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「ウィキペディア」が何ではないかの説明・・・

2007年02月02日 | インターネット
このページでは、ウィキペディアが何ではないかを説明します。ウィキペディアは百科事典です。また、百科事典をつくるためのコミュニティです。この文書の目的は、それらと外れているものを明記し、一定の水準に達するための努力目標を示したものです。

ですから、この文書は削除の基準とは直接関係ありません。この文書のウィキペディアではないものに該当するからといって、削除の方針の「ケース E: 百科事典的でない記事」にそのまま該当するわけではありません。削除の方針については削除の方針や即時削除の方針を参照してください。

オンライン百科事典と違うもの
ウィキペディアは一般向けのオンライン百科事典です。このことからウィキペディアは何ではないかを導き出すことができます。


ウィキペディアは紙製ではありません
ウィキペディアは紙製ではありません。ゆえに、ウィキペディアは、サイズの制限がなく、リンクを含むことができ、よりタイムリーであります。つまり、紙面用の文章の長さやスタイルがウィキペディアでは必ずしも適切というわけではありません。ただし一つの記事があまりに多くの事柄を含みすぎるような場合や、一つの記事の中で解説した方が望ましい事柄が複数の記事でばらばらに説明されている場合には、Wikipedia:記事の分割と統合を参考に適切に整理する事も検討してください。

もちろん、「紙製の百科事典ではない」ということは、百科事典の定義から逸脱して好き勝手に編集してよいという意味ではありません。


ウィキペディアは辞書ではありません
ウィキペディアは辞書ではありません。語法や専門語・俗語の手引きではありません。もし、ウィキによる辞書を作りたいなら、ウィキペディアの姉妹プロジェクト「ウィクショナリー」への参加をご検討下さい。

ウィキペディアの項目は:

辞書的な定義ではありません。ウィキペディアは辞書ではありませんので、定義だけの項目を作らないようにしてください。もちろん、項目は、そのトピックについての良い定義と明瞭な文章で始めるべきです。もし、定義から始めるのが難しいならば、それに代わる説明をページの最初に記載してください。
定義のリストではありません。しかし、ある言葉がいろんなものに関連する場合には、他のページへの誘導案内をすることができます(Wikipedia:曖昧さ回避)。そのようなページではその語に対する違いがはっきり分かるようにしてください。ウィキペディアは用語のリストも含んでいます。
語法案内ではありません。ウィキペディアはビジネス用語や熟語・慣用句などを説明するものではありません。もちろん、百科事典の観点から、ある語がどのように使われているかを言及することは非常に重要です。例えば、その他という項目については、語法だけではなく統計学・数学・世論調査などといった幅広い視点から言及する必要があります。それが出来る可能性がないならば、そのような言葉について項目を作るべきではありません。万一使用法が与えられていないなら、en:freedomの記事は長い議論ばかりになってしまうでしょう。また、ハッカー用語やコンピューター用語、スラングや方言の使用法案内でもありません。我々は人々にハッカーのような話し方や関西弁での話し方を教えているのではありません。我々は百科事典を書いているのです。もちろん、ハッカー文化についての奥行きのある記事のために、ハッカー特有の俗語についての説明をすることは、理解するために必要ならば歓迎されるでしょう。

ウィキペディアは演説場所ではありません
ウィキペディアは演説をする場所ではありません。また、議論場でもありません。

ウィキペディアの項目は:

いかなる種類の宣伝(プロパガンダ)や擁護の場でもありません。あなたが支持する人物や団体、思想や信条を宣伝するためにウィキペディアを利用してはなりませんし、逆に対立する相手や不愉快なものを非難・攻撃したり、あるいは読者を扇動するためにウィキペディアを利用してもなりません。もちろん、あるイデオロギーを持った人が何を主張しているのか、中立的な観点から客観的に記述することはあります。もし、本当にあなたの主張を他の人々に広めたいなら、例えば外部の電子掲示板やブログをご利用ください。
電子掲示板ではありません。ウィキペディアでは、百科事典の執筆に専念してください。もちろん、項目の問題を解決するために、その項目のノートページを利用することができます。項目本文で会話をしないようにしてください。
批評の場ではありません。あなたの個人的な感想を書く場ではありません。お気に入りの作品を宣伝したり気に入らない作品を非難したりしてはなりません。批評や意見は、ほとんどの場合その人の主観に過ぎないものです。作品についての批評的な分析が、検証可能性を満たした上で適切な観察に基づいている場合には歓迎されます。
個人の随筆や論文ではありません。個人的な意見を記述しないようにしてください。ウィキペディアでは、人類の知識となっているものを編纂しています。まだ人類共通の知識となっていない意見を伝達する場所ではありません。自分の意見をさも大勢の人々の共通認識であるかのように言葉を濁さないでください。ウィキペディアに関する個人的なエッセイはメタウィキメディアに投稿することができます。
独自の調査結果の発表の場ではありません。もしあなたがその事柄についての独自の調査結果をお持ちなら、その結果を通常の査読制度のある雑誌に投稿し、出版してください。それが人類の知識の一部となった時、ウィキペディアはあなたの業績について報告することになるでしょう。もちろん、査読がきちんと行われない雑誌から情報を持ってきてはいけません。
自己宣伝の場所ではありません。もちろん、百科事典の項目として成立するものならば、あなた自身やあなたの組織について書いてもかまいません。
広告の場ではありません。ウィキペディアはいかなる広告宣伝活動も受け入れておりません。百科事典の項目として適切であるものだけを受け入れております。
布教の場所ではありません。一方的に特定の宗教を前面に押し出すのではなく、その側面から触れて、できうる限り宗教的にも中立であるべきです。
事実の暴露や報道を行う場ではありません。もっぱら知られていない事実を公表することが目的ではありません。事実ならば何を書いてもよいわけではありません。個人のプライバシー、また特に不謹慎とみなされる場合のある事象の記述に関しては、それが事実であっても保守的な態度で記述を避けるべきです。事実の報道は、姉妹プロジェクトのウィキニュースでなら歓迎されます。
法的リスクの回避所ではありません。例えそれが正義であっても、名誉毀損罪・侮辱罪・信用毀損罪などが成立する恐れがあることを記述しないでください。あなたのその正義を、個人のホームページで行うのではなく、そのリスクを軽減するために、また責任逃れのためにウィキペディアを使うなどということはあってはなりません。
未来を予想する場ではありません。たとえ近い将来のことであっても、執筆者の憶測や予想を発表するためにウィキペディアを使わないようにしてください。もちろん、公式発表や報道などを通じて発表されている予想について中立的な観点から書くことには、問題はありません。
嘘を並べる場ではありません。エイプリルフールに流布した面白いジョークについて述べることは、事実の記述として行われるならば問題はありません。ですが、ウィキペディア自体を嘘をつくための場として使わないようにしてください。そうしたものは、削除されるか、Wikipedia:削除された悪ふざけとナンセンスへと追いやられることでしょう。
願望や妄想を書く場ではありません。あなたの理想やあなたにしか見えない世界は心の中にしまっておくか、個人のウェブサイトで行ってください。オウム真理教のように、ある個人や団体の願望・妄想が社会的影響を与えた場合は文章にする価値はあるでしょう。ですが、それは願望や妄想を持っていたという事実として記述するべきです。そのときには、事実であることを証明するために情報源を明記すべきかもしれません。

ウィキペディアはミラーサイトでもリンク集でもありません
ウィキペディアはミラーサイトでもリンク集でも画像掲示板でもメディアファイルの保存場所でもありません。

ウィキペディアに加えられたコンテンツは、百科事典の項目に合うように編集されます。全てのコンテンツはGNU FDLのライセンスの下で公開されます。

ウィキペディアの項目は:

単なる外部リンク集ではありません。もちろん、執筆するときに参考にしたサイトなどのリンクを付け加えることは全く問題ありません。
単なる内部リンク集ではありません。この例外は、項目名が競合したときのWikipedia:曖昧さ回避のページと他の項目を組織的に結びつけるトピックの一覧です。
パブリックドメインやその他の情報源からのコンテンツの保存場所ではありません。本の一部や全部、ソースコード、オリジナルの歴史文書、手紙、法律、声明、そういったものはウィキペディアで収集していません。Wikipedia:原典のコピーはしないを参照してください。もし、第一級史料があればウィキソースにて収集しています。
写真集やメディアファイル集ではありません。文章がなかったり、データと定義しかないような項目はつくらないようにしてください。もしも、画像や音声を提供したいならばウィキメディア・コモンズをご利用してください。

ウィキペディアはフリーのウェブサイトでもプロバイダーでもありません
ウィキペディアを個人的なウェブサイトやブログやウィキとして利用しないでください。ウィキそのものに興味があるのなら別に多くのサイトがあります。また、自分のサーバーにウィキソフトウエアをインストールできます。

