狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

青春のひとこま

2009-11-12 00:47:21 | 映画



10日夜からの嵐は11日に引き継がれ、風が吹き荒れる一日だった
気温も、多分20度までは上がらなかっただろう。


11日夜、CS放送で懐かしいタイトルの映画を放送する・・と番組表に
書いてあった。哀愁一杯のメロディ、音楽は確か「ニーノ・ロータ」
ルネ・クレマン監督 アラン・ドロン主演の「太陽がいっぱい」だ。


コレまで幾度となくTVで再放送されているので、もう4,5回は観ている
だろう。僕が初めてその映画を観たのは17歳、青春真っ只中で、確か
中洲の封切館に友人と一緒に観に行った。学校帰りに・・であった。
ラストシーンが強烈に印象に残っている。


主演のアラン・ドロンよりも、相手役を演じた女優マリー・ラフォレの
美しさが強く記憶に残った。後に彼女が歌う歌を聴いたが、さて、どんな
歌だったか記憶が飛んでいる。ポップス系の歌だったような・・・


「太陽がいっぱい」の原題は「才人リプレイ君」作者はパトリシア・ハイ
スミス。近年、マット・デイモンが主演した「リプリー」を観ていたら
コレ、太陽がいっぱいに似ている・・・と思った。調べて見たら原作者が同じ
だったが、リプリーは太陽がいっぱいのリメイク版ではない・・と書いて
有った。僕からして見るとシュチエーションは違えども内容は太陽がいっぱい
・・・と同じで、リメイク版のように思えた。


17歳の時に観た「太陽がいっぱい」青春のひとこま・・としていまも強烈な
印象を持っている。映画は、一つ一つタイトルを覚えきれないほど観たし
今も飽きずに観ている。これらを系統立てて記憶に残していたら、淀川長治
さんや小森のおばちゃんの後を継いで映画の解説者になれたのかも知れな
いが、悲しいかなそんな記憶力は持ち合わせていなかったし、そういう努力
をしなかった。


写真は「セイタカアワダチソウ」で通潤橋の遊歩道脇で撮ったものです
昔は「アレルギー」の元凶のように言われていましたが、僕は好きな花
の一つです。確か、記憶が正しければ「十朱幸代」がセイタカアワダチソウ
というタイトルの歌を唄っていたと思います。