川崎市・狛江市・世田谷区 静岡県牧之原市 整体スクール「日本徒手整体アカデミー」日本徒手整体施術院

東京・神奈川・静岡で整体師資格取得は「日本徒手整体アカデミー」。「巡心流整体術」は当校独自手技。講師によるブログ。

その痛みには理由がある その2

2013年02月22日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
今回は以前お伝えした最新コラム「その痛みには理由がある」シリーズの2話目をお伝えします。
「その痛みには理由がある その2」

交感神経が優位になると、どの様な現象が起こるのでしょうか。

【2.交感神経優位】

前回のコラムでは、自律神経のうち交感神経と副交感神経の特徴を簡潔に述べました。

・仕事や運動などで緊張しているとき、
・肉体的活動をしているとき、
・そして心理的ストレスがかかっているときは交感神経が優位になり、
 それが続き過ぎると・・・
・血管が収縮する、
・鼓動が早くなる、
・呼吸が浅くなる、
・消化器の働きが低下する、
・リンパ球の働きが著しく低下する、
・筋肉が収縮する、
・内蔵の働きが抑制される
 といった現象が起きることをご紹介しました。

交感神経が優位になると呼吸が浅くなり、血管・筋肉等が収縮するため、活性酸素と言われる乳酸などの疲労物質が蓄積します。

疲労物質は肝臓で分解されるので、交感神経優位が続くと肝臓に大きな負担がかかります。

【3.活性酸素】

ストレスがかかって活性酸素が発生すると細胞膜が損傷します。その損傷を修復するコレステロールは肝臓等で生成されるので、ますます肝臓は疲労してしまいます。

つまり筋肉のコリ、硬さ、痛みは肝臓の疲れです。臓器が疲れると炎症が起きますが、副腎から分泌されるステロイドホルモンがその炎症を抑制してくれます。

痛みがあるときは決して筋肉トレーニングを行わないで下さい。筋トレは肝臓の疲労、筋肉や骨格の歪みを増長させます。

軟骨の形成にホルモンが深く関わっていますが、成長ホルモンは夜間睡眠時、つまり副交感神経優位の時に分泌されます。

骨密度に関わるミネラルやビタミンDは腎臓がコントロールしますが、交感神経優位で内蔵機能が抑制されている時は充分に働けません。

また、血圧を安定させるホルモンは腎臓から分泌されますが、交感神経優位時には神経を興奮させて血圧を上昇させるホルモンが分泌されてしまいます。このホルモンの分泌や血管の収縮が高血圧の要因になります。

骨、軟骨、脊髄神経、血圧の問題は腎臓の機能低下とも言えます。

腰痛、膝痛などの関節痛は関節の状態と筋肉の圧迫によって起こるわけですから、交感神経優位が続いて副腎、腎臓、肝臓が疲労し機能低下することが根本原因なのです。

交感神経が優位な状態が続くことによって免疫が弱り、リンパ球細胞が不活性になると病気になります。

例えば、ストレスがかかって副腎からステロイドホルモンが分泌され続けると、リンパの働きを抑える免疫抑制機能の発動によって癌等の自己免疫疾患になってしまうのです。

こう考えると、痛みや病気の原因は、交換神経優位 → 自律神経の乱れ → 内臓機能低下によって引き起こされることがわかります。

必要以上に交感神経が優位になり、自律神経のバランスが乱れる最も大きな要因は心因性=ストレスです。

更に、
●薬の常用
 常用は交感神経を優位にし、冷え体質をつくり、リンパ=免疫の働きを低下させる。
 肝臓にも負担がかかる。
●アルコールの常用
 肝臓の疲労により筋肉のしなやかさが失われる。
●睡眠の時間帯
 副交感神経が優位に働く時間帯が夜の12時から2時であり、その時間帯を過ぎると回復が遅れ免疫力が低下する。
●電磁波
 交感神経を優位に白血球の働きを低下させる。
 送電線の近くにお住まいの方はご注意を。
●偏った食事
 甘いものや、果物は身体を冷やしリンパの働きを下げる。
 好き嫌いが多いと、分泌、消化能力が低下する。

