♪楽・楽・楽♪

楽しいことに囲まれて、頑張りすぎず楽に考える、そしていつでも音楽の流れる人生を・・・

8月の終わり

2006-08-31 | 日々の出来事 (・ー・)/~~
昨日の雨は半袖で歩くには少しひんやりとした気候でしたが
今日は行く夏を偲んでか、負けじと太陽がジリジリ照る暑い日でした。
今年の梅雨明けは今月の3日と、遅めの夏の到来かと思いきや
かぁっと暑くなる日照時間の多い日は数えるほどしかなくて
気が付いたら秋風、夜には虫の声、短い夏・・・。
去年の9月はまだまだ夕方も暑かったと思ったけれど。
天気予報の晴れを知らせる言葉も「夏日」ではなく「秋晴れ」と変化して
暦は嘘をつきませんね。

いつものように音楽を聞きながら勉強してたら
普段はじっくり聞いたことのなかった曲の歌詞が頭に入り込んできました。
「かけら ほのか」って曲。
今の季節にぴったり。今年の自分にぴったり。
こんな歌詞。

かけら ほのか

夕暮れ時家路をたどる 八月を冷ますやさしい風 / 遊び疲れた夏の笑顔が 僕の前を自転車で横切る

思い出のかけらほのかに 薫る風に乗りやってくる / 草むらに消えたボールと 今も残る擦り傷跡

あの頃に見た夕焼けと 今ここで見る夕焼けと / 同じ色に見えるような 違って見えるような

季節をまたぎ涼しくなる もう待てないと鳴く鈴虫の声

浴衣の君と花火大会 海辺のキャンプ / 下心のキモダメシ

思い出のかけら遥かに 宵闇を連れ帰っていく / 線香花火に火をつけ 今年の夏を閉じ込めて

思い出のかけらほのかに 薫る風に乗りやってくる / 何歳になってもこの気持ち 大切にしていたい

 
こんなの。
ちょっとしんみり
まさに「八月を冷ます優しい風」だし「季節をまたぎ涼しく」なってきてる。
「もう待てない」と鈴虫もキリギリスも鳴いてるよね。

しかもこの夏。最後だからとか、勉強したくないからとか、思い出作りにとか
色んな理由をつけて多少ムリにでも色んなやりたいことをやったから
ほら、「浴衣の君」と一緒に花火大会じゃないけどお祭りに行ったし
「海辺のキャンプ」じゃないけど「川辺でBBQ」出来たし
たぶん「下心」はなかったけど(!?)「キモダメシ」もしちゃったし(笑)
しいて言えば花火してないから「線香花火」で「夏を閉じ込めて」は出来ていないくらい
それでもこの歌詞に書いてあることがほぼ今の気持ちにしっくりきたのでした。
そうだね。ホントにこの夏の思い出は何歳になっても大切にしたいですね。
同じ夏はもう来ないんだもんね。同じメンバーとの夏もね。。。


毎年、この季節になると秋が好きな私は小さい頃
「もう秋だね~、嬉しいね~」
と良く言っていました。
そう言うたび必ず、ダイニングの向かいの椅子に座るおばあちゃんが
ちょっと機嫌悪そうに
「秋は嫌いよ」って言っていました。

「なんで?秋は涼しいし、紅葉が綺麗だし、ご飯も美味しいじゃん!
芸術の秋だし読書の秋だし、ヒカ秋だいすきだよ
あ、分かった!8月はおばあちゃん誕生日だから好きなんだね?」
とか反論すると、おばあちゃんはちょっとだけ笑って
「違うよ。誕生日は歳取っちゃうからイヤだよ。秋はね、なんだか淋しいような物悲しい気分になるから嫌いなの。この辺がポッカリ開いたみたいになるんだよ。あんたにはまだ分かんないでしょうね。」
と胸の辺りを指差して言ってました。
「ふ~ん。なんで?淋しいんだー。秋って・・・
と分かったような顔して、でも全然意味が分からず応えていたと思います。
それからは秋が近づくと「嫌いな秋が来ちゃうね、やだ?」とか聞いては
「イヤだねー」って会話を交わした気がします。
だから私はお命日の春ではなく、秋に祖母を思い出すのでした。
もうそんな会話ができなくなって数年が経ちますが、今年になってほんの少し
秋の淋しさがわかったかな?って気もします。
たぶんおばあちゃんが感じてた100分の1くらい。
もっと単純で、ただ遊べる夏が行ってしまう恋しさに近い・・・。
まったく種類の違うモノガナシサ。


おっと気が付いたら、またこんな長く書いていました勉強せい!
しかもなんだかしっとりとしたお話・・・
今日新しく買ったCD・諏訪内さんのバッハがね。秋の夜を更にしんみりさせてます。
あは、本当はこんな淋しいこと書くつもりじゃなくって
今年の夏は楽しかったなーって陽気に書こうと思ってたのに
ねぇ、もうホントにこの夏で時間が止まればって本気で何度も思ったもん。

