ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

姫路市立水族館「むかし話と妖怪の世界」

2018-09-03 13:51:48 | 日記 博物館・美術館...
え?なんで?
水族館で妖怪?

今日,行ってきました。

むかし話にはいろんな海の生き物が出てきます。
「うらしま太郎」にはウミガメといった具合に・・。

私の一番の興味は,河童。
むかし話のコーナーでは,
「うるしが渕のカッパ」というお話と
河童のモデルの1つとされるスッポンが並んで展示されていました。

でも,私の一番の興味は,
江戸時代の河童の絵




『河童真図』
寛永3年4月より8月まで雨降らず,諸国大いに干ばつす。
この時,豊後の国肥田といえるところは・・・
要するに,
河童をとった。その絵を文化2年にうつした。

水かきがあることなどが書かれ,
全体長さ2尺(約60センチ)
小児の如し。

え?そんなに小さいの?
きっと,江戸時代は小さかったのでしょう。

河童のミイラ(頭)の展示も
こちらのサイズは
昔,私が小学生のころ使っていたフエキ糊ぐらいのサイズ
え?こんなに小さいの?




どちらも,明石市立文化博物館蔵です。


冬には,鬼の企画をするそうです。水族館で。
たまたま通りがかった学芸員?飼育員?の方に聞きました。

「なんで水族館で鬼ですか?河童は川だからわかるような気がしますが。」と。
すると,
「鬼には,大きい,というような意味があるんですよ。
 例えば,キメン(鬼面)ガニ」
・・・
「なるほど・・・」です。

また,冬に水族館に行こうと思います。


(明日はまた台風直撃?という日に)


PS.歴博香川先生にお会いした時,
今回の河童のおはなしをしました。
河童の頭のミイラ・・・クジラの軟骨だそうです。
アメリカでは,クジラの軟骨が大量に流れ着いた時,
「ハンバーガーが流れ着いた。」と言ったそうです。
・・・
「幻解!超常ファイル」の世界ですね!  (9月7日)

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