ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

迫力が倍増 ~ トロイ(ディレクターズカット版) ~

2008年07月25日 | 映画
 『earth(アース)』でブルーレイディスクの映像の素晴らしさを知った私が、次に選んだ作品は『トロイ(ディレクターズカット版)』でした。

 オリジナル版は2004年に劇場で見て、☆5つの評価を付けた私の好きな映画です。
 動の戦士のブラッド・ピットと、静の戦士のエリック・バナの対比が良かったですね。大群衆の戦闘シーンも大迫力の出来でした。ストーリーも面白いですしね。

 そのオリジナルに約30分間の追加シーンを入れたのが、今回のブルーレイのディレクターズカット版です。
 オリジナル版ではカットした『エロスとバイオレンス』のシーンを幾つか追加したそうです。どのような映像が加わったのか楽しみです。ただでさえ長い映画なのに、3時間を軽く越してしまいました。

 期待しながら見始めたところ、いきなり冒頭のシーンが変わっていていました。「いったい何が始まるんだ?」と言う期待と共に大人数の戦闘シーンが始まります。思わず、オリジナルのDVDを取り出して比較しましたが、本作の方が良い感じですね。

 その後の戦闘シーンもDVDと比較しながら見ましたが、後ろの方の兵士まで綺麗に映っている本作は素晴らしいですね。色も綺麗です。やはり、DVDとブルーレイだと、かなりの差がでますね。もうDVDには戻れない感じです。

 今回追加された『エロス』に関しては、ダイアン・クルーガーが演じる王妃の美しい裸体を拝むことができるようになっていました。オリジナルでは裸が見えないようなカット割りだったのですが、上半身が見えるように少し変えていますね。

 それ以外で目立った追加点は、最後のトロイの街が陥落するシーンにバイオレンス描写が追加されているところですね。ギリシャの兵士が残酷に市民を蹂躙するカットが多数追加されています。兵士に倫理感は全くない感じです。
 確かにリアルさが追加されていましたが、このシーンは無くてもいい気が私はしました。オリジナル版の描写で戦争に負ける悲惨さが十分に伝わりましたしね。

 と言う感じで、3時間半くらいある本作を一気に見終えました。やはりよく出来ている映画ですね。綺麗な映像だったので、この作品が更に好きになりました。

 ただし、冒頭のシーン以外はオリジナル版で十分でしたね。追加された『エロスとバイオレンス』は、あってもなくても作品に影響を与えないレベルでしたね。いまさら、お宝画像を公開されてしまったダイアン・クルーガーさんが少し可哀想ですね(女優だから気にしないと思いますけど・・)。

 以上が『トロイ(ディレクターズカット版)』を見た感想です。もちろん☆5つの高評価です。

 ブルーレイディスクだと、こんなに戦闘シーンの迫力が増すのなら、『ロード・オブ・ザ・リング3部作』や『ジャンヌ・ダルク』や『アレキサンダー』や『キングダム・オブ・ヘブン』等の大迫力の戦闘シーンがある映画をブルーレイ版で見直してみたいですね。剣や弓等の武器での戦いが好きな私には堪らないですね。
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