ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

一抹の不安はあるけれど・・・ ~ 公開が楽しみな『ゴジラ -1.0』 ~

2023年09月11日 | 映画

 映画館で予告編を観た時に度肝を抜かれた『ゴジラ -1.0』の公開が近づいてきました(11月3日公開予定)。

 2016年の『シン・ゴジラ』を楽しめた私にはリアル怪獣モノ(パニック映画)と思われる本作には期待しかありません。ハリウッドの派手な怪獣戦闘(バトル)映画の『ゴジラ』や『キングコング』には飽きました。

 先日出た追加情報で、主演が朝ドラの『らんまん』で夫婦を演じている神木隆之介さんと浜辺美波さんの2人の演技上手の俳優さんだと聞いて、期待値は更に上がりました。怪獣映画では人間パートのリアルさが重要です。怪獣の映像(特撮)に負けては良い作品にはなりません。

 唯一心配なのは監督が山崎貴さんだと言うことです。
 そうです、山崎さんは私が2019年8月8日の記事で酷評した『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の監督さんです。ここだけが本当に不安です。

 元々、私は山崎監督の作品が好きで「山崎監督の映画ならば面白いだろう。ハズレはないだろう。」と新作が公開される度に無条件で映画館に足を運んでいました。全作品観ていますが、どれも面白いですからね。

 その期待を裏切ったのが2019年の『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』です。
 ネットを検索して頂ければ判りますが酷評のレビューが多いです。私も観た後(と言うか観ている最中に)に「ふざけるな。」と怒りました。それくらい観客(ドラクエファン)を馬鹿にしたラストの物語展開でした(あくまでも私個人の感想です)。
 同時期に公開された山崎監督のもう1本の作品の菅田将暉さん主演の『アルキメデスの大戦』が凄く良かっただけに、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の酷さが際立ちました。同じ監督が撮った映画とは思えません。

 その後の山崎監督の作品は、2019年の『ルパン三世 THE FIRST』と2020年の『STAND BY ME どらえもん2』は観ましたが私はイマイチの評価を下し、2022年公開の『GHOSTBOOK おばけずかん』は観ていません。『ゴジラ -1.0』が私には約3年ぶりの山崎監督作品になります。

 久しぶりの山崎監督作品なので期待はしているのですが、『ドラゴンクエスト』以上に国民的作品である『ゴジラ』を『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のように変にアレンジして台無しにされるのだけが本当に怖いです。

 物語の最後の盛り上がっている場面で浜辺美波さんがいきなり観客席の方に目線を移して「大人が怪獣映画なんて観に来てんじゃないよ。ゴジラなんて架空の生物なのよ。早く大人になりなさいよ。映画なんて作り物よ。」なんて言葉を吐いたらどうなるんですかね。全世界の映画ファンを敵に回しますね。こんな『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のような観客(ゴジラファン)を馬鹿にするような物語になっていないことだけを祈ります。


 以上、山崎監督の暴走だけが不安な11月3日公開予定の映画『ゴジラ -1.0』の話でした。

 まぁ、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のようなシナリオは他の制作チームの人達も許さないと思うので、『ゴジラ -1.0』は以前のような面白い山崎監督作品になっていると思っています。今はそう信じるしかないですね。

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