川崎市・狛江市・世田谷区 静岡県牧之原市 整体スクール「日本徒手整体アカデミー」日本徒手整体施術院

東京・神奈川・静岡で整体師資格取得は「日本徒手整体アカデミー」。「巡心流整体術」は当校独自手技。講師によるブログ。

今年もありがとうございました!

2014年12月30日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。


今年も残すところあとわずか、こちらの業務もほぼ終了となります。新年は5日月曜日開始予定です。


今年はどんな一年でしたでしょうか。

施術院やスクールを通して、ストレスや食の身体に及ぼす影響、また、コラムなどで健康常識や医療の実体についてわりと辛らつに提言、指摘してまいりました。このコラムを読んできっと不快に感じた方も少なくなかった思います(笑)。


大半の健康常識が怪しいもので、大半の医療常識に大きな問題がはらんでいる。また、食事の内容も痛みや病気にダイレクトに関係してくるのですがそういう事実こそがあまり世の中に浸透していなかったり。薬を飲んでいれば安心と行った風潮にありますが、全ての薬は毒であり、副作用のない薬は実はない、と言う事などもお伝えしてきました。


如何に世で言われている健康常識がいい加減なものか、痛感しているのですが、よーく見てみると、それは健康、医療常識の分野のみならず、一時が万事、全ての業界に当てはまるものでもあったのです。


このままいくと大変な事になるよって言われてる事象は大抵からくりがあって不安をあおって焦らせて、結果儲かる既得権益者、業界人、企業が裏に必ず存在している。英語教育、温暖化問題、政治、経済、憲法等あと芸能界も万事プロディースする人間がいて、マスコミがあおって、結果儲かる人達の手の平でコロがされているという。

実は日本人は、世界で一番不安感が強い国民だそうです。


みんなちょっとマスコミや専門家、文化人と言われてる人達の言う事鵜呑みにしすぎだな~と思います。

 NHKだから安心だとか、大手新聞社が報道しているから事実だとか・・・インターネットの口コミだとか。もうちょっと自分の目でじーくりみて、他の媒体(つまり書籍)から複数情報を見極め、勉強すべきなんですけど、なんせ子供の頃からその常識に浸かった親や学校、社会通念みたいなもので別段疑問も持たず刷り込まれてきているので(自分も含めてね)なかなか真事実を受け入れるのは難しいし、受け入れる事自体にひるんでしまう。でもそれによって常に何かしら不安、心配それらがこうじて恐れの中で人生過ごすのはばからしいし自由がない。

結果そこに本当の自分の意思は存在もしない。そしてテレビをじーっとみて専門家、批評家と言われる人達の裁きを受け入れてしまいには自己嫌悪、自己否定に陥ってしまう。それって闇です。不安を解消するにはまず知ること、そして素直に違う情報や意見も一度受け入れない事には始まらない。マスコミや医療者や政治家達がさわいだり不安をあおっているときはまた始まったな~くらいに思っておけばいいのです。


でも安心させることを言う人は視聴率とれないから他の意見はほとんどマスコミは採用しないですけど。

これからも痛みや病気で不安に思っている方達に正しい対処法や真実を伝え、スクールで勉強される方達には知識を伝達し、不安であおられた世の中、人々に安心を与え光りを照らし続けられるよう、そういった人財を今後も輩出し続けられるよう来年以降更に精進していく所存です。

本年も皆様本当にお世話になり、誠にありがとうございました!どうか良いお年をお過ごし下さい!

