「人形は顔が命」と言うけれど・・・ ～ 身体が超リアルな 『1/6スケール 超柔軟性シームレス男性素体』 ～

　今回は今年初めてのオモチャの記事です。

　今年の元旦の記事で、「あまりモノを買わない、残さないと言う生き方に徐々に移行していくつもりです。」と宣言し、「その生き方に一番影響が出るのは生きる糧のオモチャ部門だろう。」と言うことを書きました。その宣言通りに今年はオモチャを新たに購入することはなく、我が家にいた何体かのフィギュアは秋葉原の中古ショップに旅立っていきました。フィギュアを並べていた私の本棚は少し寂しい状況になっています。

　そんな状況に少し変化が起きたのは３月下旬でした。ネットのニュースサイトをいつものように閲覧していたら、珍しくフィギュア（人形）の記事が取り上げられていて、その記事を読んだ私は、「これ欲しい。買おう。」と即座に食指が動きました。そうして４月に入って我が家に来たのが、『ファイセン・リミテッド　1/6スケール　超柔軟性シームレス男性素体（PL2015-M30)』と言うフィギュアです（以下：シームレスボディ男）。
　私がフィギュアを購入する際に一番重要視するのは人形の『顔（表情）』です。しかし、今回購入した『シームレスボディ男』には顔（頭部）がついていません（記事冒頭の写真）。その代わりに身体の筋肉が凄いのです。私がフィギュアを顔以外に注目して購入したのは今回が初めてですね。

　『シームレスボディ男』は、ムキムキな筋肉のボディビルダーが描かれた箱に入って我が家に到着しました（下の写真）。箱の横には色々なボディビルのポージングのイラストが描かれています。マッチョ臭がプンプン漂ってくる感じのパッケージです。この箱からフィギュアを取り出す瞬間は何度経験しても至極の時間ですね。

　

　箱を開けると、物凄く筋肉がリアルなフィギュアが入っていました（下の写真）。手に取るとその重さにまず驚いたのですが、その手触りは本当の人間の皮膚のようです。医療にも使われている高品質の素材が使われているそうで、全身がプニプニしているので触っていて気持ちがいいです。その皮膚のような素材が28ヶ所の可動部があるステンレススチールの骨格を覆っていて、首と手首と足首の部分以外は完全につなぎめのないシームレスな造形です。今まで購入してきたフィギュアのボディとは全然違いますね。なんだか本物の人間のようです。色々なポーズを決めることができます。柔らかな素材なので筋肉の動きも見事です。

　

　

　

　この凄いフィギュアの付属品は開いた手が１セットと、なぜか、３種類のポコチンが付いていました（下の写真、リアルな造形なのでペイントソフトで一部修正しています）。なぜ形の違うポコチンが３個も付属しているのかよく判りませんが、このフィギュアでデッサン（絵を描く）をしたりする人には必要なんですかね。私には必要のない付属品ですね。ここはリアルである必要はないです。

　

　こんな素晴らしいフィギュアですが、やはり顔（頭部）がないと飾るのにイマイチなので、秋葉原のフィギュア専門店に行って、取り付け可能な頭部と服を買ってきました（下の写真）。服に関してはボディビルダーが使用するようなビキニパンツが欲しかったのですが、秋葉原のフィギュアを扱っているお店を何軒か回ったのですが、どこにも売っていなかったので、仕方なく短パンとタンクトップと帽子がセットになっている服を買ってきました。家に帰って服を着せてみましたが、せっかくの見事な筋肉が隠れてしまうので、１回着せただけでやめにしました。

　

　買ってきた頭部を取り付けたのが下の写真なのですが、イマイチしっくりきません（顔の肌の色が黒すぎかも）。今回の秋葉原での買い物は失敗でしたね。

　

　そんなしっくりこない頭部だったので、我が家のメインフィギュアのシュワちゃん（ターミネーター２版）の頭部を付けてみました（下の写真）。肌の色が近いせいか、先程のハゲおじさんよりはしっくりきますね。シュワちゃんにしては細身なのが残念ですが、後ろ姿は哀愁があります。

　

　

　


　以上、今年初めて購入したオモチャの『ファイセン・リミテッド　1/6スケール　超柔軟性シームレス男性素体（PL2015-M30)』の話でした。購入して満足しています。その手触りの良さは、ついつい手に取ってポージングを変えて楽しんでしまう中毒性がありますね。

　ちなみに、このリアルはフィギュアの価格は12,300円でした。今まで購入してきた海外製の1/6スケールのフィギュアは１泊２日や２泊３日の旅行に行けるくらいの価格だったので、この満足度で12,300円と言う価格は私としてはお買い得の買い物でした。