♪楽・楽・楽♪

楽しいことに囲まれて、頑張りすぎず楽に考える、そしていつでも音楽の流れる人生を・・・

ようかめ(3)

2012-06-18 | そうだ、どこか行こう( ・・)b

湿原を堪能したあとは、意外とぽっかりと時間があきました。

いやちがうの、プランは立てたけど、ここはフリータイムだったの。

時間は16時ころだったので、いくつか見たい探勝地や公園があったものの
閉園も近く、どこかを選ばなければいけなかったので、
とりあえず、釧路といえば・・・の場所に行くことに。



ほら。

 

見える?

つるだよー。


 

つるつるー。


はい、やってきたのは丹頂鶴自然公園。



うん・・・



なんていうか、ちょっと・・・ざんねんな気分に。


だって・・・
こういうの期待してたんだもん。

  (写真の写真です)


 檻で区切られている、丹頂保護のための施設のようでした。ま、そうよね。


丹頂ソフトクリームも食べられず、
人もいないので、約15分ほどで見尽くせちゃう広さだったこともあり、すぐ退散。


その後、もう閉まっているけれど、湿原の見える展望台へ行くことに。

湿原に沿って道路が走っているんだけど、ノロッコ号が走る側とは逆の道。
あ、と言っても道路の脇はふつうの田んぼです。

展望台は閉まっていたので、横にあった散策路を少しだけ回ることに。

 

こういうとこ大好き。

夕方だったので、散策もあまり深いとこまで行ったら危険そうだったから
一応、お守りにスズつけて(クマよけ、マジで)、森の中に入りました。

この森。
ほんときれい。
しずかーで、みどりーで、
どうしても
じぶんの
ちっぽけさをかんじます。


 ←わたし


きもちがいいったらありゃしない。
森林浴って、ほんとにいいよね。


クマに襲われると怖いので、あまり遠くには行かずに帰ってきました。
湿原が見えるところまでも行けなかったよ。

また来るから。


さ、観光できる場所から市街へまた車で40分ほど走り、
そろそろ夕ご飯の時間が近づいてまいりました。

車をホテルに置いて、近くのお店を探しに行きます。
 



駅にも近く、国分町的な飲み屋街があったので、その辺をぶらぶら。
ガイドを見つつ、一番おいしそうなとこはどこかなーと、鼻をくんくん。


 

夕空がきれい。
旭川に行った時も、こんな雰囲気だったなー。
道路がやたら広くて、空も広くて、信号がなんか明るくて、街灯がオレンジで古めかしい。

ちょっと落ち着く。


ぶらぶらと歩いて見つけたお店が、ココ。

 

炉端焼きのお店 「炉ばた」

これがねー、一元さんお断りなんじゃないか?ってビビるくらい締め切られていてさ。
やってるの?やってないの?でも音するね、灯りもれてるね、っていう感じ。

  これはー、、、普通に入っていいのかな。


ドキドキしながら、引き戸を開けると

なんだかそこは大人な世界。


暗くて、日本的で、なんかね、すごいのー。
お店の内装は載せたらまずいかなと思ったので説明すると
お店の中央、土間みたいなとこに囲炉裏があって 
そこに割烹着のお婆ちゃんが一人、 しずかに魚や野菜を焼いているの。
お客さんは、それをぐるっと囲むようにカウンターに座っていて
なんだかとっても、とっても、いい感じなのー。

いまWikiで「炉端焼き」って調べたら
炉端焼き(ろばたやき)は、宮城県仙台市で発祥し、北海道釧路市で発展した
って書いてある!!

仙台の名産品ってガイドブックとかに載っているのは見たことあるけど、
実際、仙台で食べたことなかったなー。
赤ちょうちんも炉端焼きって書いてたけど、そんな感じじゃなかったし。


さて、ここからですよ。怒涛のおいしいものパレード☆


まずは、生。
サッポロビールが一番大好き。
北海道さいこー。つまみは「イカの塩辛」です。

 

メニューは、手書き。
灰皿はホタテ貝、使わないけど観賞用。

 

最初の焼き物は「シシャモ」

  間違いない、頭からがぶりと。


続いて、裏の厨房で炒めてくれたようです、ホッキバター。
 
ぷりっぷり。



北海道ときたらこれでしょう。
おっきなおっきな ほっけ。

  焼かれてます。


ベスト1は、これでした。
アスパラ炒め。
  思い出しただけでよだれが・・・。


さらには丸ごとしいたけ。

 

太い軸を持って、焼き立てに醤油をたらりとかけて、思うままにガブリッ。


目の前の囲炉裏端で皮ごとあぶり、ピリピリむけたところを綺麗に削って
生姜醤油とともにいただく・・・茄子!

