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「座頭市」の勝新太郎に会った事がある。

2007年02月07日 | 映画・DVD・ビデオ
座頭市全集 DVD-BOX 巻之壱

ポニーキャニオン

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内容紹介
公開当時に近いクオリティで、勝新太郎の「座頭市」が鮮やかによみがえる。撮影監督・森田富士郎監修のもと、40年以上に渡り保管されてきたオリジナル・ネガからニュープリントをスクイーズ収録でテレシネした新マスターを使用。さらに、デジタル最新技術を駆使し修復。オリジナルに近い映像が復元された。7枚組(下記6作品+特別ディスク)。2004年12月下旬までの期間限定生産。

【収録作品】
『座頭市物語』
『続・座頭市物語』
『新・座頭市物語』
『座頭市兇状旅』
『座頭市喧嘩旅』
『座頭市千両首』
【特典映像】
特別ディスク
「聞書 座頭市~座頭市を生きた勝新太郎(仮)」
(収録時間約60分予定、スタッフ・キャスト・関係者インタビュー等収録)

座頭市全集 DVD-BOX 巻之弐

ポニーキャニオン

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内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
勝新太郎主演、盲目の居合の達人・座頭の市の活躍を描いた傑作時代劇シリーズのBOX第2弾。『座頭市あばれ凧』『座頭市血笑旅』『座頭市関所破り』『座頭市二段斬り』『座頭市逆手斬り』『座頭市地獄旅』の6作品を収録、特典ディスクも封入した7枚組。
座頭市全集 DVD-BOX 巻之参

ポニーキャニオン

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内容紹介
公開当時に近いクオリティで、勝新太郎の「座頭市」が鮮やかによみがえる。6枚組+ブックレット(下記6作品+特別編集本)のDVD-BOX第3弾。撮影監督・森田富士郎監修のもと、40年以上に渡り保管されてきたオリジナル・ネガからニュープリントをスクイーズ収録でテレシネした新マスターを使用。デジタル最新技術を駆使し修復、オリジナルに近い映像が復元された。2004年12月下旬までの期間限定生産。
【収録作品】
『座頭市の歌が聞こえる』
『座頭市海を渡る』
『座頭市鉄火旅』
『座頭市血煙り街道』
『座頭市果し状』
『座頭市喧嘩太鼓』
各巻に映像特典として劇場予告編、スタッフ・キャスト解説・フォトギャラリーを収録。


僕は「勝新太郎」に会った事がある。まだ、大阪でドラマのAP(アシスタント・プロデューサー)をしていた時の事である。スタジオ収録中、僕はスタジオ二階にある「スタッフルーム」で、俳優さん達の「新幹線のチケット」「宿泊」の手配をしていた。そこに、突然、勝新太郎と長男(僕達がやっていたドラマでデビュー。当時は奥村雄大と名乗っていた)が「スタッフルーム」に乱入。勝新太郎が、息子に「芝居の稽古」をし始めたのである。その時は収録中で、「スタッフルーム」には僕しかいなかった。勝新は、僕の存在も目に入らない様で、一生懸命、息子に「芝居の指導」を熱く・・・アッチチという位のオーラを出しつつ、15分位して、入ってきた時と同じ様に、息子を連れて、風の様に去っていった。あの「迫力」と「オーラ」はなんだろう。物凄かった。今まで出会った俳優さんの中でも、飛び抜けて、周りに「オーラ」を放っていたと思う。顔は赤ら顔だったので、既にあの時、酒を飲んでいたのかもしれない。あれだけ、個性が強いと「黒澤明監督」と意見が食い違って降板という事になったのも頷ける。ドラマをやっていて、忘れられないシーンとなった。勝新太郎さんは、実は「不器用な生き方」しかできない人だったのかもしれない。今考えると、あの時の、純粋にドラマ初出演の息子に芝居を教えている姿はどこか神々しかった。



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