令和5年1月16日
第41回全国都道府県対抗女子駅伝
岡山県3区のドルーリー朱瑛里(しぇり)(津山市 鶴山中)さん、怒濤(どとう)の17人抜きで鮮烈な“駅伝デビュー”を飾る。
従来記録を8秒も塗り替え、中学生区間では県チーム史上初となる区間賞。
昨夏の全国中学校大会1500メートルで圧勝した3年生がロードでも自慢のスピードを見せつけた。
38位でたすきを受けると、最初の1キロは驚異の2分55秒。
「自分の感覚を信じていった。きつい感じはしなかった」とエンジン全開で烏丸通りを駆け下り、ハイペースで押し切った。
背筋をピンと伸ばし、157センチの上背以上に大きく見えるダイナミックなフォームで文字通りのごぼう抜きを演じた。
カナダ人の父を持つ15歳は、今季の中学ランキングで400メートルから3000メートルまで4種目でトップに立つ。
底知れぬ可能性を秘めながら「一つ一つ目の前のことに集中する。
期待は膨らむばかりだ。
京都市のたけびしスタジアム京都発着の9区間42・195キロで行われ、大阪が2時間15分48秒で8年ぶり4度目の優勝を果たした。
岡山は2時間21分17秒で18位
津山朝日新聞(2023.1.16)
スポーツ新聞各紙から報道されました。