ウィキペディアのページは:

個人的なウェブサイトではありません。ウィキペディアンは利用者ページをもっています。しかし、それは百科事典の編集のために用意されています。個人的なウェブサイトを作りたいのならば、専用の業者がサービスしていますのでそちらを利用してください。
ファイルの保存場所ではありません。もし、あなたがファイルをアップロードするなら、どうか百科事典で利用する(利用する予定の)ファイルのみにしてください。それ以外のファイルは削除されます。

ウィキペディアは単なるナレッジ・ベースではありません
ウィキペディアは、単なるナレッジ・ベースではありません。すなわち、単なる情報やデータを無差別に収集する場所ではありません。百科事典として適切となるよう体系的に整理し、文章による解説をしてください。また、100%真実だからといって、百科事典の項目に相応しいとは限りません。百科事典として適切かどうか議論がありましたが代表的なものは次の通りです。

ウィキペディアの項目は:

FAQのリストではありません。百科事典に相応しく文章として執筆してください。もし、FAQ集を作りたいのならウィキブックスをご検討ください。
引用、格言、人物といったリストの記録所ではありません。もちろん、もしそれらが、記事のトピックに極めて強く関連していたり、大きな功績があったりする場合には、全く問題ありません。引用のリストを作りたいならば、ウィキペディアの姉妹プロジェクトである ウィキクォートをご利用ください。もちろん、ウィキペディアは素早く記事を参照するための表やリストを含んでいます。
観光案内ではありません。ウィキペディアは特定の観光地の産業を促進するためにあるものではありません。ウィキペディアは北京のどこに安くて快適なホテルがあるか、どのように観光すれば旅行者にとって心地よいかを書くところではありません。また、定義文と行き方や観光地のみをリストアップした記事は要りません。しかし、歴史や背景が適切に説明された上でそれらのことが補助的に書かれているのであればそれは歓迎されるでしょう。
データベースではありません。統計資料や周辺の施設のみで構成される記事はウィキペディアには要りません。たとえばある駅の記事において定義文とその周辺の施設のリスト、利用客数などの統計のみが書かれているような記事などは歓迎されません。しかし、ある項目にその統計・周辺の施設を書くことでその記事をより深いものに出来る、あるいは説明に不可欠であるのであればそれは歓迎されるでしょう。
ニュースの場所ではありません。ウィキペディアでは、突発的な出来事の報告をするべきではありません。ニュースに採り上げられる速報的な話題はしばしば誤っていたり情報不足だったりしますし、またしばしば十分な考察や多面的な視点を欠くものです。最新の出来事についての速報はウィキニュースの領分です。しかし、現在ニュースの話題になっている事柄に関し、百科事典的な記述として記事を作ることは良いことです。いくつかの例を最近の出来事で見てください。現在起きている出来事を歴史的視点から見た百科事典の記事として作られている範囲において、人々の間で共同的にしかも分単位で更新していくことをウィキの仕組みが助けてくれるはずです。もしあなたが最近のニュースを更新する場合、数年後に読んでも文意が変わらないように、過去形を使って記述してください。
家系図や人名録ではありません。ウィキペディアの伝記は大きな業績を残した人物についてのみ取り上げられるべきです。「大きな業績」かどうかは、様々な外部の情報源において取り上げられているかどうかで評価すべきです。もちろん、有名でない人物は、新しく記事を作るのではなく、他の記事の中で言及してください
記念碑ではありません。一般人が亡くなったからといってそれを記録する場所ではありません。もちろん、百科事典に相応しい人物についてならば問題ありません。
イエローページではありません。百科事典作成という事業以外のビジネスを行うための情報源ではありません。具体的には、ラジオ局の記事内に、今後のイベント予定や販促プロモーション、電話番号などを記載することはできません。もちろん、主な番組名などは記載可能です。また、ノートページではそれらのイベントやプロモーションの話をすべきではありません。ノートページは記事の内容について討議するためにあります。
レシピ集ではありません。料理についての記述をする場合に、単にその製法だけを記述しないでください。そのような記事はWikibooks内にある料理本に記述してください。具体的には、チャーハンの記事を書く場合、準備する油や米の種類・量や鍋の温度、入れる材料の順番や調理の時間の記事を作っても、それにチャーハンの歴史や種類、中国のものと日本のものとの違いなどについても書き加えてください。
備忘録ではありません。思いついたことを十分に吟味することなく先を争って投稿・編集するような場所ではありません。記事を新規投稿するときには、なるべく十分な時間をかけて必要性を検討し、事実を調べ、文章を推敲するように心がけてください。スタブあるいはスタブ未満の記事を乱造しないでください。