 

そしてきわめつけ!
あまい生姜味噌をたっぷりつけた、丸ごとイカ焼き。

 


どうです!!??

いままで食べた食事の中で5本の指の中に入ってしまう美味しさです。

完敗です、乾杯です、ビールも進むし、食欲もとまらない。
おばあちゃん、ありがとう。

釧路にきたら絶対またくる。

なんでもないシンプルな味、素材を生かすってすばらしいね。



たーっぷりごはんを食べた後は、
釧路川を見ながらお散歩ー。

でもさ、ガイドブックってさ、意地悪なんだよね。

釧路に来たら、これを食べろ!!
って特集が組まれてるじゃない。

私の持ってた本にはね。
お昼に食べた他人丼。
夜に食べた炉端焼き。

それにもう一つ載ってたのよ。

載ってたらさぁ、制覇したくなるのが人間じゃん?




だ か ら



食べちゃった☆

 

釧路ラーメン(ハーフサイズ←一応ね)!!


食べるときは食べます、人並み以上に。
あっさりさっぱり醤油味だったので、ぺろりと行っちゃいましたぜ。

メンマになるとにチャーシュー、のり、ホウレンソウ、ゆで卵って
絶好の組み合わせでしょう。


ありがとう、ラーメン河むらさん。

 


以上、初日の出来事でした。 


ようかめ(2)

2012-06-18 | そうだ、どこか行こう( ・・)b

おなかがいっぱいになったところで
一度ホテルに荷物を置いて
ちょっと小走りで釧路駅へ。

 

釧路もねぇ、ずっと行ってみたかったんだ。
冬の銀色の雪の世界にたんちょうが一羽っていう絵、よく見るじゃない。
すごい見てみたかったんだよ。


夏だけどさ。


この日の目的はノロッコ号。



釧路湿原の中をノロノロ走る観光列車。

とりあえず、観光を楽しむべく釧路から終点の塘路までの切符を買いました。

 

もうちょっとすると、混んでいて予約が必要らしいのですが
6月のこの季節は、とっても空いていました。

電車の中は・・・というと


  通路には動物の足跡。

上を見れば

  なんかいろんな動物。

かわいいっす。


定時で出発。
空はとってもいい天気。窓から吹く風が心地よく、ちょうどいい気候。

釧路川を越えたところで、遠く見えるは岩保木水門。

 

ちゃんと見どころポイントでは、電車がノロノロ減速してくれます。

なんか歴史も話してくれていたけど・・・忘れた◎ 


のんびりのんびり 
どこまでいっても 青・白・緑

これはもう一気に目も頭も肩も心もすっきりです。





ぐーっと曲がって途中駅「釧路湿原駅」

 

すごいです。電車がストップすると、
急に、鳥の声しか聞こえなくなるんです。

鳥たちの合唱があちらこちらから聞こえてきて
思わず、ボイスメモで保存。デジタル社会ばんざい。

本当はもっと時間があれば、1度下車して、湿原を見ながら森の中を散歩し、
木の下で読書なんかしちゃったりして、ふっと転寝なんかしたかったんですが、
とりあえず通過。

リベンジします。
釧路川カヌーもしたいし。



だんだんと世界は湿原へ。

 

くねくねと曲がる釧路川の横を通るノロッコ号。

思わず窓から顔を出して、わーってやっちゃいます。

 BGMは「世界の車窓から」


およそ50分の旅、終点 塘路に着。

 

限定列車なので、次の出発まで約30分。
展望台などに行くわけでもなく、駅の近くをぶらぶら。


  わんこがいました。


少し歩くと、サルルン展望台、サルボ展望台という湿原が見渡せる展望台や
釧路川をカヌーで下るネイチャー体験などができる場所があったようです。
まじ行きたい。

ほんとに。。。

ぜったいまた来るから。



駅前で、「名物」とうたっている「いもだんご」を買いました。

 

そう、これ。私を北国に足を運ばせたバイブル「旅ボン 北海道編」にも出てたんです。

じゃがいも的なものを何者かで伸ばして、甘辛というかなんというかなタレをかけた食べ物。

お味は ・・・・・。


駅前には特に何にもなかったんですが、蕗の葉っぱがビッグでびっくりしました。

 


さぁ!復路です。
同じ路線を同じ電車で帰ります(笑)

 

乗るともらえる乗車証明書も往復2枚!いぇい!

