羽迫さんの町屋あれこれ・・・佐川の地質~その2
32~不動ガ岩屋洞窟遺跡
と聖獄の鳥の巣石灰岩
縄文時代草創期(12,000~10,000年前)の高知県の
代表的な遺跡である。(国指定の埋蔵文化財遺跡)
旧石器時代から縄文時代に移る頃の住居跡で、石灰岩
帯の鳥ノ巣石灰岩脈に属する佐川町西町にある聖獄の
中腹の南斜面に、洞窟は開口している。
洞内に不動尊像が祀られていることから、
不動ガ岩屋と呼ばれている。
主な出土遺物は、旧石器時代終末の特徴とされる、
草創期の細隆線文土器片、有舌尖頭器(石器)など
日本で最も古い時代の土器とが発見された。
その他タカラガイ、いもがい等の垂飾品等も
多く見つかっている。
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