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スクウェアで開発スタッフを募集中 ~ 1985年の夏

2008-08-31 13:36:06 | アニメ・コミック・ゲーム

夏休み中、部屋を片付けているときに、雑誌I/O 1985年8月号をペラペラめくってたら、スクウェア(2008年現在は、いろいろあって、スクウェア・エニックス)が、開発スタッフを募集する見開き広告を出してました。

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当時、まだ株式会社になっていないころで、人は40名いると書かれています。

住所は、横浜市港北区日吉本町になってます。日吉といえば東横線からKOEIがよく見えますが、近くだったのかな。
(大学の近くだと、優秀な大学生をアルバイトで雇える、とかいうメリットがあるのかも?)

募集要項は、最後の方で、しゃれがきいてます。

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特典として、タダで電車に乗れる・・・って?
VAXが1台置いてありますが、何に使ってたんでしょうかね?エミュレータを動かして、開発中のゲームのデバッグとか???

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スタッフ一言メッセージで、坂口という名前がありますが、これって、後のファイナルファンタジーの坂口?

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休日は、日曜、祝日、隔週土曜とのこと。休日であっても、必ず休める日である、とは書いてありませんね(笑)

同じ号に掲載されていた、当時のスクウェアのゲーム・ソフト。全部、パソコンゲームです。

「WILL」 (デス・トラップII)

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「デス・トラップ」

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当時で、9800円のゲームって、高すぎない?!

続編のWILLが5800円に下がっているのは、やっぱり9800円は失敗だった、との反省から?



「アムトラック」

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「テグザー」(THEXDER) X1版。
「(株)ゲームアーツより許諾を受けて開発したものです」とのこと。

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「ドラゴンスレイヤー」 MSX版(テープ版)
「日本ファルコム株式会社より許諾を受けて開発したものです」とのこと。

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晴れたり降ったり晴れたり降ったり

2008-08-30 17:20:17 | 日記・エッセイ・コラム

変な天気が続きますね。

晴れていたと思ったら、土砂降り。

しばらくして晴れ上がったと思ったら、また土砂降り。

20080830

BSデジタル放送のNHKも、降雨対応放送になったかと思ったら、すぐに、まったく映らなくなってしまいました。アンテナレベルが0でした。

10分くらいで、また普通に見られるように戻りましたが。

でも、BS放送って、ホント、雨に弱くてどうしょうもないです。BS放送を始める前に、こうなることはわかってたはずですが、「ちょっとぐらい我慢すりゃいいじゃん」とかいう鶴の一声でもあったんでしょうかね?

ところで、ぜんぜん知らなかったんです。

唯一残っていたBSデジタルラジオのWINJって、長いこと「放送休止」を続けていましたが、去年の11月、すでに放送事業者の認定取り消しになっていて、去年の11月28日には、番組表(EPG)からも消え去ってたんですね。

今日、雨で放送が映らなくなったので番組表を眺めていたら、WINJが無くなってたことに、ようやく気がつきました。

というわけで、ラジオはすべて終了になってしまった、と。

2011年にBSアナログ放送が終了して、その後に、またチャンネルが増えるそうですが、事業者がどこになるかは、2009年7月に決定するとのこと。

http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080828/soumu.htm
2011年以降のBSデジタル参入事業者は、2009年7月を目処に決定
-新たに7周波数が利用可能になるも、3周波数に問題 

現状で、BSってば、ぱっとしない感いっぱいなメディアですが、インターネットの普及の影響もあるだろうし、BSのラジオだけでなく、今に、BSの「テレビ」も、終了したりすることになるんじゃないか、という予感がします。

CSの場合、チャンネルが終了したことは、あるらしいんですけど。

そういや、データ放送ってのも・・・


ちょっとラッキーな一日

2008-08-29 21:13:35 | 日記・エッセイ・コラム

早朝、家が揺れるような雷の音で、ビックリしておきる(ホントに壁や床が振動してたような…)。
これは、出勤が大変そうだなぁ、と思ってたら、家を出るころには雨が止んでいた。
テレビでも青空が出てたので、きっと大丈夫だと思って、傘を持たずに出かける。

