川崎市・狛江市・世田谷区 静岡県牧之原市 整体スクール「日本徒手整体アカデミー」日本徒手整体施術院

東京・神奈川・静岡で整体師資格取得は「日本徒手整体アカデミー」。「巡心流整体術」は当校独自手技。講師によるブログ。

冷房から身を守ろう

2009年07月30日 | 学院長のコラム、ブログ

最近夏風をひかれている方が本当に多いです。寒暖の差にご注意下さい。ということで、今回はメルマガ10話目をご紹介致します。まだ、ダイバーさん対象の記事ですが。以下に。

最近、何となく身体がだるいと訴える患者さんが多いようです。

特に働き盛りの女性に多くみられます。確かに季節の変わり目なので、湿度の上昇・気圧の変化などに身体が対応しきれず、自律神経のバランスを崩しやすくなっています。またこの時季、会社や電車などで冷房を始めていますね。しかも寒さを感じるほどで、設定温度が低すぎます!男性の仕事着に合わせているのはわかりますが、これは異常です。特に冷え性の方には、冬よりもむしろ夏の冷房による冷えがつらいと訴える方が少なくありません。

まずは、冷たい風が直接肌に触れやすい首回りに留意しましょう。
以前、風邪の対処法としてコラムで紹介したと思いますが、首の付け根の後ろにはたくさんのツボがあり、脊椎的にものどや肺などの神経根が集中しています。
そこを冷やすと、風邪をひきやすいだけでなく血流が悪くなり、首や肩の凝りの原因にもなります。スカーフなどを巻いて、絶対に冷やさないようにして下さい。また体温を下げないように、ホッカイロや腹巻などでお腹を暖めましょう。こうすることで内臓の冷えを防ぎ、副交感神経を活発にし、体全体の血流を手や足先に至るまで改善できます。
できれば出勤前後に早歩きをしたり、半身浴で汗を流したり、ストレッチを行なったりして、一日の代謝量を上げたいものです。これにより自律神経のバランスが保たれます。

男性は外出先から戻ったら、冷たい物を飲みながら5分ほど扇風機にでもあたってください。またデスクの下に氷を入れたビニール袋などを素足の下に置き足を冷やすと、身体の熱も収まるでしょう。

この夏、電力の不安がささやかれているわけですから、省エネを意識しましょう。そうしないと、いつまでたってもヒートアイランド現象の悪循環は断ち切れません。エアコンの設定温度を上げるなど、皆さんの意識改革が必要です!自然を愛するダイバーの皆さんは、温暖化などによる環境破壊を誰よりも憂慮されているのではないでしょうか。率先して地球にやさしい環境作りを行なって頂きたいと思います。

今回は整体のみならず地球環境についても意見を述べさせて頂いたため、私自身が熱くなってしまいました。


季節の変わり目にはご用心を

2009年07月28日 | 学院長のコラム、ブログ

メルマガ4話目のご紹介です。12月の記事で、今は季節も完全に夏で変わり目でもありませんが、夏風の方も少なくないでしょうからあえて掲載致します。以下に・・・。

最近、風邪を引いている患者さんがよくいらっしゃいます。
朝晩と日中の気温差が激しいので、うまく環境に対応できず体調を崩す方が多いのではないでしょうか。

風邪はもちろん、どんな病気でも早期に対処するに越した事はないのですが、実際に引いてしまった場合の整体的対処法を、いくつか挙げてみたいと思います。東洋医学では「頭寒足熱」という言葉があるように、熱があっても寒気がしても、まず足を暖めます。熱~い湯に5分ほど足を入れて、足湯をしましょう。実際風邪の時は、足がとても冷たくなっていますよね。徐々に熱が全身に伝わり、汗が出るまで続けます。

イメージとしては、出た汗が毒素として排出されていく感じです。
これは、のどの症状にも効果的です。
お風呂でも、熱~いシャワーなどで首の付け根の背骨周辺を暖めます。
このあたりには、東洋医学での「風門」・「大椎」など風邪に効くツボがあるのです。ドライヤーの風をあてたり、蒸しタオルのようなもので暖めても良いでしょう。この蒸しタオルは、頭痛・鼻水などにも効果があります。

これらは整体的物理療法といえますが、運動療法ならやはりストレッチがお勧めです。身体に歪みがある時に自然治癒力が低下し病気になる、という考えがこの場合にも当てはまるので、第一回目の整体法で示した骨盤矯正法を行なってください。

