狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

ただいま・・

2008-05-02 03:24:30 | ひとりごと


「お帰り」
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
余程疲れて居るのだろうな。


写真をアルバムにUPする準備をしていたらこんな時間に
なってしまった。そろそろ眠らなくては・・・。


前に、僕の誕生花は「無花果」だと書きました。無花果は
花は咲きますが見ることは出来ません。


僕らも無花果のように花は見ることが出来ないのです。
見えないところに花を咲かせる努力をしています。


まだ続けるの?お前・・・と、何処からか聞こえてくる。


造っても造っても流されてしまう砂の城。石の城に「蟷螂の斧」
で立ち向かっても、どうにもならないことなのです。
賽の河原で石を積んでいる、自分が見えてくる。 


音沙汰無い時間にもだいぶ慣れてきた。慣れなくてはいけない
のに、一方で、慣れたくない、という気持ちが有る
なるようにしかならない・・・そう思うことにしている。


それでも
苦い過去の「棘」の思い出が蘇る。また同じ事を繰り返している。


それでも尚繰り返す自分の姿が見えている。どうしようもない
多情な人間なのであろうか・・・僕は。



写真はトリトニアの花です。前に「白」をUPしましたが、これは
「オレンジ色」です。花の大きさは2~3cm程です。



蒲公英(タンポポ)

2008-05-02 00:05:09 | ひとりごと




蒲公英(タンポポ)
どこででも見かけるポピュラーな花、種子は風に乗って飛んでいく。

種子の冠毛が丸く集まっているようすが「たんぽ」(綿を丸めて
布などで包んだもの)に似ていることから「たんぽ穂」と名づけられ、
たんぽぽ」になった。漢字の「蒲公英」は漢名から。

都市近辺で見られるのは、ほとんどが帰化植物の「西洋たんぽぽ」
だと言われています。写真のタンポポは練習場で見つけました。



タンポポの種子は風を待っています
大好きな南の島に行きたいのです

今にも弾けてしまいそうに大きく膨らんで
旅立ちの準備は整っています

南の島に行くには「北風」がいいのです
しかしこの季節に北風は吹きません


それでもタンポポは北風を待っています
早く飛び立たないと、ひとりでに弾けてしまいます


雨も大敵です、濡れて重たくなれば遠くに飛んで
行くことができなくなります


近くで草刈り機のエンジンの音も聞こえています
「早く、早く、北風よ吹け!」タンポポは心の中で叫びました


どんよりとした、蒸し暑い、こんな日に北風どころか微風すら
吹いてくれません


その時です「グゥワーン」と激しい音が鳴り響きました


タンポポの「南の島」への夢は儚くも消え、その場に種子を
弾かせてしまいました



「来年また会おうな、今度こそ夢を叶えろよ」僕は心の中で
タンポポに、そう、声をかけました。