 動物性タンパク質をバランスよく摂取することが、 細胞の修復し血管を強化する。
●太陽の光を浴びていない
 自律神経を調節する脳神経物質のセロトニンが不足し、 鬱、姿勢不良、冷え、神経痛、便秘、骨粗しょう症を招く。
●カフェインの摂り過ぎ
 交感神経を優位にするので痛みがあるときは避ける。
 慢性血行不良となり、冷え体質、不眠を招く。

 また、血液の粘性を強め腎臓にも負担をかける。

といった要因と心因性が重なり症状を深刻にしてしまうのです。

正しい理解が交感神経優位になるのを防ぐことになりますので、次の号では生活習慣病、薬、栄養常識等について言及していきたいと思います。


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どんな健康法を実践しても

2013年02月18日 | 学院長のコラム、ブログ

こんにちは!院長の佐々木です。

世の中には様々な健康法が存在します。食事のとり方、サプリメント、菜食、玄米、美用品、薬、ヨガ、気功、ジョギング、各種運動法等々・・・。
あまりにも情報がありすぎてどの健康法が効果があるのか真実を判断する事は難しいですね。あの人にあったから自分にあうとは限らないからです。
そもそも、親からの体質的遺伝、親が食べてきたもの、乳幼児期の食育、現在の住環境、食生活、飲酒の有無、薬、既往歴、ストレス、考え方、生活習慣、それらから形成される体質などあまりにも現在成り立つ体質形成の過程が違うからです。

そのことの理解なくして、真の健康を享受することはまず無理でしょう。

しかし、共通して一ついえることは「甘い物、特に精製糖、果物の果糖を習慣的にまたは好んで継続して摂取している限り免疫力は低下し、どんな健康法も効果をあげることはできない」ということです。

この現実が世間の健康情報にはほぼ欠落しており、認知度も残念ながら低いといえます。当然マスコミではスポンサーの関係でその真実は報道できませんし、そのことを言及する医者もなかなか見受けられないので無理もありませんが・・。
糖質を好んで継続的に摂取する事の弊害を論理的に理解して糖質制限を是非実践して頂きたく思います。

甘い物や炭水化物を摂取すると当然血中の糖濃度は上がる=血糖値は上がります。特に精製糖を多く含んだチョコ、菓子、スイーツ、そして果糖のかたまりである果物は急激に血糖値を上げ、その反動ですぐに下がってしまいます。

血糖値を上げたり下げたりする役割は数種類のホルモンが担いますが、有名なのは膵臓から分泌されるインシュリンと副腎から分泌されるステロイドホルモンです。副腎からはアドレナリンも分泌され、これは興奮したりストレスを感じたときに分泌されインシュリンを抑制する働きがあります。

そこで血糖値を安定させようとステロイドホルモンが分泌され続けるので、副腎という臓器が疲労してしまうのです。
ステロイドホルモンは元来ストレスホルモンとしても有名で、心理的ストレスがかかると、コンコンと分泌されます。つまり、糖を継続的に摂取し続けた時とストレスがかかり続けた時にステロイドホルモンは浪費するわけです。
病院から処方されるステロイドは化学合成されたものですが、皮膚の炎症を抑えるとき、リウマチなどの関節炎を抑えるとき、内蔵の炎症を抑えるとき、ショック症状を和らげるとき等には絶大の効果があることで有名ですが、同時に副作用も強い事がデメリットとなっていますね。

同様の働きをもつステロイドホルモンは身体で合成され、薬のような服作用のリスクが少なく分泌されているわけです。アレルギー=炎症反応、を抑制するステロイドは前述のリウマチ、アトピー性皮膚炎、花粉症などの自己免疫疾患等に多用されます。

免疫抑制剤でもある薬のステロイドを長期的に使用すると、免疫細胞であるリンパ球を抑制し、リンパ節や胸腺といったリンパが集中する部位も萎縮させてしまいます。身体に異物が進入したり腫瘍が発生した時にそれらを攻撃して免疫を保つのがリンパの働きなので、ステロイドの長期使用はそもそもの免疫力を低下させてしまうという大きなマイナス要素があるのです。
また、薬のステロイドを長期使用した箇所の皮膚を薄くし、体内に侵入したステロイドは酸化コレステロールとなり、細胞や血管を損傷させてしまいます。

