ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

これぞプロのお笑い ~ タカアンドトシの『お試しかっ』での即興漫才対決 ~

2008年06月28日 | テレビドラマ・お笑い・番組・他
 月曜日の夜11時15分からのテレビ朝日での1時間枠のバラエティ番組は、かなりの確率で毎週見ています。
 好きだった『内村プロデュース』『くりぃむナントカ』に続いて、今はタカアンドトシが司会のシュミレーションバラエティの『お試しかっ』が放送されています。
 この3番組は、少し実験的なお笑いを展開していますね。そのせいか、面白い時と面白くない時がハッキリしています。

 さて、『お試しかっ』ですが、6月23日の放送は非常に質が高かったですね。笑うと同時に感心して見ていました。一発ギャグや、ひな壇芸人参加番組が多い昨今のお笑い番組とは一線を画していましたね。

 内容は、タカアンドトシ、笑い飯、サンドウィッチマンの実力派の漫才コンビ3組が、2時間と言う限られた時間の中で、決められたキーワード(北京オリンピックに関連する、開会式、金メダル、ハンマー投げ、万里の長城、ゼンジー北京、谷亮子、北京ダック等)を入れたネタを即興で作って客前で演じる、と言うシンプルな物です。
 ただし、それぞれのコンビがネタを作っているところをずっと撮影していたので、各コンビのネタの作り方を見ることができて、とても参考になりました。普段は見れない部分ですもんね。3組ともやり方が違いました(タカアンドトシは、タカの方が台本を作っていましたね。これは意外でした。てっきりトシが作っているとばかり思っていました)。

 ネタ作りの段階では「あまり面白そうなネタじゃないなぁ」と思っていたのですが、いざ漫才を始めてみると、3組とも自分達の持ち味を盛り込んだ漫才を行なっていたのでビックリです。さすがプロですね。2時間で作った漫才とは思えないクオリティの高さです。時間の少なさを理由に客に媚びることも全くなかったですね。深夜にも関わらず、しっかりと笑わせて頂きました。

 同じキーワードを使っているので、ネタがかぶる所もありましたが、あまり気にならなかったですね(一押しのギャグが全くうけなかったサンドウィッチマンの伊達さんは少し気の毒でした。『ノブコフ205』なんて私も知りません。伊達さんはバレーボールが本当に好きなんでしょうね)。

 果たして、この3組と同じクオリティでネタを作ることができる漫才コンビは、どれくらいいるのでしょうか?。
 できれば、去年の年末のM-1の決勝に出ていたコンビ達に挑戦して欲しいですね。本当の実力が試される場所なので、勢いだけのコンビでは対応できないでしょうね。本当のプロの漫才師が誰なのか判ります。
 あとは、歴代のM-1のチャンピオン達に挑戦して欲しいですね。彼らの漫才をテレビで見る機会がめっきり減ってしまったので、あの凄腕を再度見せて欲しいですね。特ににブラックマヨネーズとアンタッチャブルの2組を見たいです。

 そう言えば、年末か年始に、ダウンタウンやココリコやロンブー達数組が出て、相方をシャッフルして同じような感じで即興漫才&コントを行なう番組がありましたね。
 しかし、あの番組は客や審査員に媚びる感じが回を重ねるごとに強くなってきていますので、『お試しかっ』を見習って番組を立て直して欲しいですね。クオリティも段違いです。
 売れて司会業や俳優業に手を広げるのもいいのですが、大御所気取りで後輩や客に気を使われながら中途半端にお笑いを演じるのは、見ていて残念な感じです。

 と言う感じで、『お試しかっ』は気に入ったので、

 月曜日 → お試しかっ
 火曜日 → さんま御殿、リンカーン
 水曜日 → くりぃむナントカ、さまぁーず×さまぁーず、むちゃぶり
 木曜日 → うたばん、みなさんのおかげでした、アリケン
 金曜日 → ※見たい番組なし
 土曜日 → ザ・イロモネア、めちゃイケ、やりすぎコージー
 日曜日 → 笑点、ガキの使い

と言う、私の毎週のお笑い番組ローテーションは当分の間、変更はなさそうです。なんやかんやで結構お笑い番組を見ていますね(他に何かをしながらですけどね)。
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