ウィキペディアはいかなる団体の公式サイトでもありません
ウィキペディアはいかなる団体の公式サイトでもありません。政府機関や自治体や企業や放送番組などについての項目は、それらの団体とは関係ありません。政策や製品についての苦情や要望、それらの団体への問い合わせは、それぞれ直接その団体へ行ってください。


ウィキペディアは未成年者を保護するための検閲をしていません
ウィキペディアには未成年者にとって相応しくないものが含まれているかもしれません。ウィキペディアは誰でも編集できます。編集した結果は誰かが事前にチェックせずにそのまま保存され、変更は瞬時に反映されます。したがって、子供に見せたくないものをブロックすることはできません。ウィキペディア日本語版では、日本の法律で問題となる可能性のあるものは削除されます。しかし、チェックできていないものが残っているかもしれません。


コミュニティと違うもの

ウィキペディアは戦いの場ではありません
異なる意見を持つ人物を、言葉によって脅迫しないでください。それらの利用者を悩ませたり、怖がらせたりしないでください。知的に接し、丁寧に議論に招待してください。ウィキペディア、ウィキペディアン、ウィキメディア財団に対して、法的な脅しをかけないでください。脅迫は許されていませんし、行えば投稿ブロックされることもあります。あなたの法的な権利が侵害されていると考えるときは、それを行ったと考えられる利用者と直接議論する、適切なメーリングリストを使用する、直接ウィキメディア財団に英語で連絡をとる、著作権侵害の場合は、Wikipedia:削除依頼の手順に従う、などの方法をとってください。


ウィキペディアは無政府主義の実験ではありません
ウィキペディアはオープンで自治性のあるプロジェクトですが、これは無政府主義的なコミュニティの可能性の探求をおこなっているわけではありません。我々の目的は百科事典を構築することであり、無政府主義の限界をテストすることではありません。しかし、これは我々の成功の大部分が我々の過度のオープンさのおかげであるということを否定するものではありません。


ウィキペディアは民主主義の実験ではありません
ウィキペディアは民主主義ではありません。合意は議論によって決まります。多数決で決まるわけではありません。ただし合意を得る助けとして投票を行う場合はあります。


何か変だと思ったら
ウィキペディアは百科事典であるという根本に戻って判断してください。


もしも百科事典的ではないものを見つけたら
正常な内容に変更してください。
履歴を保存した上で、リダイレクトページにしてください。
削除の方針に合致するものなら、削除依頼に出し、削除するべきか議論してください。どんなページが削除されるべきなのかを明らかにするために、削除についての討議は削除依頼ページで行われるべきです。
他のプロジェクトがふさわしいものなら、移動を検討してください。削除依頼に出し、移動すべきかどうか議論してください。
必要なら方針の新設や変更をノートに提案してください。このページに新しいエントリを付け加えるならば、ノートで提案する方がよいでしょう。



「ウィキペディア」が何であるか・・・の説明ではなく、「何」でない、の説明文をウェブ上に公開しているのが面白い。


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「子供時代」の遊びを資料としてまとめた本が出た。

2007年02月02日 | 本・雑誌・漫画
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著者が50年以上にわたって収集した伝承遊びを豊富な図版資料や遊びにともなう唱え言葉、歌とともに紹介。1では、「へのへのもへじ」など10万点以上の絵かき遊びを図と歌詞の両面から分析し、子どもの姿を探ります。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
加古 里子
1926(大正15)年福井県武生町生まれ。1948年東京大学工学部卒業。工学博士。技術士。民間化学会社研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事。1959年から絵本作家としての道に進み、1973年に勤務先を退社後、作家活動に専念しつつ、テレビニュースキャスター、東京大学、横浜国立大学などで児童文化、行動論の講師をつとめる。また、パキスタン、ラオス、ベトナム、オマーン、中国などで識字活動、障害児教育、科学教育の実践指導などを行い、アメリカ、カナダ、台湾の現地補修校、幼稚園、日本人会で幼児教育、児童指導について講演実践を行う。現在、教育、文化、科学技術、福祉に関する総合研究所を主宰。


「へのへのもへじ」の書き方は?と今言われてもすぐには描けない。こういう「遊び」を本にして残していく事は大切だと思う。
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