川崎市・狛江市・世田谷区 静岡県牧之原市 整体スクール「日本徒手整体アカデミー」日本徒手整体施術院

東京・神奈川・静岡で整体師資格取得は「日本徒手整体アカデミー」。「巡心流整体術」は当校独自手技。講師によるブログ。

花粉症と整体

2011年02月19日 | 学院長のコラム、ブログ

こんにちは!院長の佐々木です。
そろそろ花粉症の季節が始まりました。皆様は大丈夫ですか?
整体で何とかなりませんか?というご意見も頂戴しております。その為のアプローチも存在しますが、まずはご自身の習慣を変えることでかなり改善してきますので是非お試しください。

・甘いものを控える
免疫に関わる臓器「脾臓」を養生する為です。黒糖や蜂蜜などは丈夫にしますが、白砂糖の過剰摂取は脾臓に働きを弱め、免疫力を低下させます。少量でも継続して摂っているとダメージを与えますね。

・果物を控える
果物の果糖がやはり脾臓を弱めます。また、身体も冷やしリンパの働きを低下させます。

・塩分、香辛料を多めに摂取する
身体を暖めます。気管支も強化します。その他ネギ、生姜等もおすすめです。塩分は精製された食塩などは逆効果なので自然塩にしましょう。

・腹式呼吸をしましょう
鼻から吸って口から吐きます。気管支を強化し免疫力を向上させます。

・鼻は塩水で殺菌
口のうがいだけではなく鼻も洗浄するように習慣付けましょう。できれば塩水を鼻で吸って「ふんっ」と鼻をかむように出します。

・夜の12時には寝て朝は太陽を30分浴びましょう
自律神経のバランスを整えます。アレルギー全般交感神経が優位になっています。

・甜茶やきのこ類の摂取もお薦めです
いずれも免疫力を向上させます。

いかがですか?是非実践してみることをお薦めします。
整体では肺、脾経絡、頭蓋仙骨療法等を特に重視します。

お問い合わせ、お申し込み、御意見等お気軽にご連絡下さい!!
info@aoyamaseitai-ac.com  TEL・FAX03-3477-7009
日本徒手整体アカデミーHP http://www.aoyamaseitai-ac.com/
日本徒手整体トレーナー認定協会 http://www.kotuban.info
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受講生の声はこちらの掲示板から http://aoyama.bbs.coocan.jp/
佐々木学院長の写真付コラムはこちら http://melmaga.toy-hoken.co.jp/karada/


ホリスティックセラピスト養成講座のお知らせ

2011年02月15日 | 学院長のコラム、ブログ

当校では整体のプロ養成だけではなく、一般の方の整体講座も開講しております。ご家族のコミュニケーショツールとして!あなたも「一家に1人」のホームセラピストへ!これから整体のプロを目指したい方へのビギナーズクラスとして!「健康」を追求したい方!豊かな人生啓発として!
長年の冷え症、生理痛を克服したい!肩こり、頭痛、腰痛の本当の原因を知りたい!薬に頼らず体質改善したい!自分の身体がどういう状況かを把握しその対応法も知りたい!花粉症やアレルギーを自力で克服したい!・・等。
東洋医学的エッセンスの食育や健康法を身につけたらもっと快適に生活ができるのに・・・という思いから実現したお母様にも人気の養成コースです。

ホリスティックストレッチも伝授致します。画一的にストレッチやヨガを行なっても歪みは解消されず、むしろ増長させてしまうのです。
どんな健康法や薬も万能ではありません。
貴方の体質、バランスに合った貴方だけの食育、貴方だけのストレッチをセルフ&ペアワークでお伝えします!!

カリキュラム内容:東洋医学的 医・食・住の実践の仕方、陰陽五行論、風邪、冷え、むくみ、婦人科、アレルギーなどの考え方。全身整体、骨盤、脊椎矯正術、骨格調整ストレッチ、セルフコンディショニング法等計10単位26時間、受講費:6万円