中央線など、電車のダイヤが乱れていたらしいけど、それほど問題も無く、会社へ到着。
電車の中からは、秋の空みたいな、高い雲と青空が見えていた。

帰りに、天気をチェックしたら、一部の地域で土砂降りになっているようだったが、きっと大丈夫だと思って、やっぱり傘を持たずに出る。

家について、しばらくしたら、急に土砂降り。

20080829

傘をもたずに出かけて、雨をバッチリと避けられた。なんてラッキーなんだろう。

今、雷がすごい音を立ててます。乾いたような音と、ドラムのような重低音がまざった、けっこういい音です。稲光は見えないですが、冷めるようなクッキリとした光。

家の中だから、安心して、雷を楽しめます。

・・・と書いた直後。光って、すぐに音がなって、ビックリ。

そして、ウェブブラウザでは、DNSがひけないよ、っていうエラーが出てたり。
停電はなかったんですが、どうやら、一瞬、ADSLのインターネット接続が切れたらしいです。IPアドレスが変化してる。


gnome2 + emacs-22.2.1 + windows.el で、ウインドウ切り替え時、キーボードフォーカスが移動しない

2008-08-28 23:34:45 | デジタル・インターネット

10年ほどXEmacsを使い続けてきましたが、数年前から、XEmacsは、もうダメかな?と思い出していまして、Emacsに戻ろう・・・と思ってましたが、環境整備をするのが面倒で、やっぱりXEmacsを使い続けてきました。
何年か前に、XEmacsでもEmacsでも、同じように使えるように、環境を整えたことはあったんですが、Emacsのバージョンもどんどん新しくなってしまい、どうも、あちこちに違いがでてきてしまってるんです。

最近、fvwm-1.24からgnomeにしようかな?と思い出したのをきっかけに、ここ2~3日、Emacsを使って「リハビリ」してます。

オープンソースなソフトウェアは、わりと、同じソフトをず~っと使い続けることができる(慣れたものを長く使い続けられる)、っていうメリットがあるような気がしてるんです。私の計算機環境なんて、15年くらい、画面の見た目が変わってなかったような…。
ただし、マイナーなソフトとか、開発が停滞しちゃったりするものは、使う人が自分でなんとかするしかない。それがダメならあきらめて乗り換える、ってことになっちゃいます。そういう意味でXEmacsは…
そういう危機を回避するために、とくにテキストエディタなど重要なソフトウェアの場合は、いくつか代替手段を、普段から用意しておかないとまずいですね。

Emacs Lispで書かれたwindows.elというツールがあるんですが、これを使うと、キーボード操作だけで、Emacsのウインドウ(Emacsでは「frame」と呼ぶ)を自在に扱えるようになります。これも、たぶん10年くらい使ってるような気がします。

ふと気がつけば、windows.elってちゃんと今でもバージョンアップしてるんですね。とっても、うれしいです。

http://www.gentei.org/~yuuji/software/

*- Emacs-Lisp -*-
;;; Window manager for GNU Emacs.
;;; $Id: windows.el,v 2.44 2008/06/08 21:55:54 yuuji Exp $
;;; (c) 1993-2008 by HIROSE Yuuji [yuuji gentei.org]
;;; Last modified Mon Jun  9 06:48:44 2008 on firestorm

さてさて、emacsに戻ろうと思っていろいろ環境整備をやりなおしていたんです。
FreeBSDでportsでemacsをインストールすると、現在のバージョンは22.2.1になるんですが、なんか、windows.elを使ってて、挙動がおかしいのです。

(scratchバッファにて)
emacs-version [Ctrl+J]
"22.2.1"

たとえば、C-c C-w 2とかでウインドウを切り替えると、フレームが前面に持ち上がってくる(raise)けど、キーボードフォーカスが元のウインドウに残ったままなんです。マウスでクリックすれば、キーボードフォーカスが移動するんですが、それじゃwindows.elを使う意味がない。

ためしにXEmacsで試してみると、おや、XEmacsでは、ちゃんとraiseしたあと、フォーカスも移ります。
たしかemacs21のときは、ちゃんと動いていたような気がします。
emacs22でだけ、動きが違うんでしょうか???