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背中のコリの対処法

2014年12月23日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
今回は「知って得するからだの歪みシリーズ」最新コラム146話目「背中のコリの対処法」をご紹介致します。


肩、首、腰の筋肉のコリ、また腰の筋肉が張るという訴えは一般的に多いのですが、背中の筋肉が凝る、ぎっくり背中、普段から苦しい、というのも実は少なくありません。


世間一般では、肩こりや腰痛の原因は運動不足や姿勢不良、加齢等と言われていますが、このコラムで何度も述べているように、真の原因は内臓不良やストレスから起こる自律神経(交感神経優位)の反射なのです。


確かに、肋間神経痛やぎっくり背中等は、くしゃみや咳、ゴルフ等の運動中またはその後に発症するケースが多いのですが、それ以前に既に中枢となる背骨が神経の炎症により亜脱臼や捻挫(いわゆるズレ)を起こしており、その不安定な箇所に前述の動作の力点が加わって、周辺の筋肉も炎症を起こしたり凝ったりするのが症状の正体です。背骨に繋がる神経は内臓に連結しているので、その元となる内臓の疲れ、炎症または病変等が神経の炎症を引き起こす、というのが背骨の捻挫のメカニズムです。


背中で多いのは、胸椎という背骨の7番、8番目の左側、5番、6番目の右側の捻挫、そしてその2次的な反応である筋肉のコリです。両方とも肩甲骨の間に位置していますね。

         14122001  

 

前述の左側の違和感は脾臓のトラブルを示唆しています。
免疫に関わるリンパを生成する臓器なので、ウイルスや菌に感染した時、アレルギー反応があるとき、自己免疫性疾患を罹っている方、それらの大きな要因となる砂糖や果糖を頻繁に摂取している方に、高頻度で炎症が起きています。思い煩い、憂い、心配事が続く等のストレスも原因になります。心当たりありますね?


右側は肝臓の疲労が原因で、アルコールや薬、サプリメントなどの常用、活性酸素が出る程負荷の強い運動習慣がある方等に多いです。イライラしやすい、ずっと苦痛を我慢している等のストレスも見受けられます。


以前のコラムで、その対処法として、内臓の反射点の親指爪の生え際の指回しによって自律神経を刺激し、即効的に稼動域を改善する方法をご紹介しています(知って得する身体の歪み「寒い季節は末端から身体をほぐしましょう」 第110話)。その養生法とこのコラムでご紹介するエクササイズを組み合わせると、内臓と骨格の両面からアプローチ出来るので、より効果的です。

    14122002  14122003


今回は背骨や筋肉をエクササイズによってピンポイントで矯正する方法をご紹介します。普段私が行っているオリジナル高等テクニックです(笑)。

まずは座位で両手を頭の後ろで組み、胴体を左右に捻ります。
痛みや突っ張りを感じたら、前述した胸椎の箇所、脾臓や肝臓が疲れている証拠です。

どちら側に違和感がある場合でも、仰向けになって両脇を閉めて、両肘を床に押し付けます。しっかりと胸を張って、背中の筋肉を真中に引きつけるイメージで肩甲骨を十分に寄せます。10秒間しっかり行った後ストンっと脱力します。この時背骨に動きが出てきます。

          14122004           

14122005 

次に、違和感が出た側の背中を座位でしっかり伸ばします。背中の左側に違和感がある場合、頭の後ろで両手を組んで、胴体を右側に倒します。この時お尻が浮かないように、特に左の坐骨を椅子にしっかりと押し付け、背中をCの字にしならせます。何かにつかまって伸ばしても良いでしょう。30秒間頑張りましょう。

                 14122006162x240  
         左坐骨(お尻)をしっかり床に押し付け、左脇を伸ばす。

                 14122007162x240  

何かにつかまっても良い最後に、違和感がある背骨を椅子の背もたれやベッドの角、お風呂の壁などに当て、頭の後ろで両手を組み、背中を後ろに反らせます。その状態で胴体を両側に倒すようにグングン、スライドします。10回ほど行います。

 

    14122008       14122009

 患部を角にあてがって、胴体を左右に伸ばしながらスライドする
もう一度座位で胴体を左右に捻って背中のチェックを行うと、スムーズに回るはずです。このエクササイズは、気がついたら何度行っても良いですし、違和感がなくても、普段から柔軟性を養い背骨の動きをつける為に行うのもOKです。

 