冷え症

2011年02月14日 | 学院長のコラム、ブログ

冷えが辛くて・・というお客様が少なくありません。慢性的に何年も悩まされている方が非常に多いですね。

もって生まれた体質もある程度ありますが、飲食やライフスタイルを改善すると冷えはほぼ完治します。

・お水をしっかり摂取する

参加した血液が腎臓でろ過され、血流、ホルモン分泌が活性化されます。むくみも解消されその分冷えも緩和します。この場合天然水じゃないと効果がありません。

・塩分をしっかり取る

塩分といっても食卓塩では×です。粗塩、岩塩などの自然塩で良質なミネラルを摂取します。代謝が上がり身体が温まります。血圧の心配はありません。

・香辛料の摂取

香辛料も体温を上げます。唐辛子、生姜、コショウ、山椒等です。

・根菜類の摂取

地面に根が生えたものは身体を暖めます。ごぼう、人参、カボチャ、イモ類等

・カフェインを控える

コーヒーなどは交感神経を優位にし冷やしてしまいます。

・太陽を浴びる

セロトニンを分泌させ、自律神経を安定させます。

以上の事を実践するだけでかなり冷え症は改善します。果物、水物を取るとむくみやすく、水着を着ているような状態になり内臓も冷えるので控える事も肝心です。

東洋医学に基づいて、腎、心、脾、肺経絡等を刺激し活性化します。いずれも血流を促し体温を上げ、自律神経をコントロールされていきます。


背中の盛り上がりと股関節の痛み

2011年02月07日 | 学院長のコラム、ブログ

背中の盛り上がりと股関節の痛み

先日ご来院頂きましたお客様に仰向け時での背中の当り感に左右差が感じられる、違和感があるということと、右股関節の違和感を訴える男性の方がいらっしゃいました。

うつ伏せ時の背中の高さを見ると左側の肋骨が盛り上がっていました。ほぼ胸椎と肋骨の左側全面です。この傾向として脾臓や膵臓の疲労が考えられ、既往歴が無い場合ほぼ内科的な問題です。

脾臓がお疲れの方は大抵甘いものがお好きな方が多く、こちらのお客様も例外なく甘い物好きで、夕食後などには食べずにいられないそうです。お気持ちよくわかります。また、脾臓はリンパを生成する臓器なので免疫系、自己免疫疾患にかかわりが深くアレルギー系で何か症状が無いか訊ねましたら、10年来の花粉症に苦しんでおられるとのこと。

 背中の違和感は脾臓の問題、改善していくには整体施術とともに甘いものをある程度控えた食生活の実践が必要である旨をお伝えしました。

 次に股関節ですが、一通りの可動検査をしても大きな左右差や制限は見受けられませんでしたが、空手を2年ほどされているそうで、回し蹴りの時に痛むとの事です。その為、ストレッチを一生懸命行なってかなり柔軟性がついてきたようです。

 ただ、この場合痛みは柔軟性ばかりに起因するものでもありません。関節の痛みを硬さからくるものだと考え過剰にストレッチを一方へ行なう方が少なくありませんが大抵この場合悪化させています。

原因の一つは、先ほど述べた脾臓=リンパの問題もあり、そけいリンパに少し滞りが生じ違和感につながっていることも否定できません。そして何故、右側かというと、先ほどの左背中の盛り上がりが原因となります。

左右両足とも稽古では勿論練習するそうですが、片脚を蹴り上げる時必然的に逆側の肋骨、胴体は縮み同側の胴体は伸びる動きとなります。

 この方の場合、左盛り上がりの為、右足を振り上げた時に生じる左背中の縮み動作が右の背中に比べ非常に硬い動きとなってしまうことが原因です。盛り上がっている=伸びきっているので縮めづらい、ということになります。

その為、肋骨や骨盤との連動性が小さくなり、脚だけの動きに頼る為、恥骨が歪んだり股関節などに炎症が起きてしまいます。もともとリンパも問題もある上、胴体のアンバランスからくる可動制限も手伝って股関節の問題も生じていたようです。

つまり、甘い物、花粉症、背中のアンバランス、股関節の違和感は全て同じ原因で繋がっていたようです。

筋肉の上の層の筋膜という組織をゆっくり緩め(筋膜リリース)、背骨と肋骨の動きをつけていきます。

勿論、内科的活性をねらい経絡での施術も行ないます。最後は骨盤、仙骨、股関節、胸椎等を矯正していきます。

 甘いものを控えること、胴体のバランス、可動性を促進させるエクササイズ、骨盤のストレッチをお伝えして一通りの施術を終えました。

 傾向として後年に格闘技をはじめると、長年の胴体バランスが染み付いていて、うまく四肢と胴体が連動しきれず股関節等の怪我に繋がることが見受けられます。技術を成立させるのにはまず軸を磨いた上で進めていくことが肝要のようですね。