狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

問題山積

2008-05-10 01:28:31 | ひとりごと

9日の予報は外れて、雨はAM9時頃から降り出した。
一日中シトシトと降り続いている。今も雨音だけが真っ暗な
闇の中に響いている。


僕自身の代わりはいない・・と、判っていても、次々に肩に重く
のしかかる難問に悪戦苦闘の日々である。一つが片付くとまた
別な問題に直面する。



子供の頃遊んだ将棋の「山崩し」のように、安全な駒から順に
崩していくしかない。悩みがない人間なんていやしないのだから
押しつぶされないように、踏ん張って、一歩一歩進むしかない


何も考える事無く、自分の世界で生きていた子供の頃が懐かしい
社会人になる前の学生時代までが、自分の世界でのみ生きられた
まるで「天国」のような時代だった。振り返ってそう思う。


成人し、社会人になり、自由に生きられるようになってからが
「責任・・という、目に見えない囲い」に気付き、自由が自由で無く
なってくる。自ら発する総ての言動は自分の責任で解決していかなく
てはならない。それは時に、自ら責任を取られない、親兄弟の事に
まで及んだりする。



一番下に生まれながら、コレまで自分がしてきたことは「長男」と
しての生き方だった。それを親兄弟が認め望んで来たように思う。
昔先輩が「一番下に生まれても、君は(長男)として生きるように
運命付けられているのだよ」・・と、言った言葉が思い出される。



自分に完璧を求めるものは満足が得られず、他人に完璧を求める者
は、がっかりする。神は人を許し、自分を許しなさいと言われる。


西郷隆盛を評して「大きく突けば大きく、小さく突けが小さく響く
鐘のようだ」と、言った人がいます。僕が偉人に近付けるとは思わ
ないが、願わくばそうなりたいと・・・


優しさは無限に持っている。少々押しつけがましいきらいはあるが
時には甘えてくれると、ぼく自身も心が休まるし、嬉しい。
出来るときに、出来ることをするのは、誰でも出来る。出来ないときに
出来る事をするのには、深い思い遣りと愛情が必要だ。


甘えることも、一つの愛情表現であり、叱る事も愛情が必要なのだ
愛情がないのは、叱りではなく怒りなのである。怒りは人の心には
響かない。



写真は「姫檜扇」の白・・です。花言葉は「誠実」