もう一度、身体から分泌されるステロイドホルモンは精製糖や果糖等の糖質を継続摂取した時とストレスがかかった時に常時分泌されると述べました。
ですから、ステロイドホルモンの長期分泌は副腎を疲労させ、免疫力を決定的に低下させてしまうということです。甘い物を食べると、肌があれやすく、大腸にリンパが集中している関係なのですが便秘や下痢など消化器の調子が悪くなるという傾向は皆さんも経験的に感じているはずです。

それでも甘い物を継続して摂取する等が続くと・・・今度は副腎からのステロイドホルモンは疲労によって分泌量が低下してしまいます。

そうなると身体の炎症反応も抑制できず、リンパによる免疫力も低下しているので、花粉症、リウマチ関節炎、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、ガン、等自己免疫性疾患として発症してしまうのです。各神経炎、例えば坐骨神経痛等の神経痛、痺れにも深く影響しています。
それだけではありません、朝起きた時の指や脇のこわばりを招き、またリンパ節が集中している頚部、股関節疾患、膝に水が溜まるなど、節々、腰や首、脊椎の関節の炎症も抑制できず関節炎や痛みとなってしまうのです。

またステロイドホルモンは前述の血糖値や血圧の値も安定させる役割を担うので、副腎の疲労は糖尿病や高血圧の原因となっていることもあまり知られていないかもしれません。
ミネラルバランスを安定させるホルモンでもあるので、骨粗しょう症、腎臓機能にも影響します。骨密度上げようといくらカルシウムをとっても、甘い物を好んで食べ、ミネラルウオーターを摂らず、タンパク質も少なかったら骨密度は改善するはずもありません。腎不全、膀胱炎、前立腺肥大等も影響しているのです。

さらに精製糖や果糖の糖質は粘着度が高く、身体内の様々なものとくっついてしまう「糖化」という減少も大きなダメージを与えているのですが、知っている人は少ないようです。

傷ついた細胞を修復したりステロイドホルモンの材料になるのがコレステロールなのですが、糖の過剰摂取はこのコレステロールと糖化して、酸化コレステロールに変性し血管を詰まらせ、循環器系疾患や脳梗塞、動脈硬化、ガンを引き起こします。

肌の弾力を保ち血管をしなやかにするタンパク質はコラーゲンとして有名ですが、これらのタンパク質とも糖化してしまいます。どんなにコラーゲンを摂取しても、肌の上から添付しても、そもそもタンパク質は一旦必ず分解され違う分子へと再合成されるので、特定のタンパク質を過剰に摂っても無意味なのですが、更に甘い物を摂っているとまず効果は期待できません。
血管をしなやかに保てないから、糖質を好む女性に多い脚に発生する静脈瘤になってしまうのもうなずけます。

うおのめ、ガングリオン、ポリープなどの異物も糖質の継続摂取が原因と言えるでしょう。免疫低下で起こるヘルペス、吹き出物、帯状疱疹等も糖の過剰摂取とストレスのミックスが原因です。

赤血球内のヘモグロビンとも糖化するので、貧血、めまい、頭痛、冷え症などを引き起こします。
様々なホルモンとも糖化するので、例えば女性ホルモンにも影響が出て、生理痛、生理不順、子宮筋腫、不妊など婦人科疾患の大きな要因となっているのです。

また、消化器内の粘膜や酵素にも影響するため、胃弱、潰瘍性大腸炎、クローン病、下痢、便秘も糖の影響は否めません。豚、鳥、牛等家畜系動物性タンパク質摂取に違和感を感じている方も、その消化酵素の分泌力が弱っている事が原因で、甘い物を好んでいるからです。

そういったタンパク質を避けるのでタンパク消化酵素の分泌量が減るのでますます苦手になっているだけです。菜食、玄米食、マクロビオティック等をしても糖質、果物を摂っていたら冷え症になり、鉄分の吸収も疎外され貧血やめまいが起きやすく顔色も悪く、ストレスに弱くなってしまい、うつ傾向になりやすく、免疫力も落ちてしまいます。

