リトル・ミス・サンシャイン

リトル・ミス・サンシャイン』のDVDを観ました。

【STORY】
フーヴァー家は6人家族。

パパのリチャード(グレッグ・キニア)は、
人生の勝ち組になることで頭がイッパイ。

ママのシェリル(トニ・コレット)は、
バラバラの家族をまとめるのに
いつも奮闘している。

老人ホームを追い出されたおじいちゃん
(アラン・アーキン)は、毒舌なヘロイン中毒者。

失恋して自殺を図った伯父のフランク
(スティーヴ・カレル)は、ゲイ。

兄のドウェーン(ポール・ダノ)は、
何ヶ月も口を利いていない。

ちょっとおデブな妹のオリーヴ
(アビゲイル・ブレスリン)は、
美少女コンテストで優勝するのが夢。

個性豊かでまとまりのない家族の元に、
ある日ビッグ・ニュースが飛び込んでくる。

カリフォルニアで行なわれる
「リトル・ミス・サンシャイン」コンテストに、
オリーヴが繰り上げで参加できることになったのだ!

ミスコンのビデオを研究したり、
おじいちゃんからダンスの特訓を受けたりして、
この日を夢見てきたオリーヴは大ハシャギ。

しかし、飛行機でカリフォルニアまで行くのは、
金銭的にムリだった。

結局、家族6人はミニバスに乗り込み、
一路コンテスト会場へと向かう。

ところが、途中でミニバスが故障するなど、
ハプニングに見舞われ……。


うえーん……めっちゃイイ作品だったよーぅ。

序盤、個性豊かすぎる家族に
若干引きながら観ていましたが、
中盤ともなると、6人全員を大スキになっていて、
もう夢中になって観てしまいました。

簡単に言えば、機能不全に陥った家族の
ロードムービーってカンジ?

道中、いろんなハプニングに見舞われ、
それを乗り越えてゆく度に家族の間に変化が。

この手の作品は、極端にコメディー路線に
走ってしまったり、逆にシリアスに
重ーくなってしまったりしがち。

でもこの作品は、笑って泣けてハートウォーミング。

とってもバランスがイイ。

重すぎず軽すぎず、
キチンと大切なメッセージを伝えています。

中盤、かなり衝撃的な出来事があります。

ホント、まさかっ! ってカンジで、気づくと涙が……。

この作品、本年度アカデミー賞で
脚本賞と助演男優賞を受賞しています。

ふむふむ、納得納得。

助演男優賞は、おじいちゃん役の
アラン・アーキンが受賞したんですけれども、
ホントに素晴らしい演技でしたね。

おじいちゃんはスッゴク毒舌で、
ちょっと憎たらしいぐらい。

けど、時折優しい表情も見せるんです。

その表情を見ると、孫のオリーヴが
懐くのも分かるなーってカンジ。

ホントは心優しいおじいさんなんだなーって。

でも、6人全員の演技が素晴らしく、
エンディングでは、微笑みながら
泣いてしまいました。(ちょっと不気味?)

この作品の素晴らしいところを語ろうとすると、
ネタバレになってしまうので、
多くを語れないのがヒジョーに残念。

とにかく観てください! ってことで。

久々に、観てよかった! と思える作品でした。

リトル・ミス・サンシャイン
20世紀フォックス・ホーム
・エンターテイメント・ジャパン
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