川崎市・狛江市・世田谷区 静岡県牧之原市 整体スクール「日本徒手整体アカデミー」日本徒手整体施術院

東京・神奈川・静岡で整体師資格取得は「日本徒手整体アカデミー」。「巡心流整体術」は当校独自手技。講師によるブログ。

梅雨

2024年07月10日 | 学院長のコラム、ブログ

時季は梅雨に入っていますね。例年より雨量は少ないようですが、降雨の時はまとまって降ることで環境も身体も追い付かない、対応仕切れない案件も少なくありませんね。
低気圧になると身体への内圧も緩み、血管が拡がることで、血流量が増して、炎症が生じてしまいます。
それが雨季や台風が近づくと、節々が痛む現象です。更に炎症=活性酸素の発生によって様々な細胞が傷ついてしまいます。身体は酸化、酸性に傾き、免疫力も低下します。免疫の低下とは免疫細胞である、リンパの生成力も弱まることです。リンパを生成する脾臓が疲弊することを意味します。
リウマチ等難病に罹患してしまうのはこの時期が多いので要注意です。
湿度が上がると毛穴が塞がりやすく、外分泌液が排出されにくく、身体が濡れた水着を着た状態となります。
その作用で身体が冷えているにも関わらず、蒸し暑さ冷房をつけ続け、芯から冷えて、リンパが不活性となります。
ちなみにリウマチは原因が定かでないとのことで難病指定ですが、この時季を鑑みると、ウイルスが原因で、ある種の風邪ウイルス感染から免疫維持が損なわれ、難病になってしまう可能性が高いと考えられます。
蒸し暑さによって、甘い果物を好んで食すること、継続することも、身体を冷やし、糖化を招き、免疫力が決定的に低下させます。
この時季は環境設定や、食の選択を誤ると身体を交感神経優位に傾け、体調不良を招きやすいので要注意です。

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新年度、肝臓、酸素

2024年04月13日 | 学院長のコラム、ブログ

あっという間に4月になり、新年度もスタートしています。最近投稿ペースが遅すぎますね。

先週までは随分風も強い日が多く、春の特徴でもあります。

少し暖かい風が吹くことで、新芽も顔を出して、そこから一気に芽吹きます。タケノコが旬ですね。このような、新芽は毒性が少なからずあって、食べすぎると解毒作用で疲弊して肝臓に負担がかかります。

肝臓はこれまでも解説してきましたように、筋肉の弾力性に影響を与えます。疲労物質の分解作用も、肝臓が疲弊、負担がかかっていると低下して、乳酸がたまって血行不良に陥り、筋肉の硬化が起こるわけです。

筋肉の硬化によって、肋骨も硬くなることで、呼吸も浅くなります。

呼吸が浅いと、肺の酸素交換の働きも低下して、血中酸素濃度の低下から、酸素を必要とする臓器、腎臓等、また骨の強度、細胞代謝等様々な恒常性に影響を及ぼします。

以前、デイビッドベッカムが骨折後酸素カプセルで治癒を早めたことが随分話題になりましたが(古!)、肋骨が硬く、呼吸が浅い身体状況で酸素を沢山取り込んでも効果は望めず、活性酸素も発生したりして、硬化、を促進させるかもしれませんね。

ストレッチポールや筋膜ポールは非常に優れたアイテムで、硬くなりやすい大腿外側面や背骨周辺、胴体側面等ほぐしておくことは現代人におすすめのメンテナンスだと思います。

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辰年

2024年01月14日 | 学院長のコラム、ブログ

新年明けましておめでとうございます。

元旦から震災、飛行機事故、そして噴火等トラブルが続き、心が痛む年明けになってしまいました。これらの事象から、学び、歴史の一部として刻み、それでも生成発展し続けなければなりません。

スポーツでは今年、パリオリンピックが開催されますが、サッカー、駅伝、ラグビー等トップから高校年代までの各カテゴリーで熱戦が繰り広げましたね。

まだ二次被害は続いているので早急な対応を望みますが、それらを鑑みると、改めて日常を過ごすことが有難いこと、普通の日々に感謝しなくてはいけないと思わされます。

健康でいることも、いざ健康ではなくなった時に、如何に幸せなことか痛感します。日常を享受し、健康づくりに少しでも寄与できるよう、微力ながら今年も言及させて頂きたいと思います。

笑顔が絶えない素晴らしい一年と発展していきますように。

本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

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心経

2023年12月03日 | 学院長のコラム、ブログ

前回までは脾経について解説してきました。

今回からは心経について言及していきます。

循環器系、心疾患は暑さのダメージを受けやすく、温泉での注意書、冬でもヒートショックの注意喚起がされています。東洋思想での心経絡はやはり、夏にダメージを受けやすく、養生には赤いもの、苦いものの摂取が良いとされています。

手の小指から上肢外側面に位置して、身体の血液循環促進、血流安定作用が期待され、冷え、のぼせにも対応されます。

また、神経痛、痺れの施術にも用いられます。総じて身体の血流促進、神経の促促通治療に古来から適応されてきました。

また、心経が陰なら陽経は小腸とされています。循環器と消化器が対?となりがちですが、小腸は多くの血管が走行していて、心臓同様、血液供給量の多い臓器という側面から対とされているようです。

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脾経 Ⅲ

2023年07月09日 | 学院長のコラム、ブログ

土用の季節では鼠径部のトラブルもよく起こります。

糖質過多の影響でリンパ節が炎症を起こすことで、恥骨が隆起、つまり骨盤の一部が歪みます。その状態が持続すると、股関節接合部が亜脱臼気味となり、やがて軟骨壊死等引き起こして、人工骨頭置換術を要する引き金にもなってしまいます。

鼠径部違和感を解消しようと開脚等ストレッチを加え続けたり、スクワットで負荷を加え続けて、亜脱臼を促進させてしまうパターンも少なくありません。

運動を選択することは、とても難しく、痛みや炎症の根本的メカニズムを理解していたり、どの方向にストレッチを加えるべきか、等専門的知識がないと逆効果です。

開脚はあくまで股関節の一方向のストレッチに過ぎず、トラブルが起きた時は強いて言うなら開脚ではなく、内旋方向に矯正する必要があるパターンが多いかもしれません。

とにかく鼠径部の問題は糖質過多による鼠径リンパ節の炎症がきっかけなので、食生活を改めることが先決です。

蒸し暑い時期はアイスクリーム、アイスキャンディー、果物等日々摂取してしまいがちで、カロリー換算から考えるのではなく、糖化という観点で健康への悪影響を考慮すべきです。

このようなリンパ節の問題、関節炎、変形性関節症等特に今の時期は引き起こしやすいのです。

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