血行を良くするには、仰向けに寝て膝を片方ずつ両手で抱え、ゆっくり胸に引き寄せるストレッチ(各約30秒)や、あぐらをかいた状態で両足の裏を合わせて股関節を開くストレッチが有効でしょう。この時、両手で両つま先を軽くつかみ、そのまま両肘で左右の内ももを押して刺激すると尚良いでしょう。

ビタミンBやCなどの栄養摂取も忘れずに。
最後に、先程の「頭寒足熱」につながることですが、枕を北に向けるのは合理的です。日本では北枕は死人と同じで不吉などといわれますが、南に向けるのは「頭寒足熱」の観点から良いとはいえません。
本当かな?と思われるかもしれませんが、是非試してみてください。


パートナーストレッチ御感想

2009年07月27日 | 学院長のコラム、ブログ

先日のストレッチセミナーの参加者の方からご感想を頂きました。こちらは随時ご紹介致します。

行なっている私も楽しかったし、時間をオーバーしながらも有意義な内容となりました。普通に画一的にストレッチを行なっても何ら歪みの矯正にはなりえないばかりか、かえって歪みを増長させ愁訴も悪化してしまう。

まずアンバランスを把握し効果的に必要に応じて時間差をかけながらストレッチを行なうべきなんです。それなら従来のストレッチでも充分対応できるし、更に足、膝、脊椎、仙腸関節等整体的関節ストレッチも披露致しました。

整体コースでも普段行なわない手技をご紹介したので参加者の方達にはご満足頂けたかと存じます。感覚的なものではなく、ストレッチの前後で全ての可動性をチェックし大きな効果を得られる秘技(?)もご紹介しました。その辺のマニュアル本には決して載っていないオリジナル手技ですよ~。

参加者の方には写真でまとめたものを進呈する予定です。こちらのセミナーもまた機会をみて開催したいと思います。

以下ご感想です。

仙腸関節や脊椎など 整体的なアプローチでのストレッチをマスターできたこと凄くうれしいです!
ダイレクトに骨を動かし 歪みを矯正する肩甲骨のストレッチも初体験で驚きでした!個人の身体の柔軟性によって 少しずつ変わるストレッチ手法や歪みの残り具合から次々と繰り出される手法は一種のパフォーマンスみたいでストレッチが趣味のわたしにとって本当に秘技でした!!
これからは身体のバランスや歪みの観点からストレッチを楽しみたいと思います♪
パートナーストレッチセミナーに参加できたこと嬉しかったです。ありがとうございました!


知って得する身体の歪み続編

2009年07月25日 | 学院長のコラム、ブログ

メルマガコラム3話目、知って得する身体の歪み・続編です。

前回は骨盤の歪みのチェック法とその対処法について述べましたが、今回は上半身の歪み、つまり肩の高さについて述べたいと思います。

チェック法としては、鏡の前にまっすぐに立って左右の肩の高さを比べてみます。すぐに違いに気づく方もいるかもしれませんが、わかりづらければ誰かに後ろからそっと両肩に手を置いてもらい、その高さを比べてもらっても良いでしょう。それでもわかりづらければ、両手を脱力して垂らした状態から、左右片方ずつ肩を引き上げてすぼめるようにします。そのとき上げやすい方があれば、そちらの肩が高いことが多いようです。
この肩の高さの違いは、背骨の胸椎のねじれが直接の原因です。もっと広義で言うと、身体の土台となる腰から下の股関節や骨盤の歪みが遠因です。
ですからこれも前回のお話の通り、骨盤を整えるストレッチと組み合わせて行なうとより効果的です。

患者さんのお話を伺うと、高い方の肩にカバンをかけたり持ったりされている方が多いようです。逆側はかけづらかったり、カバンが落ちてしまうこともあるようです。低い方の肩が下がりすぎて、それだけ差が大きいということでしょうね。だからといっていつも同じ側でカバンを持ち歩けば、ますます歪みを増長させ、それ以上は決して良くならないでしょう。放っておくと胸椎の上で形成される頚椎にも影響を及ぼし、肩・首の凝り、手のしびれ、頭痛、めまい、目や鼻の症状にまで及んでしまいます。
ですから、やりづらくても、いつもと逆側にカバンを持つ、いつも同じ側で脚を組まない、片足に重心をかけて立たない、などといったことに気をつけるべきでしょう。かなり違和感が出る方もいると思いますが、がんばりましょう。

