてくるのです。
思い描くことの素晴らしさ、現実の生き難さ、
両方を感じ取れる素晴らしい映画です。

話し好きのウチの父にも見てもらいたくなりましたけど、
見た後に調子に乗られちゃうと困るから黙ってようかな(笑)。