もしかすると、ウインドウマネージャのせいかもしれない?!と思い、ちょっと調査。

gnomeは最近使い始めたばかりなんで、ぜんぜんよくわかってないんですが、ウインドウマネージャはmetacityという名前らしいです。

「設定エディタ」を起動して中を見ていくと、

apps → metacity → general → focus_mode

というのがあって、"click"になっていたんですが、どうも望むものとは違うっぽい。

「全面に出たウインドウに自動的にフォーカスを与える」、という設定があるかも?と思って探していたんですが、そういうのはないみたいです。

というわけで、windows.elをいじくればなんとかなるかな?と思って、ざっと眺めてみて、よくわかんないけど、1つ、方法を見つけました。

以下のところに、1行追加して、x-focus-frameで、フォーカスを移動させるようにしてみたら、うまいこといきました。

;;;
;; For Emacs 19 frame feature
;;;
(defun win:select-frame (num)
  "Select the NUM-th window frame."
  (if (= (length (frame-list)) 1)
      (if (eq (selected-frame) (aref win:configs num)) (selected-frame) nil)
    (let ((goal (aref win:configs num)))
      (if (null (frame-live-p goal))
      (aset win:configs num nil)    ;returns NIL
    ;(if (eq (cdr (assq 'visibility (frame-parameters goal))) 'icon)
    ;    (make-frame-visible goal))    ;to de-iconify(if iconified)
    ;;'visibility attribute is not defined in XEmacs...
    (or (eq t (frame-visible-p goal))
        (make-frame-visible goal))
    (while (not (frame-visible-p goal)) (sit-for 0))
    (raise-frame goal)
    (x-focus-frame goal) ←追加
    (select-frame goal)

Emacs Lispは、難しいですね。よくわかんないです。ぜんぜんLispじゃないし・・・あっ、Lispだったらもっとわかんないです。昔、授業でちょっとだけ習いはしましたが・・・

ぜんぜん違う話で、今日発売の週刊モーニング掲載の「社長 島耕作」。
「VO社」という名前の企業がちょろっと言及されています。

VOって、どこのことだろう?と思ったんですが、偶然、

■元麻布春男の週刊PCホットライン■
180度変わった、IntelのTVに対する姿勢
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0827/hot567.htm

を読んでたら、「北米で急速にシェアを獲得したVisioなどは」という文があり、おお、このVisioってのが、VO社に違いない!と思ったんです。

でも、ネット検索しても、Microsoft Visioのことばっかり・・・「site:~」とか「-Microsoft」とかいろいろ追加したのに。

ようやくわかりました。Visioじゃなくて、Vizioであると。

なるほど。大画面の液晶テレビとか、値段がすごく安いですね。
安すぎて、そんなんで大丈夫なのか?と、不安になるぐらいです。

今日の反省。

島耕作で新しい知識を身につけるようじゃ、現代人としてやばい。


線路沿いに立ってる電信柱みたいなもの

2008-08-27 23:11:02 | 日記・エッセイ・コラム

夏休み中に見て、とても感動した

昭和鉄道ドキュメンタリー
http://broadband.biglobe.ne.jp/program/index_showa_tetsudo.html

なんですが、そこで見られる動画の中で、線路沿いに、やけに派手な電信柱みたいなものが立っているのを、ときどき見かけました。まるで、秋田の竿燈まつりみたいな電信柱です。

たとえば、「昭和鉄道ドキュメンタリー/ディーゼル特急」の冒頭部分でも、見られます。

200808271

200808272

200808273


水平についている腕の本数と、ぼんやりと見えるガイシの個数から判断して、現在普通に見られる電柱、電信柱に比べると、通っている電線の本数がやたらと多いです。
これ、何なんでしょうか?
もしかして、鉄道の信号につながってる?ひょっとして、指令所(?)から各信号機までが、1対1で電線がつながっている(から本数が多い)???

