狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

明日は「七夕」

2006-07-06 22:23:01 | ひとりごと

からの予報です。

僕が小さいときや子供が小さいときには、七夕には願い事を書いて
笹に結びましたが、今は子供も大きくなって七夕の飾りすらしなくなりました。

七夕は暑い時の行事で、僕は今の今まで「季語=夏」だと思っていました。
暦の新旧を換算してみたら昨年は「新7月7日=8月11日」今年は閏年に
当たるようで「新7月7日=7月31日と8月30日」の2回7月7日が有ります。

大体は立秋の後に七夕が来るので(今年は8月8日=立秋)旧暦で行うとすれば
8月30日になるのでしょうか。

日本の有名な七夕祭りが行われている「湘南ひらつか七夕まつり」は新暦7月7日に
「仙台七夕祭り」は旧暦で(新暦の8月7日を中心に)祭りが行われています。
我が福岡では大がかりな祭りは有りませんが、子供達は新暦7月7日に七夕飾り
をするようです。僕らが子供の頃は正月も、おひな様も、端午の節句も七夕も
旧で祝っていましたね。

以前「甘酒」の季語は・・なんて事を友人と調べた事が有りました。
甘酒はおひな様の祝い酒・・だと思っていましたので「季語=春」
そう信じていましたが、残念ながら「季語=夏」でした。
七夕の季語は、その時と同じような驚きを覚えました。
「七夕の季語=秋」でした。


別段俳句を詠むわけではないので、季語を知らなくとも生きては行けますが
疑問に思うことは調べないと気が済まない質なので、調べてみた次第です。
人々が旧暦で生活していた時代、閏年がある時の七夕をどちらで祝って
いたのかは、これからの勉強次第です。


明日の七夕、童心に返って七夕飾りを立てて見たいものですね。
今だから書ける、書きたい願い事など短冊に書いて笹に結ぶ・・
カミサンに言ったら「することは無い」・・だと。

身知らず

2006-07-06 12:09:17 | 花造り

台風3号の進路が気掛かりです。
写真は木槿の花です。1週間ほど前に写したモノですが
今は毎日沢山の花をつけています。この木槿は大げさ
ではなく、一度に沢山の花を咲かせるので雨が降ると枝が
折れそうになります。

仕方がないので支柱を二本立てて支えてやりました。
カミさんの里が福島で、会津の身知らず柿の話をします。
「その名まえの由来は、身の程知らずなくらい沢山の実を
つけることからきている」という説もあるそうです。

「会津身知らず柿」は渋柿なので、そのままでは食べられませんが
渋抜きすることでとても美味しくなるとのこと。
話が脇道に反れましたが、今、木槿の花がホントこの身知らず柿
のようだと思いました。

昨年、樹高50cm程の苗を鉢植えにしていますが、今年は既に
1.2M位にまで成長し、花の大きさも昨年の1.5倍くらい(約10cm)の
大きさで蕾も数え切れない位一杯つけています。

花は一杯咲かせますがその命は「槿花一朝の夢」という位短く
早朝に咲いて夕刻には萎んでしまいます。花は純白で八重咲きです。
余り大きく育てたくは無いので花が終わったら剪定しようと思っています。