この番組の放送エリアは、関西が中心で、山梨・長野を除く関東周辺エリアでは見られないそうである。その理由は、やしきたかじんが大の東京嫌い、東京で放送されるなら降板するとまで、強固な意志を貫徹しているためであるとか。
トーク番組は他にもたくさんあるが、たしかに「そこまで言って委員会」が一番おもしろい。私は日曜日が仕事で見られないため録画しておいて、夜に見ることにしている。本当に「ここまで言っていいんかい」と思うほど、パネラーも思い切った発言をする。時にはパネラーたちの丁々発止と渡り合うさまに小気味よさを覚える。この番組制作にはスポンサーを儲けず、挿入されるのはスポットCMだそうである。だからスポンサーの意向に左右されず、遠慮なしに言いたいことが言えるということらしい
「そこまで言って委員会」の五箇条は、①「秘密はそこまで言おう」 ②「不満はそこまで言おう」 ③「みんなでそこまで言おう」 ④「世のためそこまで言おう」 ⑤「いつでもそこまで言おう」だそうである。
司会・やしきたかじん、辛坊治郎(読売テレビ解説委員)。この辛坊治郎もなかなか辛らつな発言をするし、ユーモアのあるおもしろい人物である。
パネラーは、政治評論家・三宅久之、評論家・宮崎哲弥、弁護士・橋下 徹、落語家・桂ざこば、コラムニスト・勝谷誠彦のレギュラー陣に、毎週、各分野、多方面から色々な人が出演して激論を交わす。
5月27日放送分では、レギュラー陣の他に、森本 敏、江本孟紀、安藤和津、ゲストに伊藤鋼一(元警視庁特殊部隊隊員)の出演であった。
先ず始めは、山口県の「母子殺害事件」の差し戻し審について。今回の弁護側の意見書、21人の弁護団に対して、橋下弁護士を始め全員が怒りを込めて過激な発言をした。この加害者の元少年の氏名、顔写真が載っているHPが今現在もあるが、リンクしたくない。
次に、ゲストを見れば分かるように、話題は当然、あの愛知県で起きた立てこもり事件である。カンカンガクガク激論が交わされたが、結局は自己の保身に走るキャリアの決断力のなさ、指揮系統の不備にあるという。そして、「今回のような立てこもり事件が発生した時、警察は躊躇なく犯人を「射殺」するべきだと思うか?」の問いかけには、8人の内5人が躊躇すべきでないという意見で、あとの3人も全く反対という訳ではなかった。
1970年に、戦後初の犯人狙撃・射殺によって人質を救出した「瀬戸内シージャック事件」では、狙撃手と直接の上司が、人権派弁護士によって殺人罪で告訴された。最高裁で無罪とはなったが、それ以来、上層部は狙撃命令を出すことに慎重になったという。その結果、「浅間山荘事件」では警察官が2名死亡し、多数の負傷者を出すことになった。
その後、1979年の三菱銀行人質立てこもり事件では、誰が致命傷を与えたか分からぬように、大勢の狙撃手が一斉に発砲した。すなわち、「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」ということである。その後、2001年に拳銃取り扱い規範が改定され、警察官の拳銃使用件数は増加したが、やはりキャリアたちは責任をとりたくないのか、なかなか射撃命令が出ないという。そのため、今回のような無様な結末となったのである。
番組中、勝谷誠彦が、「安倍首相は、電車に跳ねられ殉職した警官宅には弔問したのに、なぜ林一歩警部の通夜にも葬儀にも行かないのか。15歳の少年ゴルファーを招く暇があるなら、なぜ行かない」と、怒りの声を上げていたが、まったく同感である。前例を作るなら殉職したすべての遺族への弔問はすべきで、今回は死を悼む言葉すら聞かれなかった。
次は、昨今の中国についてで、もう言いたい放題の悪評に、見かねた辛坊アナが、「8月に中国へ行くことになってるので勘弁してくれ。どこか良いところを1つずつ言ってくれ」というと、「中華料理がおいしい」と安藤和津。「チャイナドレスがいい」、「昔、孔子がいた」、「あの民族を束ねている共産党よありがとう」など、今の中国の良いところを上げるのは至難の技のようだった。
また、「できちゃった結婚」を堂々と発表する若いタレントに、三宅久之が「少しは恥ずかしそうにしろ」と喝ッ! 今流行の「セレブ」は、「成金」と言い換えろなど。
最後は、たかじんの「オチ」で退場して終わるのだが、たかじんの口がファスナーになっているアップは意味深長である。
トーク番組は他にもたくさんあるが、たしかに「そこまで言って委員会」が一番おもしろい。私は日曜日が仕事で見られないため録画しておいて、夜に見ることにしている。本当に「ここまで言っていいんかい」と思うほど、パネラーも思い切った発言をする。時にはパネラーたちの丁々発止と渡り合うさまに小気味よさを覚える。この番組制作にはスポンサーを儲けず、挿入されるのはスポットCMだそうである。だからスポンサーの意向に左右されず、遠慮なしに言いたいことが言えるということらしい
「そこまで言って委員会」の五箇条は、①「秘密はそこまで言おう」 ②「不満はそこまで言おう」 ③「みんなでそこまで言おう」 ④「世のためそこまで言おう」 ⑤「いつでもそこまで言おう」だそうである。
司会・やしきたかじん、辛坊治郎(読売テレビ解説委員)。この辛坊治郎もなかなか辛らつな発言をするし、ユーモアのあるおもしろい人物である。
パネラーは、政治評論家・三宅久之、評論家・宮崎哲弥、弁護士・橋下 徹、落語家・桂ざこば、コラムニスト・勝谷誠彦のレギュラー陣に、毎週、各分野、多方面から色々な人が出演して激論を交わす。
5月27日放送分では、レギュラー陣の他に、森本 敏、江本孟紀、安藤和津、ゲストに伊藤鋼一(元警視庁特殊部隊隊員)の出演であった。
