ADDやADHDがあると
どんなに注意深く 一生懸命がんばっていても
他人から攻撃されたり バカにされたりする失敗とは
無縁で生きられないと思います。
またアスペルガー症候群だったり 高機能自閉症だったりすると
どれほどまじめに人間関係に悩みながら暮らしていても
うまく周囲になじめない辛さや 他人からうらまれたりにくまれたりする場合を
なくすことはできないと思います。
LDがあれば がんばっていても真剣でも
バカにされたり ののしられたりすることは
避けられないかもしれません。
どうせ避けられないのだから
自分で自分を攻めたり
攻撃した相手や社会をうらんだり
「どうしてこんな悲しい障害があるのか…?」と
悲観するよりも
「他の大勢とは違うタイプの脳」で生きていくという
強い覚悟を持った(持たせた)方が
良いように思います。
うちの子ら…特に息子は
私に似ているので かなりの右脳優勢なタイプです。
なので ADD的?~な注意欠陥が原因の失敗が
後を絶ちません。
得意なことは とことん得意だし
努力を惜しまないので
見たところ他の子らより
何でもこなせているようにも見えるのですが
他の子はこれはしないだろう~という
「トンデモ」レベルの失敗を
一度と言わず 数回繰り返してしまったり
「よりにもよって…。」という周囲に迷惑をかけるような日に
遅刻してしまったりするので
気が気じゃありません。
でも得意なことも多いため 原因が脳の癖にあっても
説明しても理解してもらえないため
当然 心がずたずたになるような叱られ方をしているときも
あります。本人のショックも深いです。
本当は どの子よりそうしたミスをしないように気にかけていたり
まじめで慎重な性格だったりするのに
「ADDでない人」には 思いもよらない部分で
いくつも「トラップ」
が仕掛けられてるので
自分が自分にだまし討ちされたような感覚で
ミスをしてしまうんです。
息子が自分の失敗に傷ついていると
親としてはとても辛いです。
でも 自分がどういう失敗をする傾向があるのか自覚することは
将来のためにも 絶対 必要だと感じています。
それで 失敗のあとは
ただ失敗しないでおこうと思うだけでは うまくいかないこと。
失敗の原因を突き止める大切さ。
失敗しそうなとき プライドを捨てても周囲に助けを求めること。
失敗しやすい性質なのだから 普段から周囲の子以上に人に親切にすること。
自分の特技であるクリエイティブな部分を大事に大事にすること。
たとえ欠点があっても 得意なことを伸ばしきったら
カバーできる部分も多い。
など話しています。
発達障害があったり 発達障害の子と良く似た弱さを持っている子は
上手に「失敗」すること
「失敗」から しっかり学んでいくこと
が とても大事だと思っています。
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