WBC多いに盛り上がりました。本当幸せな気持ちになるもんですね。決勝の相手が因縁深い韓国だったので負けたら悔しくて仕方なかったかもしれないし、想像したくもない。
まず感じたのはスタッフ、選手皆今回のメンバーはプロ中のプロだな~と。持てる技術と戦略を駆使して日本野球の真骨頂を見せてくれました。プロというのはのぞむ意識、メンタリティ、誇りを強く感じさせるもの。サムライのように、冷静に、はらが据わり、プライドを持って対処していったように思います。
そこがまだプロの歴史が浅いJリーグとの大きな違いです。例えばサッカーの日本代表の試合やコメントを見てても、誇り、プライド、勝者のメンタリティといったものがたりなすぎます。特に最近の代表は。技術や体力は勿論そうだが勝つための戦略、工夫や精神力がまだ強豪国に比べ決定的に弱い部分。北京五輪での北島選手、ソフト女子、なでしこジャパン等もそうだがあきらめないメンタルがいかにキーポイントかサッカー選手も学んで、鍛えてほしい。
いつもビビリながら試合をしているのが分かってしまうからもどかしい・・。
それから原監督がどんどんオーラをまとっていった。偉大な王さんや長島さんなどに比べカリスマ性はありませんが、兄貴分的にチームをよくまとめ、一戦毎にカリスマ性をみにつけていった感じがします(あくまで私見ですが)。
きっとイチローみたいなカリスマが原さんをきちんとリスペクトしていたのも大きいのでしょうね。岡田監督どうかな~。勝つ事、そして良い内容で結果を出すことでそういう監督になっていってほしいとは思います。
原さんのコメントで印象に残るのが「リーダーはつくられるものではなく、選ばれるもの」といった主旨のコメントをして代表監督のオファーを即答したことです。違ったかな?でも、だれでも王、長島、イチローになれるものでは確かにないでしょう。才能と、努力とそして持って生まれた星の下という要素が大きいのですね。そう、選ばれた人達。
そういう人たちがリーダーになり、下の人間をきちんと評価してくれるとそりゃ~モチベーション上がるでしょうね。中途半端なリーダーって自信がないままで終わるか、逆に自己承認の欲求が強すぎて、相手の正しい評価より結局自分が主役にならないとダメなんですよね。アルゼンチンのマラドーナ監督もそういう意味ではかなりありですね。日本もストイコビッチ監督がいいよ、中田あたりをコーチにして。
自分の周りを見渡すと、徳とカリスマをもった真のリーダーってなかなかいないな~と感じます(勿論自分も全く論外)。本当にリスペクトできる人は相手をきちんと評価してあげられる人ですね。原さん、巨人でも結果を出しているし間違いなく名将への道を歩んでいますね。学生時代、フィットネスジムのトレーナーをしていた時に原さんをはじめ巨人の選手と一緒にトレーニング付き合わされたの思い出しました。いつ説教されるかと緊張してましたが、著名人でビックといわれる方ほど偉ぶらないです。