川崎市・狛江市・世田谷区 静岡県牧之原市 整体スクール「日本徒手整体アカデミー」日本徒手整体施術院

東京・神奈川・静岡で整体師資格取得は「日本徒手整体アカデミー」。「巡心流整体術」は当校独自手技。講師によるブログ。

季節の変わり目にご用心を

2012年03月31日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
今回のコラム紹介は2002年、4話目「季節の変わり目にはご用心を」をご紹介します。

最近、風邪を引いている患者さんがよくいらっしゃいます。
朝晩と日中の気温差が激しいので、うまく環境に対応できず体調を崩す方が多いのではないでしょうか。

風邪はもちろん、どんな病気でも早期に対処するに越した事はないのですが、実際に引いてしまった場合の整体的対処法を、いくつか挙げてみたいと思います。東洋医学では「頭寒足熱」という言葉があるように、熱があっても寒気がしても、まず足を暖めます。
熱~い湯に5分ほど足を入れて、足湯をしましょう。実際風邪の時は、足がとても冷たくなっていますよね。徐々に熱が全身に伝わり、汗が出るまで続けます。
イメージとしては、出た汗が毒素として排出されていく感じです。
これは、のどの症状にも効果的です。
お風呂でも、熱~いシャワーなどで首の付け根の背骨周辺を暖めます。
このあたりには、東洋医学での「風門」・「大椎」など風邪に効くツボがあるのです。ドライヤーの風をあてたり、蒸しタオルのようなもので暖めても良いでしょう。この蒸しタオルは、頭痛・鼻水などにも効果があります。

これらは整体的物理療法といえますが、運動療法ならやはりストレッチがお勧めです。身体に歪みがある時に自然治癒力が低下し病気になる、という考えがこの場合にも当てはまるので、第一回目の整体法で示した骨盤矯正法を行なってください。

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血行を良くするには、仰向けに寝て膝を片方ずつ両手で抱え、ゆっくり胸に引き寄せるストレッチ(各約30秒)や、あぐらをかいた状態で両足の裏を合わせて股関節を開くストレッチが有効でしょう。この時、両手で両つま先を軽くつかみ、そのまま両肘で左右の内ももを押して刺激すると尚良いでしょう。

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ビタミンBやCなどの栄養摂取も忘れずに。
最後に、先程の「頭寒足熱」につながることですが、枕を北に向けるのは合理的です。日本では北枕は死人と同じで不吉などといわれますが、南に向けるのは「頭寒足熱」の観点から良いとはいえません。
本当かな?と思われるかもしれませんが、是非試してみてください。


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胆経で体軸矯正

2012年03月26日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
今回のコラム紹介は2010年87話、「胆経で体軸矯正」をご紹介します。どうぞおためしください!!

腿(もも)から脛(すね)の外側に走る筋肉は、靭帯(じんたい)とつながる強固な結合組織で、この筋肉の緊張が膝痛、腰痛、神経痛の要因となります。
東洋医学では胆嚢(たんのう)の反射ラインである胆経(たんけい)と言われ、肝臓や胆嚢の反射を指し、更に背中や肋骨の状態を反映します。
こむら返りのように脚がつった時は、このラインが硬直しています。

主に筋肉疲労全般の治療に使われ、この筋肉が硬くなると身体の軸が偏ってしまいます。

普段から刺激し強化することで疲労回復を図り、下肢のトラブルを予防し、身体の軸のバランスを調整しましょう。

鏡の前で目を閉じたまま、腿を上げて足踏みを30秒続けます。

その際、左右どちらかに向いてしまっていたら、そちら側の脚の外側を拳でトントンと足首まで叩き、またお尻まで叩いて戻ります。

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30回ほど叩くと良いでしょう。

もう一度足踏みをしてみると、今度は初めほど偏らずにバランスを保つことが出来るでしょう。

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首は縦に振りましょう

2012年03月21日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
今回のコラムは最新号の「首は縦に振りましょう」をご紹介します。ついつい横に振っていませんか?私も気をつけます(笑)。

首や肩の凝りは、頭を支える7つの骨で形成される頚椎と、その下の12の骨で形成される胸椎の配列にアンバランスが生じ、神経や血管が圧迫されることが原因です。

20120320_01

周辺の筋肉が凝り固まったり傾いたりした姿勢が、よりアンバランスを増長させてしまいます。瞬間的に首を横に振って音を鳴らすことも、歪みの原因になるのでお勧めできません。

