ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

第8回「あなたの声」は「肥後国海中の怪」

2020-04-15 15:05:29 | 古文書


先日の雨で,葉桜になった木も多いのですが,
近くの公園の桜は,まだ頑張っています!

古文書もその他もろもろも,頑張ります!

2019年度NHK学園古文書解読実践コース第7回課題が
昨日返ってきました。
久々の「A◎」です。
満点ではありませんが,やったー!です。

第8回,まもなく提出です。
そこそこ,できたと思います。
何年も勉強すれば,それなりに読めるようにはなります。
でも,第7回,第8回はそこそこできても,
ちょっとくずし方が変わっていたりすると,
途端に読めなくなります。
でも,「肥後国海中の怪」なら,
ほぼ読めたと思います。
翻刻文や前回の記事をまとめたものを「あなたの声」に載せます。

すみません。
時間がないので,続きは後日。

4月16日追記
第8回「あなたの声」

「肥後国海中の怪」
先日,朝日新聞に「アマビエ」の記事が載っていました。
京都大学付属図書館蔵
「肥後国海中の怪」・・・翻刻します。

「肥後国海中江毎夜光物出ル所之役人行
 見るニ,づの如之者現ス,私ハ海中ニ住アマビヱト申
 者也,当年より六ヶ年之間,諸国豊作也,併(?)〔しかし〕
 病流行,早々私ヲ〔シ〕写シ人々ニ見セ候得と
 申て海中へ入けり,右ハ写シ,役人より江戸江
 申来ル写也
  弘化三年四月中旬(?)」

(わからない,あやふやな字は(?)としました。
 パソコンでうまく書けない字,(小さい「江」など)は大きいままに書きました。)

もちろん,一部辞書を見ました。
わからない字もあります。
大まかな意味は,新聞や
香川雅信氏の「怪と幽 号外 話題の「アマビエ」とは?」にも載っていましたし,
読んだらそのままわかります。

香川氏によると,
妖怪が病気を予言し,
その絵姿を見せることで流行病から逃れることができるという話は,
江戸時代にはたびたび見られ,
一種の定型化した伝承だそうです。

さて,この「肥後国海中の怪」
・・・香川氏担当,
4月25日から6月14日まで
兵庫県立歴史博物館の特別展
「驚異と怪異」で展示されます。
しかし,すでに「開幕延期」の連絡が来ています。

東博の「法隆寺展」のように,
中止になりませんように。

PS.とうとう図書館も閉まってしまった。(4月16日から)
以前から閉まってはいたけれど,
予約本の受け取りはできていた。
でも,もうそれもできなくなってしまった。

*6月15日,「ネット超会議2020 超みんなで翻刻」をみて,
〔  〕の部分修正
残念ながら,最後の部分まで翻刻しなかったので,
「中旬」はあっているかどうかわかりません。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする