ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

はじめての城めぐりの思い出 ~ 春日山城 ~

2009年01月19日 | 歴史もの
 この2年間は行なっていませんが、『城めぐり』と言う男の一人旅が私の生きる糧の1つにあります(福岡の親友との二人旅も何度か行ないました)。

 今年の大河ドラマを見ていて「懐かしいなぁ」と思っているのが新潟の春日山城です。私が男の一人旅を始めた2003年の夏に行った城ですね。汗をかきながら春日山の麓から山の上にある城跡まで登った記憶が今でも残っています。

 その時の旅は『城めぐり』を趣味とする気は全くなく、夏休みを無駄に過ごすのも嫌なので、1泊2日で長野県の善光寺と川中島の古戦場に行こう、と単純に思っただけのものでした。そんな旅の予定を変えたのは初日の夜でした。

 初日に善光寺に参って、夜に映画館で映画を見た後に(我が人生最低の観客数2人と言う映画鑑賞)、なにげに新幹線の中でもらったJRの小冊子の中の地図を見たら、春日山が長野駅から1時間半くらいで行ける距離だと判ったので、2日目のスケジュールを変更しました。その時の旅の最終的なスケジュールは、

 
(1日目)
 午前 → 移動(東京→長野)
 午後 → 善光寺参り
 夜 → 夕食&長野駅周辺の探索&映画鑑賞

(2日目)
 早朝 → 移動(長野→春日山)
 午前 → 春日山城 見物
 午前 → 移動(春日山→川中島)
 午後 → 川中島古戦場 見物
 午後 → 松代城(海津城) 見物
 午後 → 真田宝物館 見学
 夜 → 移動(長野→東京)

と言う感じです。ちなみに川中島から松代城まではバスで移動しました。松代城は工事中で中に入れませんでしたね。

 この時の旅の一番の思い出は、やはり春日山城ですね。
 大河ドラマを放送しているので今は観光客も多いと思いますが、私が行った時は観光客は私ひとりでした。春日山駅の周辺は人が少なくて寂しかった気がします。城に行くために乗ったバスの乗客も私だけでした。

 その時は、山の上の城跡まではバスが行っていなくて、山の麓のバス停から歩いて登らないといけませんでした。サンダル履きだったので、緩やかな山道とは言え辛かったですね。午前中でしたが夏の日差しが強くて、持っていたハンカチが全てびしょぬれになった思い出があります(この経験が翌年の城めぐりから活かされます)。

 春日山城での細かい記憶はあいまいなのですが、山の上から見下ろす街の景色の素晴らしさは今も覚えています。私が城めぐりを趣味にしようと思った瞬間ですね。山城から見る下界の眺めは最高ですね。余談ですが、今までで一番眺めが良かった山城は岐阜城です。

 その後、電車を使いましたが、春日山から川中島まで移動して上杉謙信の出陣気分を味わった記憶があります。戦国時代に徒歩だと何日かかったのか判りませんが、電車だと2時間かかりませんでした。思ったより近かったですね。
 この感動を夏休みが終わって出社した時に同僚に自慢した記憶もありますね(歴史好きが周りにいなかったので、誰にも感心されませんでしたが・・)。


 と言った様な記憶が大河ドラマを見ていたら蘇ってきました。6年ぶりにまた春日山城に行ってみたくなっています。

 当時は「春日山城は観光客に素っ気無いなぁ」と感じた覚えがあるので、今回の大河ドラマの影響で観光度が上がっているといいですね。新潟県の観光課(?)のお手並み拝見です。
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