更に、肩の高さの違いは、肩や首のつらさを引き起こすだけではないようです。
患者さんの状態を調べると、右肩下がりの方は、胃腸の調子が良くない方が多いようです。特に食欲不振、胃もたれ、胃痛、胃下垂等の症状が多いようです。これは、胃の神経に関連する背骨である胸椎が歪んでいることからくるようです。逆に左肩下がりの方は、過食・肥満気味の方が多いようです。
もちろんこれらの例は、全ての方に当てはまるわけではありません。

日常生活における留意点は先程述べた通りですが、積極的に改善する方法もあります。もう一度鏡の前で確認して、高くなっている肩と引き上げやすい肩が一致した場合、肩の引き上げ体操をやりやすい側だけ、つまり高い肩の方だけ数回行ないます。そうすると胸椎のねじれが徐々に改善され、高さがそろってきたり、逆側の肩も上げやすくなってきます。毎日継続して行なうと、比較的早く改善されるでしょう。

これは、高くなっている肩が上がっている状態が楽だから、その状態で落ち着いているということなのです。人間の身体は常に拮抗作用でバランスをとっているので、楽な方の肩に力を入れ緊張させて引き上げることによって、上げにくい緊張している側の筋肉が緩み、結果として左右の筋肉の緊張の度合いが同等になるわけです。簡単ですよね?

思い当たる方は、早速試してみてください


簡単ストレッチ

2009年07月23日 | 学院長のコラム、ブログ

7月25日はパートナーストレッチ修得セミナーを開催致します。

ストレッチやヨガは普通に行なっても歪みが矯正されるわけではないんです。むしろ、歪みを増長させてしまう・・。まず、実践者の身体バランス、歪みを把握しなければなりません。そしてそのアンバランスの引き金になる筋肉を左右前後で時間差をつけながら修正していく必要があり、実はセルフコンディショニングって意外と難しいんですね。

間違えてエクササイズを行なうことで色々な愁訴を起こしてしまったたくさんの方を診てきました。コツは、均等に行なわない、まずバランスを把握する、という点です。

今回は脊椎ストレッチ、大腿ストレッチ、仙骨ストレッチなどオリジナルエクササイズも導入し整体矯正にもそのままなる内容に致しました。また、PNFの要素も取り入れ、より効果的にバランスを改善させ、神経促通調整が入った動作も入ります。

一般愁訴からアスリートまで幅広く対応できる内容です、ご期待下さい。

開始時間正午から2時間、受講費3000円。

そしてコラム2話目が「簡単ストレッチ」です。以下、楽しんで下さい。今回のストレッチセミナーでもご紹介する内容になっています。

前回に続き、毎日チェック、そして実践して得するストレッチがあります。

うつぶせに寝て、左右交互に膝を曲げて踵がお尻に近づくようにします。
この際どちらかの脚が曲げにくく感じたり、腿の前の筋肉に、突っ張りを強く感じる方がありませんか?もし感じるならば、大抵の場合そちら側の骨盤が前方に転位している可能性があります。
その結果骨盤が左右でねじれ、前述したように
・ウエストのくびれ方に左右差が出たり
・背骨も歪み
・肩の高さが変わってこったり
・頭痛が出たり
・内臓不良になったり
といろいろと悪さをしてしまいます。
この歪みはレントゲンには写らないので、西洋医学では、この現実にほとんど注目していないようですが・・・。

専門的な話になってしまいましたが、私の治療院を訪れる患者さんの8割は骨盤が歪んでいます。(大げさではありません)

ではその矯正法ですが、両方の脚を床の上に立て膝にして、突っ張った方の脚はそのままに、逆の脚を大きく前に踏み出した姿勢をとります。
このとき背筋はまっすぐにして、腰をそり過ぎないように注意してください。
立て膝をしている方の腿の付け根の筋肉がストレッチされます。
これを30秒から90秒行なってください。
その後もう一度テストをして曲げやすくなっていれば、あなたの骨盤は矯正されています。
変化が出た方もそうでない方も、しばらく続けてみてください。
腰痛の方には特におすすめです。

いかがでしょう、やり方は解かりましたか?
このストレッチは、次回以降のコラムにも登場する予定なので覚えておいて下さい。