傷ついた細胞を修復するのも神経や筋肉を構成するのもタンパク質なのに現代人は精製糖と果糖を摂取する割合の方があまりにも多いのです。ちなにみスポーツドリンクはスティック白砂糖11本分入った砂糖水です。

太古から自然に発生している動植物が問題なのではなく、ここ数十年で人類の食生活に悪影響を及ぼした精製糖や、品種改良や流通の発達によって年中日本中、いや世界中の果物を常時、継続摂取することによって、消化酵素が弱くなりリンパを介した免疫システムが弱まった自身の身体に問題があるのです。現代ほど人類の歴史においてこれ程偏食、飽食にある時代はありません。

目や鼻、喉等にもある粘膜は異物をシャットアウトする免疫作用がありますがこうした粘膜も糖化と糖摂取による免疫低下によって機能が決定的に弱まります。

いかがでしたでしょうか?どんな健康法も糖の過剰摂取が続く限り、効果は期待できず、痛みや病気の原因が砂糖や果糖も起因していると言う事をご理解頂けましたか?
次回は糖質摂取の仕方について言及していきたいと思います。

参考文献
「動的平衡」「動的平衡Ⅱ」・・・分子生物学者  福岡伸一
「生理学」・・・医学博士 真島英信
「自律神経免疫療法」・・・医師、医学博士  安保徹・福田稔
「砂糖を止めればアレルギーは良くなる!」 医師  溝口徹
「医学常識はウソだらけ」・・・物理学、分子栄養学者 三石巌

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自分を疑う

2013年02月09日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。

整体の授業をしているときの生徒さん達の反応、説明をしているときのお客様の反応、それぞれ色々な反応が伺えてとても興味深いです。

何か動機やきっかけがあって勉強に来ているはず。新しいことを教わったときの感情表現に違いが顕著に現れます。明るさ、好奇心の強さ、素直さ、謙虚さ、感情の大きさ、更にお互いの観察力、空気を読む感性、笑顔・・・やはりそういう生徒さんは商売向きで成功していきます。
どんな言葉が出てくるかも大きく左右されます。場を盛り上げる、空気を読んだ発言をする方はいつもそういう姿勢で素晴らしい。

人に関心がある方、時間や約束を守る方、自分の考えや本音をきちんと表現できる方程信頼されやすい。信頼はなぜ大切か、信頼がないと正しい事をいざ相手に伝えようと思っても相手に伝わらないから。やっぱり信頼できる人間を引き上げたいって思うのは人情ですよ。信頼されたければ信頼される努力を習慣づけないといつまで経っても周りや人のせい、自己中心的なままで、孤独で人生も仕事もなかなかうまくいかないはずです。一度崩した信頼はもう元には戻せない、商売をやっているなら誰もが痛感しているはず。

今までの常識や観念とは違う事実を知ったときに嫌悪感を抱いたり反発したり拒絶する方もいます。脳本来の本能であり、統一、一貫性、自己保存の本能がそういった反応を引き起こすようです。常識やレッテル、そして自分自身を疑う、経験などの型にはめない感性が思考停止を防ぎます。

人間は誰でも否定される事を恐れるもの。まずは自分の常識や知識の源を疑う方が実は正解の事が多い。それだけ、世の中で良しとされている事、常識とされている事、医者や病院で言われたから、テレビで報道されていた情報を鵜呑みにしてしまうケースが非常に多いということなんだと思います。そういうものほど怪しいものはないんですけどね。

昔、医療の現場にいたときに感じたのは医療スタッフから頻繁に出た言葉「これは治らないから」という前提でマニュアル的に作業していく雰囲気。そういう場に凄く違和感があったんですね。治らないから、じゃなくて薬では治らないから。でしょ?治るはずがねえよ~(笑)。でも自分達は先端科学の現場にいるっていうプライドがあり、保険枠の制限もあるから、じっくり一人一人向き合うっていうケースも少なく色々な可能性を探る作業をつぐんでしまっている。ある意味医療の現場ほど思考停止になりやすい場所はないかもしれない。