先ず始めは、山口県の「母子殺害事件」の差し戻し審について。今回の弁護側の意見書、21人の弁護団に対して、橋下弁護士を始め全員が怒りを込めて過激な発言をした。この加害者の元少年の氏名、顔写真が載っているHPが今現在もあるが、リンクしたくない。
次に、ゲストを見れば分かるように、話題は当然、あの愛知県で起きた立てこもり事件である。カンカンガクガク激論が交わされたが、結局は自己の保身に走るキャリアの決断力のなさ、指揮系統の不備にあるという。そして、「今回のような立てこもり事件が発生した時、警察は躊躇なく犯人を「射殺」するべきだと思うか?」の問いかけには、8人の内5人が躊躇すべきでないという意見で、あとの3人も全く反対という訳ではなかった。
1970年に、戦後初の犯人狙撃・射殺によって人質を救出した「瀬戸内シージャック事件」では、狙撃手と直接の上司が、人権派弁護士によって殺人罪で告訴された。最高裁で無罪とはなったが、それ以来、上層部は狙撃命令を出すことに慎重になったという。その結果、「浅間山荘事件」では警察官が2名死亡し、多数の負傷者を出すことになった。
その後、1979年の三菱銀行人質立てこもり事件では、誰が致命傷を与えたか分からぬように、大勢の狙撃手が一斉に発砲した。すなわち、「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」ということである。その後、2001年に拳銃取り扱い規範が改定され、警察官の拳銃使用件数は増加したが、やはりキャリアたちは責任をとりたくないのか、なかなか射撃命令が出ないという。そのため、今回のような無様な結末となったのである。
番組中、勝谷誠彦が、「安倍首相は、電車に跳ねられ殉職した警官宅には弔問したのに、なぜ林一歩警部の通夜にも葬儀にも行かないのか。15歳の少年ゴルファーを招く暇があるなら、なぜ行かない」と、怒りの声を上げていたが、まったく同感である。前例を作るなら殉職したすべての遺族への弔問はすべきで、今回は死を悼む言葉すら聞かれなかった。
次は、昨今の中国についてで、もう言いたい放題の悪評に、見かねた辛坊アナが、「8月に中国へ行くことになってるので勘弁してくれ。どこか良いところを1つずつ言ってくれ」というと、「中華料理がおいしい」と安藤和津。「チャイナドレスがいい」、「昔、孔子がいた」、「あの民族を束ねている共産党よありがとう」など、今の中国の良いところを上げるのは至難の技のようだった。
また、「できちゃった結婚」を堂々と発表する若いタレントに、三宅久之が「少しは恥ずかしそうにしろ」と喝ッ! 今流行の「セレブ」は、「成金」と言い換えろなど。
最後は、たかじんの「オチ」で退場して終わるのだが、たかじんの口がファスナーになっているアップは意味深長である。
私たちの意見を代弁してくれるような意見が飛び交うみたいで胸がすく感じです。
関東の人たちももっと及び腰でなく言うべきことを言って欲しいです。黙っていても、遠慮しても悪い方に加担するのと同じなのですね。自民党をまともにするには、選挙で揺さぶりを掛けないとダメなのは今回よくわかりました。自民党、大量得点を取らせて独走させたくないです。選挙がらみのことを言うと難しい問題に発展しそうですが、傲慢、鈍感、ガッカリしています。
もうみんな本気で言いたい放題、あまりの過激な発言に辛坊アナがオロオロ、発言にモザイク? ってこともあります。
東京で放送されると不利益を蒙るので番組を下りるというレギュラーもいるとか。
今回の松岡農相の自殺には驚きました。死ぬぐらいなら説明責任を果たして辞任すればいいのに。
今は、与野党とも方向が見えない感じで、参院選に一体どこの、だれに投票すべきかさえ決められません。安倍総理の力量が問われる最大のピンチですね。
日曜の午後1時半からたかじんのそこまで言って委員会を見ながら、2時になるとケーブルテレビの朝日ニュースターで「愛川欽也のパック・イン・ジャーナル」を交互に見ています。日曜の至福のひと時です。
兵庫県では見られますね。
本当におもしろいというか、小気味よさに胸がすきます。辛坊アナもいいですね。
同じく兵庫県在住の北斗裕二です(笑)
たかじんの番組はたまに見ていますが、所々だけですね。
メールにも書きましたが、安倍首相の件は最初疑問に思ったのですが、その分私が微力ながら林一歩警部にしてあげようと思います。
来月中旬予定で、高校の同級生に会いに行くのと、林一歩警部のお花を供えに行きます
毎日色々な事件が起きて、日々忘れられて行くのでしょうが、貴方のような方が居られることは、遺族の方も救われるでしょうね。
警察も金銭的な面では、遺族への生涯補償は十分になされたとのことです。命は何ものにも替えがたいものですが、せめて残された妻子が不自由なく暮らせることが大事です。
実はコメンテーターの語る番組はあまり見ないのです。本質はオール与党です。それでないとこの世界では食ってけないでしょう。松岡さんのことを攻撃して辞めろと言った人は印象に残ってません。勝谷さんはラジオや自身のHPのほうがズバッといいます。
ホントウはいろんな人のコメントを聞いてよく考えて自分の意見が作れればいいのですが、気が短いのですぐ腹を立ててしまいます。
関西と関東では大分認識の違いもあるようですね。
まあすべてを信じるつもりはありませんが、言いたいことをいう小気味よさが気持ちよく、気楽に楽しめます。
夜の番組ってなにかしら? たかじんのほかの番組はみたことありません。
ディナーショーなんかすごい人気だそうですね。