いつも考えていた。この動物園はどこだろうって…。インターネットで探してみたら、そうらしいのが見つかった。動物園の正面入口や、輝明がいつもホウキで落ち葉掃除をしている広場や、テンジクネズミの説明をする場所などがよく似ているので、多分、千葉市動物公園に違いないと思う。私ってよほどヒマなんだなあ。
園長の久保は本社に呼ばれ、上司から来園者数が減っていることを指摘され、このままでは園長のポストすら . . . 本文を読む
連日報道される飲酒運転による事故、それも教師、警察官、公務員などがとくに目立つ。あれほど全国的に飲酒運転撲滅が叫ばれ、罰則が厳しく改正されても、減らないのはなぜだろう。「酒を飲んでも事故をしなければいいと思った」と事故った後に誰もがいうらしいが、飲んで運転することが悪いことであるという基本的な認識を持たない限り、これからも減ることはないだろう。
先日旅したとき、博多でタクシーに乗って感じたこと . . . 本文を読む
中学2年の我が子を虐待していた母親と愛人の男のニュース。食事もろくに与えず、鎖をつけたままトイレへ連れて行っていたという母親、ふくらはぎに金属棒を挟んで座らせて上から踏みつけたり、脚立の上に正座させ、つけていた鈴が鳴ると動いたといい暴力を振るっていた男。なぜこの子は逃げなかったのだろうか。いつも思うのは、虐待されてもなぜ逃げることをしないのかということである。この子は、どこかで母親の変わることを . . . 本文を読む
最近都市部では、電車内での痴漢による被害が増えているという。片田舎のローカル線ではラッシュなどないので痴漢の話などあまり聞かないが、都市部の朝のラッシュ時には相当あるらしい。
私も50年近く前の高校時代、自慢ではないが何度か痴漢に会ったことがある。汽車通学はしていなかったが、映画館で痴漢にあうことがよくあった。どんなに空いている映画館でも痴漢はおり、暗い場内で、向うは私の美貌など分からなかった . . . 本文を読む
日本のプロ野球界に所属する人物の社会貢献活動を表彰する「ゴールデンスピリット賞」の第8回受賞者が、ソフトバンク・和田毅投手に決定した。発展途上国などワクチンを受けられない子供たちに、昨季から公式戦で1球投げるたびに10本のワクチンを贈ることを決め、勝利投手、完投、完封などでは本数を増加。2年間で合計10万580本のワクチンを寄贈、多くの命を救ったそうである。24日に行われた表彰式の模様をテレビニ . . . 本文を読む
内閣府がタウンミーティング(TM)開催にあたり、閣僚らを接遇する経費として高額な基準を設定していたという。TMの運営は2002年度以降、広告代理店が一般競争入札で受注している。資料は2003年12月の岐阜市での開催分であるが、落札した代理店は内閣府の基準に基づき、到着した閣僚を会場に案内する費用(会場における送迎等)として、スタッフ1人当たり「4万円」、エレベーターのボタンを押す係(エレベーター . . . 本文を読む
奈良県の町立三郷北小学校で今月13日、男児が給食で茶わんに残った米を団子状にして天井に投げるのを担任教師が目撃し、岡本校長に報告した。校長は翌朝、登校してきた男児を校門前で見つけると、ほおをつかんで引き寄せ、尻を6~8回たたいた。男児は転倒し、足をすりむき、ほおにはつめ跡が残って血がにじんだという。男児はそのまま授業を受けたが、帰宅後、傷に気付いた家族が病院に連れて行き、全治1週間と診断された。 . . . 本文を読む
第6話では、一人で飼育日誌が書けるほどになった輝明だが、都古ちゃんの結婚退職により行動に変化が現れる。その内面にある心の動きを、草剪剛は演技とは思えないほどにうまく表現していた。顔の表情、体の動きなど、一つ一つのしぐさに輝明の感情をうまく表現しているように思った。
都古ちゃんが動物園を辞めた日、二人が最後に分かれた思い出の丘の場面は、夕日に向かって自転車を押しながら帰る輝明の後姿がとても切なく . . . 本文を読む
高速ジェット船は6時過ぎに博多港へ到着、そこからタクシーへ分乗して博多駅へ行くことになっていた。しかし、土曜日ということもあり、あいにくの雨と大相撲九州場所が終わる時刻と重なって予約していたタクシーが定刻に来ない。乗車できても市内はラッシュで渋滞続き、想定外の時間をとられたことで添乗員は大慌てだった。予定では博多駅での買い物時間が確保してあったが、それどころか、7時20分発「のぞみ700系」にぎ . . . 本文を読む
整形外科の受付をすませて待っていると、看護師が問診票に記入するように言う。該当事項に記入して、最後の項目の「現在妊娠している・していない・可能性がある」はババアの私には全く縁のないことなので何もしないで提出した。すると看護師が再びやって来て「ここはどれに○を…」と言う。「私は65歳ですから…」「失礼しました。お若く見えたので…」 普段なら喜ぶところだが、足の痛みでそれどころではなかった。それにし . . . 本文を読む