狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

凄かった!五家荘

2009-11-08 05:18:07 | 

最後の秘境と言われる五家荘、今でも手付かずの自然が残っている
五家荘は平家の落人の里である・・と言われている。
五家荘とは樅木・椎原・久連子・葉木・仁田尾の5つの集落を指す。


・・と、ここら辺りまでは調べて出かけたのだが、まだまだ情報不足
だったようだ。折角出かけた五家荘、肝心な写真は1枚も撮っていない
撮れなかった・・という方が正しいかも知れない。


往きは松橋の方から入ったのだが路が険しく道幅が狭い。離合する車の
運転に気を遣い景色を見るだけの余裕が無かった。幾度となく車をバック
させないと、車が離合できなかった。三和の信号から約23Kmの山道を
二本杉まで行くのに小一時間もかかった。


二度と通りたくない道になった。・・で、帰りは予定通り人吉に抜けること
にして、早々と出発したが、暫く下ったところで二進も三進も動かなく
なってしまった。待たされること約2時間。原因は道幅の狭さとバスだった
この狭い山道に団体客のバスが10台以上も上ってきたのだ。


それでも遅まきながら、ここら辺りの人達が交通整理をしてくれたお陰で
何とか五木まで下りてきた。ここからは川辺川沿いの道を一路人吉へ
道幅の狭さは、話せば切りがないから止めにするが、兎に角散々な思いを
した、五家荘行きとなった。


凄かった!五家荘・・とは、道幅の狭さだった。
運転が上手い人達ばかりが来ている訳では無く、明らかにまだ左に寄れる
のに、中途半端に車を止めてしまうものだから、余計に車は動かない。
上ってくる車と崖との間はほんの何センチしか無かっただろう。そんな
狭い場所が至る所にあるのだ。そこにバス・・・ときては離合は困難である。


秘境「五家荘」として観光客を集めるのなら、道幅を広くするか
道路規制をしなければ、また同じ事になる。五木に入る途中の集落で
土地の人に聞いたら「明日は(日曜日)車の制限をする」と言っていた


どう制限するのか、難しい問題でおそらく大渋滞は避けられないだろう
回ればもっと「秘境」を楽しめただろうが、情報収集不足でやむなく早々
と帰路についたが、今度出かけるなら小さな車が良い。


写真は「通潤橋」で、此処までは長閑で予定通りの旅だった