川崎市・狛江市・世田谷区 静岡県牧之原市 整体スクール「日本徒手整体アカデミー」日本徒手整体施術院

東京・神奈川・静岡で整体師資格取得は「日本徒手整体アカデミー」。「巡心流整体術」は当校独自手技。講師によるブログ。

300回記念

2007年09月28日 | 学院長のコラム、ブログ

先日の放送でNHK「その時歴史が動いた」が300回を超えたそうです。このブログとは何の関係もありませんが個人的には数少ない毎週見ているTV番組です。

学校の歴史教科書なんて暗記させるより、この番組を見ておけば充分じゃないかと思います。歴史を学ぶ上で大事なのは年号や人名、事変の名前を暗記することではないはずです。そんなカリキュラムだから誤解が生じ、おかしな世の中になる。何故、そのような歴史の流れになったのか、当時の人々の苦悩、決断、日本だけではなく世界的な背景、文化的な要因などがあって連綿と歴史が綴られているのです。

当時の人々が懸命に生きてきた、決断してきた結果現代が成り立っているのだと知ることができる番組で、「今」を作り上げた人たちに感動し、尊敬し、浪漫を感じます。そうしたら、歴史が教科書として現代の人たちの役にも立つはずです。立場上一番知らなくてはならない政治家さんや学校の教師、マスコミがわかっていない気がしますねー。

一つの歴史が動く時、個々の感情も含めて内外色々な要素が複雑に絡んでいるのです。あの時代のあの人の行動は間違いだとか、あの政策やあの戦争は間違いだとかは今だから簡単に言えるのです。その時にいない人間ならどうとでも言える。単純に結果論だけ見て正誤の判断をするのは浅はかだと思うのです。今の人たちが作り上げられたA級戦犯を弾劾するのはたやすいですが、肯定するつもりもないですが、当時その人間が置かれた状況なんて今の人間に絶対に理解しきることはできないのだから靖国問題で大騒ぎするマスコミ、隣国はまだしも、自国内の反対論者も愚の骨頂だと思うのです。

この番組はこれからも今の姿勢で続けてほしいと切に思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

内観

2007年09月26日 | 学院長のコラム、ブログ

内観があまりにもできていない人って正直好きにはなれません。では自分自身がどれほどできているのかというとはずかしいくらいまだまだではあります。短気だし、人ごみ嫌いだし、態度悪いやつや筋を通さない人間には我慢できないし。

そうそう内観が完璧に出来、実践している人間なんているわけではないと思います。では最低限の内観に当てはまる項目は何かと考えると因果応報を冷静に解釈できるかどうかだと個人的には思います。つまりどんな事象も、失敗も成功も腹が立つことも、気持ちいいことも自分の業に起因しているという。そうなるととても納得がいって少なくとも人のせいにする、人の悪口を言う、恨む、根にもつというこ悪の連鎖は断ち切れると思います。だから、人の悪口を言う、人のせいにする人間が内観不足かと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その時歴史が動いた

2007年09月20日 | 学院長のコラム、ブログ

今日のNHK「その時歴史が動いた」は昭和30年代の岩手県の寒村のお話でした。当時のその村での乳児死亡率は70%近く、東京都では20%代なので驚異的でした。そこで村長さんが立ち上がり、「赤ちゃんは村の宝だ」と常に主張し、病院の整備、深雪の舗装、優秀な医師の招聘、予防医療など深刻な問題を、情熱をもって次々と解決していったそうです。そして、極めつけは乳児医療費を無料にするという行政改革です。

今でこそ無料は常識ですが当時はまだ国内では施行されておらず、村議会や県からさえも反対があったそうですが、「政治の理念はまず人民の健康、命の尊厳を守ること」を信念としてついに断行したのです。今も昔も政治家や官僚は肝心の国民のためには何もせず、新しい法律の施行には腰が重く、既得権益のため保守派が幅を利かせる構図は変わらないようです。

これにならって国も無料にしていったわけだから、この村の行った役割は大きすぎます。

そもそも、平均寿命が日本が長いのは乳児死亡率が低いからであって、高齢者は江戸時代でも現代も多くいるわけです。むしろ、不健康、寝たきりに近い高齢者が多い現代は当時より問題が多いわけで。乳幼児期を乗り越えたら結構高齢者も寿命が長かったんですよね。今のような薬害や環境破壊、食品問題が当時にはなかったのだし。

そして、ついになんとその村では乳児死亡率が0になったのです。これには本当に感動しました。その結果全国から毎年何千人もの人が医療体制の研修に訪れたそうです。こんな世の中だからこそ命の大切さを認識させらる内容でした。

よく街頭インタビューなどで、政治家に期待することは「もっと景気をよくして欲しい」などと自分勝手な希望ばかりいう人が見受けられますが、そもそも全て政治にゆだねる姿勢がよくない。この村のように草の根レベルで出来ることからはじめ、訴えることは筋を通して訴え、人事を尽くして天命を待つという姿勢でなければ良い法律や行政なんて成り立つはずがないですよ。それに比べ・・・