とりあえず今年の夏の思い出を共有してくれた仲間に感謝を込めたいと思います。
それから9月はしばらくの間、このブログは意図的にお休みしようかと思います。
泣き言・弱音禁止令。書いちゃいそうだから。
面白いことあったら、現れるかもしれません
でも出来るだけこっちに逃避しちゃうのはナシと決めます
発信制限・・・我慢できるかなー。わかんないけどとりあえず。
あ、着信拒否はしませんのでそこんとこヨロシク。



それではまた笑顔で会いましょう
残りの夏も迎える秋も良い季節にしてください


山形の魅力

2006-08-31 | そうだ、どこか行こう( ・・)b
院試勉強ぼちぼち始めて3ヶ月、それなのにあと3週間も勉強し続けなきゃいけない。多くの同級生は今日で解放。お疲れ様。みんなの解放を一緒に喜びたいけれど・・・ダメだ、その笑顔が重い。ゴメンね、懐狭くて・・・
でも合格の知らせは教えてください。渇にして頑張るからさ!


勉強に飽きたよ。
どっか行っちゃいたいよ


って泣き言いったこの前の日曜日のこと。
本当にその言葉に付き合って、オケの仲間たちが集って旅に出てくれました。
とりあえず電車に乗りたいねってことで、一同仙山線で山形へ。
各駅停車1時間半かけて、何の計画もしてなかったため車中ガイドを見ながら
ゆっくり揺られて旅を始めます。
仙山線って山形の境目まで青葉区なのに、そう思えないくらいの山の中を通るの。
この前行った奥新川も止まったよ。ちょうどBBQをしたあの場所がちょうど駅前だったんだね。
そこもさらに通過して山形駅へ。あいにくの雨
目的は車中で決めた「山形県こども館」「直径1.8m、長さ20mのトンネル」に期待膨らまして駅前を散策しながら探して発見!

え・・・・。これ??

うーんと説明すると、ちょっとすごい児童館な感じでした。
受付してねと言われ、リストに記入。
「仙台市 20歳 5名」
あやしい。。。職質されないだろうかとびくびくしながら中に入ると、例のトンネルとボールプール!子供もいない、ラッキー☆ってことで童心に返って遊びます。
とりあえず、トンネル直径1.8mは嘘だと思う。うん。通れたけどさ。
でもね、2~4階全てが遊び場で、良く分からないのも多かったけどなかなかすごい児童館って感じでした。
絵本のコーナーに懐かしい本がいっぱいあって読みふけった。
何やってるんだろうね、大学生。

おなかがすいたので、こども館をあとにして昼食の取れるとこを探します。
しかし・・・何もない山形市。。。
本屋で見つけたお蕎麦屋さんがちょうど向かいにあったのでそこに入りました。
「さかいや」。ちょっと古めかしいお店。オススメは山形特産冷しラーメン(初めて聞いたぞ)。
お味は、醤油ラーメンをそのまま冷蔵庫で冷やし氷を入れましたっていう・・・な味でした。だけどお店のおばさんがサービスでコーヒーをご馳走してくれたり、絶妙のタイミングでお冷のお代わりを持ってきてくれたり。

そう、食べながら「山形を脱出しよう」と話してたんだけど、食べ終わった頃に時刻表を見たら、仙山線が1時間後にしか来ないことが判明!山形に閉じ込められちゃったなにしろ、食べてる最中の会話が意味なく盛り上がり、時刻を調べるのを忘れてたんだよね。ゲド戦記とか竹の粉とかあざらしの生活とかのせいなんだよ、ぜんぶ。。。

そういうことで山形からしばらく出られなくなった我々は、色々考えて効率の良い動きを考え、仙台駅にもある○-palへ。だって市街にあるものの中で一番楽しそう・・・。商品を冷やかし楽しんで、次の仙山線に乗車。山寺で下車。次の電車までの制限時間40分の間に山門前まで行き、上を見上げて帰ってきました。まぁ次回、紅葉の山寺を見に来て登ろうね、ってことで。

帰りも1時間半かけて鈍行で帰ってきました。4人がけのボックス席に仲良く5人で座って(笑)
幸か不幸か、帰りはそれまでの雨が止み、綺麗に雲が晴れて青空が見え、夕日も差し込んで、更には車窓から大きな虹も見えました。2本も!ま、雨だったけど虹見れたからいっか。


まったく計画性のない数時間の旅でずっと「次どうしよー」ってばかり言っていました。列車の旅は難しい。一緒に行ってくれたみんな、ホントにありがとー。予想通りの楽しいメンバーでした。アウトドアできなくて残念。おかげでこれからしばらく真面目に頑張れる!こういうのんびりは良い充電です。やばい、勉強しなきゃ!って気にもさせてくれるし、ちょっとのことで凹んだり不安になる最近は、みんなといられるってのは最高に支えです。遊びすぎって怒られるかもしれないけど、抜かなきゃやってらんない。下手すると学校も部活も何もかもやめたくなることがあってダメ。今日もね、みんなと別れてリバウンドで一旦凹んで、だけど奮い起こしました。また時々頼ってしまうかもしれません、ごめんなさい。自分でもっとしっかり頑張らなきゃだめだね。。。うん、


電車の旅はドライブの良さとまた違うものがあって好きです学生ならでは次は、紅葉の山寺、あと小岩井・花巻あたりに行きたいですね。今度はもっと晴れ晴れと