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鉄分の重要性

2014年12月17日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。


何かしらの症状を抱えた患者様を長年診ていくと、愁訴がある方は必ず食生活の偏り、または食事の好き嫌いが存在している、と断言できます。

 飲酒習慣、水分不足、果物やスイーツを習慣的に摂取する等は肝臓や腎臓、副腎、脾臓といった臓器が疲弊しています。筋肉系、内分泌系、泌尿器系、そしてアレルギーや腫瘍等の免疫系に当然影響が出ます。
 また、好き嫌いも、必ず痛みや病気に反映されます。改めて食育の重要性を痛感します。大人になってからの好き嫌いの克服はなかなか難しい・・・。
 食育と言っても、子供のうちに甘い物を与えすぎない、好き嫌いをなくすといったことを徹底させまたは克服させることで十分だと思います。自分が嫌いな物を子供に食べなさいとはいえないと思うのですが・・。嫌いな食物は遠ざけ好きな物ばかり食べると身体への影響ばかりではなく、わがまま、頑固、人の好き嫌いも多い、逆境に弱い等の傾向も見られます。何でも感謝して食べられる教育をしたいものです。
 
 好き嫌いで多く見受けられる食材ではレバーが目立ちます。何故レバーをすすめるかと言うと鉄分の摂取に最も効果的だからです。

 鉄分は大変重要な働きを担っていることを改めて強調したいです。

 赤血球に含まれる細胞であるヘモグロビンの構成要素になります。このヘモグロビンは酸素を運搬し身体の必要箇所に届けられます。筋肉活動に必要不可欠ですし、あらゆる細胞、タンパク質の代謝に必須です。
鉄が不足するとヘモグロビンの数や運搬能力に支障をきたします。
結果、
血流不全を起こし、冷え症、めまい、慢性疲労、筋肉の慢性的なコリ、頭痛になりやすい、あざが出来やすい、動悸、息切れを起こしやすい、呼吸器疾患の改善を遅らせる、生理痛等を高頻度で併発します。勿論、細胞の代謝にも影響を与えるので、老化が進みやすい、コラーゲンにも影響を与えて肌が荒れたり弾力性が失われやすい、そして免疫力低下をまねく、といった深刻な問題も起こします。また爪が割れやすい、傷が治りにくいといった症状も特徴です。


更に、脳の神経物質の材料にもなるので自律神経のバランスが崩しやすい、姿勢不良をまねきやすい、くよくよし易いといった精神面への影響も大きいのです。うつや引きこもりの方、パーキンソンの方、ストレスに苦しんでいる方には是非鉄分の摂取をお勧めしたいです。
鉄自体はそもそも吸収しにくい栄養素で、ヘモグロビンの材料になるのはヘム鉄と言われる動物性食品に存在する鉄がオススメです。赤身の肉、魚、そして特にレバーに多く存在します。野菜や豆類などは非ヘム鉄と言われ、ヘモグロビンの材料にはなりませんし、種々の前述の症状の克服には至りません。吸収率も5倍から30倍の差がヘム鉄と非ヘム鉄にはあるのです。


 ですからレバーをさまざまな調理法を試しながらでも、日々摂取して欲しいのです。特に女性は生理により鉄が失われやすいので男性の倍必要だと言われています。
厚生労働省の目安では平均して60~100mgが一日に必要と言われていますが、前述のように、働きは多岐に渡り、ストレス社会においてはその5倍は必要と言えるでしょう。


 このレバー、ビタミンAの材料としても効果的で、味覚異常を防ぎ、皮膚・粘膜・軟骨の形成に非常に有用で、免疫機能の維持にも欠かせません。さらに細胞の構成要素となるタンパク質でもあるのでレバー嫌いはなんとしてでも克服しましょう(笑)。
 鉄分は肝臓や脾臓で貯蔵されますが、肝臓にダメージがある方(飲酒習慣、薬の常用)、脾臓にダメージがある方(スイーツ、果物など糖好きな方)はレバーを摂っても貯蔵されなかったり糖化して鉄の働きをなさなくなったり、それらの臓器にかえって負担をかけるのでご注意下さい。