■ 過去記事



(FreeBSD) ports/devel/kdesdk3: /usr/local/include

2008-08-25 22:29:29 | デジタル・インターネット

portsのdevel/kdesdk3をportupgradeしたら、エラーになりました。

エラーが出た様子:

Making all in libgettext
gmake[4]:  `/ports.work/usr/ports/devel/kdesdk3/work/kdesdk-3.5.9/kbabel/common/libgettext'
flex -+ -opofiles.cc ./pofiles.ll
/bin/sh /usr/local/bin/libtool --silent --tag=CXX   --mode=compile c++ -DHAVE_CONFIG_H -I. -I../../..   -D_THREAD_SAFE -pthread -DQT_THREAD_SUPPORT   -I/usr/local/include -I/usr/local/include  -I/usr/local/include -D_GETOPT_H -D_THREAD_SAFE   -Wno-long-long -Wundef -Wall -W -Wpointer-arith -DNDEBUG -DNO_DEBUG -O2 -O2 -fno-strict-aliasing -pipe -Wno-non-virtual-dtor -fno-exceptions -fno-check-new -fno-common -DQT_CLEAN_NAMESPACE -DQT_NO_ASCII_CAST -DQT_NO_STL -DQT_NO_COMPAT -DQT_NO_TRANSLATION  -MT pofiles.lo -MD -MP -MF .deps/pofiles.Tpo -c -o pofiles.lo pofiles.cc
pofiles.cc:450:5: warning: "YY_STACK_USED" is not defined
pofiles.cc:1518:5: warning: "YY_MAIN" is not defined
In file included from pofiles.cc:249:
/usr/local/include/FlexLexer.h:130: error: expected unqualified-id before numeric constant
pofiles.cc: In member function 'virtual int GettextBaseFlexLexer::yylex()':
pofiles.cc:575: error: 'yy_current_buffer' was not declared in this scope
pofiles.cc:731: error: 'yy_current_buffer' was not declared in this scope
pofiles.cc:754: error: 'yy_current_buffer' was not declared in this scope
pofiles.cc: In constructor 'GettextBaseFlexLexer::GettextBaseFlexLexer(std::istream*, std::ostream*)':
pofiles.cc:871: error: 'yy_current_buffer' was not declared in this scope
pofiles.cc: In destructor 'virtual GettextBaseFlexLexer::~GettextBaseFlexLexer()':
pofiles.cc:883: error: 'yy_current_buffer' was not declared in this scope
pofiles.cc: In member function 'virtual void GettextBaseFlexLexer::switch_streams(std::istream*, std::ostream*)':
pofiles.cc:890: error: 'yy_current_buffer' was not declared in this scope
(以下略)

後半のエラーは、一番最初のエラー

/usr/local/include/FlexLexer.h:130: error: expected unqualified-id before numeric constant

をきっかけに発生していると思われるので、最初のエラーだけ調べてみます。

/usr/local/include/FlexLexer.h を見ると、130行目あたりはこんな感じ。

    virtual int yylex();
    virtual void switch_streams( FLEX_STD istream* new_in, FLEX_STD ostream* new_out = 0 );
    virtual int yywrap();

「cc」に「-E」オプションをつけると、プリプロセッサを通した後のコードが見られるので、そうやってエラーが出た130行目(に相当する行)を見ると

virtual int yylex();
virtual void switch_streams( std:: istream* new_in, std:: ostream* new_out = 0 );
virtual int 1;

となってまして、「virtual int 1;」という意味不明な行があり、これがエラーになっているんでしょう。なんじゃこりゃ?!