同じ道を通るものの、やっぱり同じ風景に感動。
ほーんとにのんびりで、ほーんとにしあわせ。

のんびりしている車内。

そこに・・・!


姉さん事件です。





しゃしょーさんが突然!


「右手!右側見てください!」と興奮した声でアナウンス。

 

あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!



北海道初の野生動物に遭遇!!!



 

おぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

シカやで、シカ。
ふつーにいるし。
しずかにいるし。
シカです。シカ。


テンション急上昇。

なんていう風景の溶け込み方でしょう!
感動だよ、まじで。
野生動物だよ!
奈良のしかとは違う風格だよ!



その後も目を凝らして外を見ていましたが
他のしかには出会えませんでした。

一度、しゃしょーさんが「あれはオジロワシでしょうか?」
と指差してたので、カメラでズームしてよく見たんですが
トンビでした。感動薄い、ごめんねとんび。

またもや50分かけて釧路駅へ。

往復だけだったけど、結構満足。
今度は途中下車したい。


さ。
まだまだ外は明るい、とりあえず行き当たりばったりで
面白そうな観光スポットを探しにドライブです。



つづく。
 

 


ようかめ(1)

2012-06-18 | そうだ、どこか行こう( ・・)b

なぜ、その場所を選んだんだと人は言う。

2週間も休みがあるなら海外に行けばいいのにと。

みんなちがって、みんないい。

私は、ここに行きたかったんだ。

死ぬ前に、一度でいいから来たかった。

だからもう、死んでもいいかもしれないかも。

でも、行ってみて、死にきれない理由ができた。

なぜなら、もう一度、行きたくなってしまったからだ!!!



と、いうわけで。
6月18日(月)晴れときどき曇り



朝、8:00 羽田空港へ。

ご覧いただいた通り、北は北海道・釧路へ飛び立ちました。


 ターミナルからバスでちょっと先まで行って、飛行機へ。




 飛行機からきれいに見えた富士山。

         航空写真家になりたいと、毎度思う空のきれいさ。。。


およそ1時間半の空の旅を終え 

  ←ココ、赤いとこへ。



釧路空港です!
 


さわやかな風!一面に広がる緑 白い雲 青い空

グリーンロード!パールホワイト!ブルースカイ!

ただそれだけの風景に、涙出そうなわたし・・・。


さっそく車に乗って、ぶいーんと釧路市の街の方へ。
1時間ほどで、市街地へ着きました。

お昼はガイドブックにもあった釧路和商市場へ。


 ほんとに普通の市場です。


実家のご近所、市場だから珍しくはないはずだけど

   魚いっぱーい

        かにーかにーかにー

めっちゃ新鮮な魚介とお酒に合いそうな珍味がいっぱいです★


まずここで、着いて早々ではありますが、お土産を購入。
実家にお届けしようということで、市場のおばちゃんにお勧めを聞き
ちょうど旬まっさかりの時鮭(トキシラズ)の切り身、たらこ、ししゃもの一夜干しをパックに詰め合わせて
仙台へ~~~ んー、送っておきながら、ちょっと食べたかった。

航空便は1度、東京に行ってから仙台へ行くそうです、、、 柿田商店のおばちゃんありがとう~!


それを済ませて、今度は腹ごしらえ。

釧路、和商市場での押しは「勝手丼」 

何かというと、市場の中に構えるお店のどこかで、まずはご飯を購入。



そのご飯を手に持って、お好きなお店をチョイス。

バイキングのように並ぶお刺身の数々を好きに選んで、載せてもらうのです~。




私は左。いくら・中トロ・時鮭・タンタカカレイ・活きタコ

タンタカカレイってね、北海道のしそ焼酎の鍛高譚のラベルに絵が描いてあるんだって。
活きタコは、切られてもなお、うにょうにょしてた。
これにとろろ昆布汁。
もう一個のお味噌汁は、花咲ガニのカニ汁でした。そっちもおいしそうだったなぁ。 


本当は毎晩のお酒の肴に、イカの塩辛とか買っていきたかったんだけどねー。
生もので、持ち歩かなきゃいけないから断念・・・

おなかいっぱいになったところで・・・
なったんだけど。出口にザンギのお店を発見し、
テイクアウトできちゃうから一串購入。

さっそく食いしん坊旅が始まっちゃってますが・・・。

あらためて
おなかいっぱいになったところで!
いよいよほんとの旅のスタートです