国民年金の不正着服が全国の自治体で100近くになり2億円以上にも上るそうですが、報告を拒否している自治体すらあるそうだし、まだまだこんな数字ではないでしょう。何のために官僚になったの?あきれるし、憤りも感じます。もっと国民はこの惨状、政治の腐敗に怒った方がいいよ。福田さんが総裁になるとまた、官僚主導の政治に戻るんだろうな。くだらない靖国問題や給油問題より国内の問題にも目を向けなければね。

今、命をはって人民のために政治を行える人って何人いるんでしょう。前のブログにも書いた記憶が。改めて行政なんかには期待せず、自分に出来ることをやろうと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矯正法について

2007年09月19日 | 学院長のコラム、ブログ

今回のテーマは整体コースカリキュラムのひとつ「カウンターストレイン」について
説明いたします。
これは、オステオパシー系のテクニックの一つで非常に自然にソフトに骨格を矯正
することが可能です。脊椎、骨盤は勿論四肢の関節、靭帯、筋肉にもアプローチする
方法があり身に付けると、臨床の現場では非常に役に立ちます。
簡単に言うと、もとの歪んだ状態=楽な状態に90秒ほど静止、保持しゆっくり戻すと
矯正の出来上がりとなります。カイロのようなバキバキやるアジャストとは真逆のア
プローチで、急性、慢性を問わず効果的に使用でき、アジャストでは高齢者は不可能
ですがカウンターストレインでは可能となります。
もうこれ以上歪めない状態に保持しておけば、今度はもとの正しい状態へ戻うとする
人間の自然治癒力、恒常性を利用するわけですが、面白く興味深い原理といえます。
アジャスト系が苦手な患者さんが実際は殆どなわけで、カイロだけのテクニックでは
絶対に限界がありますし、ましてやアジャストは完璧に修得するまでに長い期間を必
要とし、さらにマスターできるとも限りません。闇雲に繰返し練習しても覚えられる
ものではないからです。何故なら、コツとセンスが要求されるわけですがカウンター
ストレインでは一つのテクニックを修得するのに一度で済み、まさに誰でも明日から
行える矯正法なのです。脊椎の矯正に素晴らしい効果をあげます。
ただ、胸椎の矯正ではカイロの方が効果的で優れている場合もありますので、これら
も無論当校のカリキュラムに含まれています。
肋骨の歪み、痛みをとるアプローチも優れていますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あ~

2007年09月14日 | 学院長のコラム、ブログ

安倍総理辞任しちゃいましたねー。おそらく八方塞でこのまま続投しても信頼回復は難しいと判断したのでしょう。そしてかなりの体調不良だったとの病院からの見解も出ています。彼が言っていた「戦後レジームからの脱却」という考え、テロ特措法、憲法改正など近代史をちょっとかじっていれば正論を言っていることが想像つきますが、その政策とは裏原に人事や政治とカネの負のイメージがマスコミにより背負わされ支持率が落とされてしまったというところだと思います。人事なども勿論安倍さんの責任ですがとにかくツキがなかったですね。政治とカネの問題だって今更の問題だし、安倍さん自体はおそらく真面目でお金にきれいな人なのでしょう、お坊ちゃまだから。

あと、10年くらい待って自民党内で基盤を気付いてから擁立されたほうがよかったのでは?と多くの方が思っていると思いますし僕もそう思いますが、同時に安倍さんくらい若い人でかつ正論いっている人がこれからリーダーシップをとって派閥、党を超え改革していくくらいでないとダメだとも思ったものです。よく、存在感ないとか、意味がわからないとかも言われていたが個人的には応援していました。官僚主導の政治を壊そうとして内閣の組織もいじってたわけだし。でも逆にリーダーシップを強く発揮すると、野党はともかく与党内でも、マスコミでもすぐに独裁者だと騒ぐくせに。それが日本のよくもあれこの場合においてはあしき風習です。

どの時代だって改革をするのなら絶対的なリーダーがいないとできないのは歴史が証明しているのだし。だからこそ安倍さんは、この際居直ってワルになっても信念を貫き通せばよかったと思う。チョイワルおやじブームだしね。それで、自民党が潰れるならそれは時代が求めていることだから、自民党のことなんて考える必要はない。やはり、お坊ちゃま育ちゆえか彼にはまわりのプレッシャーに耐えうる丹田と決断力の胆力が弱かったと言うことか。胃腸どころか、心臓も肝臓も活性酸素でボロボロなのでしょう。整体師として身体を支え、鍛錬のアドバイスをし、「首相、失うものはないんだからいくとこまでいっちゃいましょう」と近くで励ましてあげたかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする