狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

餌付け

2009-11-28 00:26:01 | ひとりごと



散歩コース途中に「みらい大橋」という、橋そのものは1年も前に完成
している橋があります。完成はしているが、現在車は通行止めになって
います。人と自転車のみ通れるようにしてあるのですが、過日この橋を
渡っていると、ヒドリガモが20羽近く寄ってきました。


エッ・・・なんで野生の鴨が僕の姿を見て寄ってくる?
そう思ったのです。普段なら足音がしただけで飛び立ってしまう臆病な
鳥なのです。橋の上から暫く覗いていましたが一向に立ち去る気配がない
のです。コレ幸いに写真を撮っていたら、やがて鴨達が騒ぎ始めました。


見るとお年を召した女性がパンの切れ端らしきモノを鴨に投げていました
鴨が僕の姿を見て寄って来たのは「餌を貰える」そう思ったのでしょうね
基本的には野生の鳥たちに餌はやらない方が良い・・・と思っていますが・・・
あげたくなる気持ちは判らないではありません。


昔住んでいた処では、木にミカンを吊して、目白や鶯などが啄むのを
見ていた事があります。何かの本に、野生の鳥に餌をあげて良いのは
冬場の餌が少ない時期だけなら・・・というような事が書かれていました


同じ那珂川に居る水鳥でも、鷺やカイツブリや川鵜などは、川の中で懸命
に餌を獲っています。そういう鳥たちは人が与える餌には見向きもしません
が、鴨は直ぐにやって来て餌を食べていました。


鴨に家をつけたら「家鴨=アヒル」と呼びますから、鴨は人に慣れやすい
とりなのでしょうか?


写真は僕が歩く姿を見つけて寄って来た「鴨」です。