 ※レバーの様々な調理法、以下のサイトで見つけました。ご参考に~♪
  http://cookpad.com/recipe_request/4295


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ONEday 冷え症対策講座のお知らせ

2014年12月09日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
 

好評受付中、イベントのお知らせです。

 ~知って得する身体の歪み~ 
 ONE day 冷え症 対策講座

  この時期になると辛い身体の冷え。
普段から冷え症に悩まされている貴方、ますます冷えが身体を襲います。

身体が冷えると・・・
・ リンパの働きが低下して免疫力が下がり、感染し易くなる。
・ 腰痛などの筋肉のコリが顕著になる。
・ 頭痛、しびれなどの神経痛が起こりやすくなる。
・ 胃や腸等の内臓不良も招く。
・ 膝、股関節等の節々が硬くなり痛くなる。       ・・・etc

 この機会に冷え症を根本から改善!

1、 冷え症の根本原因とは?  講義20分
2、 その為の対処法とは?    講義20分
3、 健康とは己を知ること・・ご自身の歪みを把握してセルフ矯正を
                    修得します。これを憶えれば身近な大切
                    な人も調整できます!骨盤矯正メインに♪
                    実技50分
         
 サヨナラ 冷え症!この際だから体質改善♪


日時 : 平成26年 12月13日 土曜日午前11:00~90分
締切 : 平成26年 12月12日 正午
この日がダメなら2号店 千歳船橋の「花なり」でも翌日14日10:30
から開催!!一品料理もご紹介!女性限定!

料金 : 3000円

申込 : TEL 03-3477-7009    

      mail info@aoyamaseitai-ac.com

 希望者は必ず締切日までにご一報下さい。

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世の中の健康常識を問う 薬について

2014年12月01日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
今回は書き下ろし、シリーズ世の中の健康常識を問う、薬についてです。少々長くなりましたがおつきあい下さい。

痛みがあると不安になります。一体身体の中で何が起こっているのだろう?と。また、熱や流行病、検査数値に異常が出ても少なからず不安になるのが人情といえるで
しょう。その不安から、世の中では専門家、とされる医師の脅迫(笑)にも似た提言を信じ、とりあえず、処方された痛み止め、解熱剤、抗生剤、その他数値を下げる為だけの薬を服用してしまう・・・これも全くもって無理のない話しです。これだけ医療機関や政府、マスコミが連日必要以上に病気の恐さ、医療のかかることの重要さ、薬のCM等を報道しているし、実際病院に行っても治療と言えば薬の処方、シップがほとんどで薬が出ないことはまずありません。
さもありなんと、痛みや数値異常は年齢、運動不足、姿勢、ストレスだといわれそれを防ぐには薬しかない、最悪手術、または適度な運動もしましょうとくる。適度な運動って何ですか?医療側が、薬で症状や数値をごまかすことしかできないからそのようなお決まりの提言になる。
国民一人当たりの薬の消費量は日本が世界ダントツ、そして世界の薬の6分の1を日本が飲みこんでいる、という事実をご存知ですか。また、レントゲン、MRI、マンモ
グラフィー等等高度医療機器保有数はアメリカの2倍と言われています。その数字を単純に見るだけでも異常だと思いませんか?こんなに薬を飲んでいる国民、一生に間に
検査、検査・・・何度もレントゲンをとる国民、世界的に見て日本人は突出して被爆しているわけです。これらの基本的事実をまず念頭に置くべきで、こういう事実に
疑問を持たなくては検査漬け、薬漬けの日々から脱却できないでしょうし、いくら消費税を上げてもこの圧倒的に莫大で無駄な医療費を削除していかない限り、国の負担は、納税の負担はかわりないでしょう。少なくとも名前だけが先行していたアベノミクスなるまやかしの経済政策より遥かに確実で効率的な経済政策になるはず。無駄な医療費に費やさず、余剰分のお金でレジャー、お買い物、子供に家を建ててあげる・・等経済も回るはずです。何せ、一生に使う医療費の平均が2000万円、そのうちの半分が65歳を過ぎてからいっきに消費!

