西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

不登校やいじめの問題

2011-10-12 16:13:34 | Weblog

10月4日の「地元中学校の町内別懇談会」においての課題について、お問い合わせがありましたので、私の個人的な見解(独断的?)に基づき問題提起をいたします。

先ず、不登校・いじめ等の原因、キッカケについて、

この問題は人間同士(人と人と)がどう向き合っていくか、どう関わっていくか、という基本的な問題であります。

子どももいつまでも「子ども」のままではありません。成長するにつれて感情も豊かになり、反対に精神的に不安定な時期に入ります。(感受性が強くなる)これを「脱皮」と捉え、遅い早い・小さい大きいは有りますが、必ず来る。来なければ「大人になれない」まま、いつまでも親の寄生虫のように生きている人間になってしまうのでしょうか。(ピーターパン症候群)

家庭内の不和、もめごとを学校へ持ち込み、先生にも否定的に見られるともうそこには居場所すらないのであります。

そのうち、大量な知識の詰め込み、画一的な学習、授業が分からず、勉強することが苦痛。(偏差値教育の弊害)

詰め込み教育の弊害が伸び盛りの子どもたちの心の中にストレスとなって溜まり、家も学校も面白くなくなる。

ますます子どもたちは追い込まれ、親や教師に対する批判となり、それと共に子どもたちとの距離もますます遠くなる。

「落ちこぼれ」をつくるキッカケになり、これが人権侵害の問題「イジメ」を生む事になります。

おとな社会は、「イジメ」は当事者だけの問題で片付けるのが、一番簡単で楽な方法である訳です。

本来、「家も学校もたのしい」ところでなければならず、教育の目的も「人づくり」にあると考えるのは私だけでしょうか。

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 昨日早朝、地元中学・校門前にて「薬物乱用防止」活動の一環としてチラシ配り。

校長・教頭はじめ、サッカー部の顧問・先生、そして部員の生徒にもお手伝いいただきました。

皆、元気に礼儀正しく、頼もしく見えました。この生徒たちにとっては「学校」と云うところがとても楽しい、先生との対話も十分浸透しており、安心しました。サッカー部員には女子生徒(日本代表クラス?)も二人見えるとか、楽しみですネ。

この子どもひとりひとりの能力をいかに引き出し、伸ばしていくか、これこそが今後の「豊かな地域そして日本」になるかどうかの「瀬戸際」、教育の原点ではないでしょうか。偉そうなことを列記しましたが、、「親子・先生と教え子といえども、人間関係はどこまで信頼関係を築けるか(信頼関係が無ければおしまい)」、「日頃の対話がいかに大切か」、私はこれが言いたかったのであります。

その背景には、私には理解できない、もっと奥深いモノがあると思いますが、皆がその当事者になって解決法を探るのが一番の近道かもしれません。

続く。