沢山本を読んでいる方は、正確な知識を得やすい、比較的うわべの情報に流されにくいのかなと思います。また、このままいくと~になるとか、こうなると危険だとか、焦らせたり、おどしたり、またはこうすればこうかわった!!というような情報は大抵怪しいと思ったほうが良いですね。その情報を流して誰が得しているのかってことをじっくり考えていけば世に氾濫している情報に戸惑わないですむ。

体罰する指導者は、おどしで指導していて、コミュケーションのとり方が分からない、知識の浅い人種なんだと思います。前述した自己保存、一貫性の本能そのままのタイプなんでしょう。
体罰で心は強くなれるか?スポーツで健全な精神が養われるか?

そんなはずはありません。滝に打たれたって心は強くなりませんよ(笑)。その指導で絶えられる人はもともと強い人なんですよ。スポーツを通じて人間性が養われる人はもともと精神にそういう土壌がある方なんです。トップアスリートの人種差別、アル中、薬物使用、犯罪の報道枚挙に暇がありません。なんの為の指導なのか、スポーツに何を求めるのか、そこを間違えないようにしないと。
そんなとりとめもないことを思考中です。

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その痛みには理由がある その1

2013年02月02日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
今までメルマガ、ブログ等を利用して自筆コラム「知って得する身体の歪み」 http://melmaga.toy-ken.co.jp/karada/から過去の記事をご紹介させて頂きました。
2002年から毎月発行、今年で11年目123話目まですすんできました!
過去の記事のご紹介は約一年かけてようやく終了しました。今回は最新書きおろし123話目「その痛みには理由がある その1」となります。4話シリーズで今後もご紹介しいく力作となっていますのでお楽しみ下さい!結構書きたいこと集約されています。

私達が感じる筋肉のコリや痛み・神経痛等は、何が原因でしょうか?

【1.自律神経】

主な原因の一つに自律神経のアンバランスが考えられます。
自律神経は主に、交感神経と副交感神経の2系統で構成され、
活動状態の比率も5:5ではなく、
        6:4くらいで交感神経の方が優位に働いています。

■交感神経と副交感神経 解説図(アトピー治すぞ☆HP参照)
 http://plaza.rakuten.co.jp/alltoomuch/diary/200702070000/

●交感神経 優位
仕事や運動など緊張しているとき、
肉体的活動をしているとき、
そして心理的ストレスがかかっているときは交感神経が優位になります。

●副交感神経 優位
気分良くリラックスしているとき、
笑っているとき、
食事をしているとき、
睡眠中などは副交感神経が優位に活動しています。

交感神経と副交感神経は、一日に何回も切り替わっているのです。

これらは自分が意識しなくても本来自動的に神経活動をコントロールしているのでこの二つの神経を総称して自律神経と言われています。


●自律神経の乱れ(交感神経と副交感神経のアンバランスとは)
自律神経が乱れた状態とは何かしらの要因(殆どがストレス)で、交感神経が優位な状態が必要以上に続いてしまい、リラックスした副交感神経優位に切り替われない状態を指します。


●交感神経 優位が続き過ぎると
血管が収縮する、
鼓動が早くなる、
呼吸が浅くなる、
消化器の働きが低下する、
リンパ球の働きが著しく低下する、
筋肉が収縮する、
内蔵の働きが抑制されるといった現象が起きます。

●副交感神経はそれらの逆の働きを促します。
血管が拡張し、
脈や呼吸がゆるやかに安定し、
消化活動が活発になり、
筋肉が弛緩します。

●リンパが大切、副交感神経
リンパ球とは体内の異物を攻撃する免疫細胞なのですが、副交感神経が活動しているときに活性化されます。

交感神経活動時も免疫細胞は機能しますが、この時はリンパ球ではなく顆粒球という細胞が活動します。

やはり異物を攻撃しますが、その異物を抱え込んで自爆テロのように死滅させる少々乱暴な攻撃を行うのが顆粒球です。

この時に異物を攻撃したところどころでどうしても活性酸素が発生し体内で血管や神経、内臓、節々の炎症が発生してしまいます。

この炎症が痛みの元となっているケースが非常に多いのです。



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