狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

醜いアヒルの子?

2009-11-30 04:57:29 | ひとりごと



写真は「オオバン」と言う名前の鳥・・・です。(多分そうだと思う)
最初に見かけたときは「ヒドリガモの子?」かと思っていました
それくらい自然にヒドリガモの群れの中に溶け込んでいたのです
その後「川鵜?」かとも思いましたが、川鵜にしては小さすぎるし
嘴の形も違うしね・・・。


昨日も散歩している時に見かけたのです、距離はありましたがなんとか
見分けがつく程度には撮れました。帰宅して調べて見たところ、どうも
「オオバン」という名前の鳥のようなのです。


ところが(Wikipedia)で調べたら以下のように書かれていました
*********************************************************
日本では、東京湾が生息の南限とされた時期があったが、ここ20年来
生息域は西方に拡大し、琵琶湖などでは毎年数百羽の群がみられるよう
になった。さらにその一部は繁殖をしている。
*********************************************************
これらを考慮すると、福岡でオオバンが見られるということは珍しい
・・・と言うことになりますね。僕が見た鳥は、本当に「オオバン」?
なのでしょうか?専門家では無いので何とも判断のしようが有りません


醜いアヒルの子・・・のように、コレは幼鳥で、大きくなったら全く別な
違う鳥に・・・なんて思ったりしています。写真に撮ったのは1羽ですが
少し離れた場所にもう1羽いました。


黒い鳥はカラスか川鵜・・・くらいしか見かけないので、珍しいと思い
写真に撮りましたが、果たしてこの鳥の名前は「オオバン」なので
しょうか?





鳩が群れる木

2009-11-30 02:38:30 | ひとりごと


最初は別段「不思議」だとは思わなかった。何回も同じ光景に
出会って初めて「何で?」鳩が群れている?と、そう思った。


ざっと20羽近くの鳩が木の上で、地面で、しきりと何かを啄んでいた
近寄っても逃げずに居るので、よくよく見てみたらなにやら黒い実を
食べていた。あっ「椋の実」だ。椋の実は夏の終わり頃、まだ青いのを
取ってきて米びつの中に入れていた。何日かして米びつを覗いて見ると
青い実が真っ黒に変わっている。黒くなると熟れた証拠で、米びつから
実を取り出して食べた。


種が大きくて食べるところは殆ど無いのだが子供の頃は甘いもの欲しさ
に好んで食べていた。木で黒く熟すまで待っていたら、実は殆ど手に
入らなくなる。殆どの子供が獲っては食べるからであった。


有る文献には
椋の木=椋鳥(むくどり)の好物(木の名前もこれが由来らしい)・・・と
書かれていた。その実を鳩が食べていたのだ、群れていた理由だった。


そう言えば警弥郷橋の近くでも椋の木を見たが、確かに黒く熟した実が
ついていた。半分乾燥して表面が皺になっていた。僕らならそういう物
は、もう食べないが、鳩には、冬場の餌がない時で、唯一の食べ物なの
かも知れなかった。


場所は、僕が散歩コースにしている、那珂川の川縁で、写真の少し先・・
辺りだったろうか。あれだけ群れて食べていたら、椋の実は直ぐに無く
なってしまうだろう。そうしたら、また別な椋の木を探すのだろうか?

鳩も人間と同じように、この時期、苦労が多いな・・・。