さてさて、導入が長くなりましたが、では実際薬を飲むことでどれくらい期待できるのか、または副作用は心配ないのか?を検証していきます。
そもそも、痛み、しびれ、それにともなう炎症などは自律神経で言うところの交感神経が優位な状態が続いているときに身体に変調をきたします。
交感神経は、日中仕事をして戦闘モードの時、プレッシャーがかかっているとき、緊張だけではなく怒り、不安、憂い等心の感情が不安定なときも交感神経が発動します。また、負荷の高い運動をしているとき、睡眠不足の時、カフェインや糖を常用しているときも交感神経が優位になります。そうなると、血管が収縮し、脈や血圧も上がり、筋肉も当然緊張、内臓の分泌や消化などの機能も抑制され、リンパ球の活動を中心にした免疫力も機能しなくなります。
逆にリラックスしているとき、食事をしているとき、熟睡しているとき、お風呂に入っているときなどは副交感神経が発動します。この時分泌や消化等の内臓の働きは活性化され、血管も開き、筋肉は弛緩し、脈や血圧も安定し、リンパ球が活性化されるので免疫力はしっかり機能します。
こうしてみると、花粉症、アレルギー、風邪等は全てリンパ球の働きが弱って起こるものなので、交感神経が優位な状態が続いてる人がかかってしまうのです。もちろんそれだけではなく、内蔵の炎症、不眠症、高血圧、その他生活習慣病といわれるものも同様です。また、血管の収縮、筋肉の緊張も起こるので肩こり、頭痛、腰痛、膝痛、神経痛などもすべて何か症状があるときは副交感神経への切り替えが鈍く、または発動時間が短く、交感神経が優位な状態が長く続いている状況を示唆しています。
交感神経は前述したように心理状態にダイレクトにリンクするので、病気やコリ、痛み、神経痛はほぼストレスを処理しきれていない、切り替えがうまくいっていない方に起こっていることは間違いありません。
そうしたことから、姿勢や年齢、運動なんかじゃなく肩こり、腰痛等はストレス、と断言できます。心当たりありますね?
そのように血管収縮による血流不全、低体温、筋肉緊張時=交感神経優位時にはその滞った部位に栄養や酸素を送ろうと、狭くなった血管を無理にでも通って供給しよう、身体は治癒しようと頑張ります。そこが炎症となり、痛みとなり、病気に発展していくのです。もともと血流が安定していたら炎症も起きないのです。無理に心臓から隅々まで血液を送ろうと圧力を上げる=高血圧も起こらないのです。
 たとえばそのように、炎症部位が腰の筋肉や、背骨や骨盤の関節、腎臓などに起こります。それが腰痛の大半の原因です。
そして一般的にはその発痛部位にシップや鎮痛薬によって痛みをコントロールしようとします。つまりシップも鎮痛薬も何故使用する当初は一時的にでも炎症や痛みが緩和したように感じるかというと、身体を根本的に冷やしているからなのです。その部位をピンポイントで冷やすことは痛み止めの薬にはできません。身体全体を冷やすことで炎症を誤魔化しているのです。そして鎮痛薬に限らず、ステロイド剤=免疫抑制剤、睡眠薬、降圧剤、抗がん剤、胃腸薬、抗うつ薬等・・・全ての薬が同様に100パーセント身体を冷やしているのです。
それはつまり一時的ならともかく、数日間以上継続して薬を服用する事自体が決定的に交感神経を優位にしてしまいます。もともとは血流不全や冷えが引き金になって炎症を起こしていたのに・・です。
ですから、交感神経が続く→血流不全→血液を供給しようと無理に血液が低酸素、低体温、詰まって滞った部位に集まる→炎症によって痛みや痺れが起こる→鎮痛薬に
よって身体全体を更に冷やす(一時的に一瞬痛みが緩和)→薬の常用→冷え=交感神経優位体質をつくる→さらに炎症=痛みも慢性化する→また薬を飲む→しまいには