頭を一定方向ばかりに向けたり、横に倒す行為を繰り返すと、頚椎や胸椎を歪ませてしまいます。
首は縦に動かすことで脊椎を支える筋肉がゆるみ、歪みが起こらず、神経や血管の流れを促します。
東洋医学では、首から背中の脊椎上には、風邪や気管支の病気を養生したり、血流を促したり、甲状腺ホルモンの分泌を促したりするツボが集中していることをあらわします。まさに首を縦に倒すほど、免疫力が上がってくるわけです。

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首をかしげたり振ったりせずに、どんなことにも笑顔で素直にうなずいている方が、心も身体も健康でいられるようです。


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僧帽筋

2012年03月17日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
今回は2005年30話「僧帽筋」のコラム紹介です。肩こりの方にオススメのコラムです。

今回のコラムでは、僧帽筋と言われる筋肉のお話をしたいと思います。

この筋肉は、首の後ろの下から脊髄に沿って付着し、肩甲骨の上の端を覆っている大きな筋肉です。お坊さんが袈裟をかけている状態に似ていることから、この名前がついたと言われています。
肩甲骨を内側に引き寄せる役割を持っているので、腕を伸ばした後、手前に引き寄せる動作(テニス、水泳の平泳ぎなど)で活躍します。主に胸椎(背中上部)という背骨と連動しており、喉が痛いとき、貧血、発熱等の時には、この筋肉が弱っていることが多い
ようです。普段から、僧帽筋が弱っていないかチェックしましょう。

チェックの方法は二人で行うのがよいでしょう。テストを受ける人はまっすぐ立って、片方の腕を真横に肩の高さまで上げ、伸ばした状態にします。
そして、もう一人が後ろから、上げた腕を前に軽く押します。

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正常時には、少しくらい押されてもしっかり姿勢を保持できますが、弱っている時は抵抗に負けてしまいます。前述の症状が出ている場合、このチェックで弱くなっていることがわかります。肩、背中のコリが辛い人にもお勧めです。

この筋肉を活性化させて、前述の症状が出た時や肩が重いとき。ダイビングのパフォーマンスにも役立ててください。
また、歩行時に腕をリラックスしながら振ると、僧帽筋がほぐれてきます。

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選考レースにて思う

2012年03月15日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。

先日はロンドンオリンピックのマラソン選考が話題になりましたね。公務員ランナーの川内選手が選ばれるかどうか、注目していましたが残念ながら選ばれませんでしたね。今回の選考に際しいくつか考えさせられる事がありました。

どのレースでも日本人一位ないし上位対象者を選ぶ、とありますが、高橋尚子選手や野口みずき選手の時代は選考レースでは国内でも国外でもぶっちぎりの強さでした。つまり日本人上位も外国人も関係ない強さです。日本人で上位にはいることを前提にトレーニングやレースをしていてそもそもオリンピックで勝てるのか?と思います。その考えではまず難しいでしょう。まず入り方、という部分で以前よりレベルが下がってしまった。

男子の選考では、過去の実績、安定感も考慮した、とありましたが世界選手権10位が実績となる事に疑問を感じました。入賞前後が目標では期待できるはずもなく、それならば今までの常識を打ち破って独自にトレーニングを構築し結果を出してきた川内選手の伸びしろや意外性の方にかける柔軟性があってもいいのでは?と思いました。入賞を目標とするレベルならば。

マラソン選考がこれだけ注目を浴びたのは川内選手の存在が大きい事は否定できません。ああいう面白い存在、型にはまらない存在を抜擢できないものかな~。もっと盛り上がるでしょうに。

もともと大学生の箱根駅伝が有望選手の将来性を閉ざしていることは以前から指摘されていました。箱根駅伝で燃え尽きてしまう事、20キロを目標としたトレーニングがトラックやマラソンでの相互性に欠けていると。箱根駅伝がオリンピック種目ならば別ですが。そういう過程を踏んでいない川内選手だからこそ意味があったのに。

少なくとも藤原選手や川内選手を強化指定選手として経済的にもトレーニングにしてもフォローし続けても良いのでは?と思いますがいかがでしょうか。有望な高校年代の選手も箱根を目指すのではなくオリンピックで勝つこと目標にするような競技背景の構築をしていってほしいものです。

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