薬が効かない・・と負の連鎖が永遠と続くのです。薬を飲むことで健康には決してならないのはご存知だと思いますが、交感神経優位体質をつくり痛みや各症状、数値異常から逃れられなくなり、冷えとリンパ球低下により病気体質をせっせとつくりだしていることになるのです。世の中の9割の薬は不必要、飲む必要がない、と実は専門家が指摘しているくらいです。予防接種も同じです。ストレスと食習慣が原因と言えるので、その根本原因を改めれば薬に頼る必要はなくなります。
もう1つ、筋肉がコル、硬くなる要因として疲労物質が挙げられます。いわゆる乳酸と言われる物質で、その疲労物質が血管中に滞留して血行不良を起こすことで身体も重くなり、筋肉もコってしまうのです。この、乳酸、もとは吸い込んだ酸素なのですが、例えば負荷の高い運動をした時に息が荒くなり、過剰に酸素を摂取するとそれらの余分な酸素が化学変化を起こし乳酸に変性します。殺菌作用もあるので必ずしも悪者ではありませんが、余った乳酸は血行不良を起こし、活性酸素として細胞も傷つけるので、病気や老化、細胞の酸化の原因と言われています。
そして運動時のみならず、イライラ、苦痛、心配、憂い等のストレスで呼吸が浅いとき、デスクワークなどで同じ姿勢をとっているときも吸い込んだ酸素は活性酸素→乳酸に変性しやすくなるのです。さらにその乳酸は、最終的に肝臓で分解されるのです。
つまり筋肉の疲労、硬さは肝臓でそもそも乳酸の分解が追いついていない、という肝臓の疲労を示唆しているのです。肝臓は解毒、分解の臓器です。
今回のテーマである、薬の分解、解毒も当然肝臓が担います。常用しているなら当然肝臓に負担がかかり炎症していきます。そういう意味ではどんな薬でも服作用のな
い、身体に負担のかからない薬なんて存在しないのです。薬の大きさは関係ありませんし(笑)漢方も同様です。医者はこの薬は軽いから、とか服作用ないからと、平気でうそぶきますが、こうして見ていくとそんなことはありえないのです。最近では子宮頸ガン予防接種が服作用としてクローズアップされその必要性が非常に疑われていますが、他にも蕁麻疹等のアレルギー反応とか、薬害エイズ等、明らかな服作用ばかりが服作用とは決して言えないのです。
さらに肝臓は脂肪、アルコール、果物の果糖なども分解しなければいけません。農薬や添加物なども解毒しなければならない・・。薬も飲んでアルコールは止められません、果物は好きです・・なんていうのは論外なのです。そういうパターンでも肝臓が慢性疲労を起こし、肝機能数値のみならず、乳酸の分解も追いつかず筋肉も硬くなるわけです。そして交感神経も優位が続く・・。
肝臓、という観点でも薬の影響で筋肉に支障をきたします。緑内障や白内障、視力低下も肝臓の問題です。老後に目の問題を抱える方は薬の常用習慣がある方、果糖や
甘い物が好きな方、ともいえるので十分注意したいものです。使用して症状が緩和しないならば、服用し続けることはこれらの視点からみると止めるべきでしょう。弊
害やリスクの方が遥かに高いといえます。薬を簡単に考えてはいけませんし、侮ってはいけません。ネット販売など簡単に手に入る仕組みづくりなどは、単に儲ける為
なので絶対反対です。知らないと不の連鎖=交感神経体質をますます増長し、冷え、筋肉のコリ、痛み、病気体質から抜け出せない恐ろしいことになるのです。病院で安く処方されるからと安易に使ってもいけませんし、効き目のない物はいち早く止めるべきです。税金の無駄遣いと、身体を蝕むことを増長させるだけです。うまく利用すべきであって、言われるがまま安易に飲んではいけません。勿論飲まなければいけない方もいますが、それでも十分な知識を自ら得て、理解をした上で服用すべきなのです。


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