pofiles.ccを見たら

#define yywrap() 1

というのがあるから、このマクロが展開されて「1」が出てきているようです。

実は、FlexLexer.hは、/usr/include/FlexLexer.h にもあって、似たような記述を探すと

    virtual int yylex();
    virtual void switch_streams( std::istream* new_in, std::ostream* new_out );

こっちには、yywrap()はありません。

これで、ピンときました。

上の「エラーが出た様子」のログで、flexが実行されていますが、

  • flexは、/usr/bin/flexがつかわれていた
  • includeされたFlexLexer.hは、/usr/local/include/FlexLexer.h だった

というわけで、ツールとヘッダファイルが食い違っているのでエラーが出ているのでした。

とりあえずPATHの順番を変えて

# setenv PATH /usr/local/bin:$PATH

/usr/local/bin/flexをつかわせることで、正常にコンパイルできるようになり、portupgradeが完了しました。

だいたい、flexという名前のコマンドが、/usr/binと/usr/local/binの2箇所にあるのが、そもそも紛らわしいというか、混乱の元ですね。

# /usr/bin/flex --version
/usr/bin/flex version 2.5.4

# /usr/local/bin/flex --version
flex 2.5.35

/usr/local/bin/gflexとか、名前を変えてインストールしてくれればいいのにと思ったのですが、
http://sourceforge.net/projects/flex/
をみると、BSD Licenseになってるので、それじゃあgflexにはなりえませんか。

そうか。
pofiles.ccってflexが生成したファイルです。
flex自身は、自分が、/usr/bin/flexなのか、/usr/local/bin/flexなのか区別はつくはずだし、flex自身をビルドした際に、FlexLexer.hがどこにインストールされるのか、flexに教えておくことはできるはずです。flexがpofiles.ccを生成するときに

#include "/usr/include/FlexLexer.h"

もしくは

#include "/usr/local/include/FlexLexer.h"

のどちらか、適切な方のコードを生成してくれていれば、上のような、違うヘッダファイルをインクルードしてしまう、ってことは無くなるんじゃないですかね?うまくいかないかな?

とはいえ、同名で別バージョンのコマンドをインストールするというのは、紛らわしいことですし、できるだけ避けるべきでしょう。


スタジオ・ボロ物語

2008-08-24 23:45:45 | アニメ・コミック・ゲーム

急に読みたくなって、読み直しました。

「スタジオ・ボロ物語」
200808242

トキワ荘出身の漫画家たちが、アニメーションを制作するために設立した会社が「スタジオ・ゼロ」ですが、この漫画では、設立当初のことが描かれています。というか、それよりもメインは、「オバケのQ太郎」が誕生するまでの秘話、という感じになっています。
ちなみに、かなりそっくりなタイプの作品に「ドラえもん誕生」というのもあります。
それから、「スタジオ・ボロ物語」の絵柄は、藤子A先生の「まんが道」に少し似てます。

藤子・F・不二雄 SF短編PERFECT版 第4巻
に収録されています。

200808241

初出は、「別冊少年ジャンプ」の1977年9月号とのこと。へぇ~、藤子F先生の作品が集英社の雑誌に載ってるのは、めずらしい気がします。

ところで、巻末の小松左京氏の解説が、なんというか…ひどい文章ですね。解説になってない!と思ったら、目次には「エッセイ」と題されていました。それじゃあ、これくらいの放言は許されるか。とはいえ、藤子F先生のこの本に収録するには、あまりふさわしくない文章ではあります。

録画してあった先週のテレビ番組、ハイビジョン特集「赤塚不二夫なのだ!!」を見ました。

古田新太っていう人がコスプレして出てたりするんですが、この人、何のために出演しているのか、ぜんぜん意味がわかんないです。

てゆーか、不気味です。↓

200808243

あと、みうらじゅんも、何のために出てきたのかよくわかんなくて、浮いてる感じがしました

他に、大学教授だの精神科医だのを引っ張り出してきて、赤塚作品に登場するキャラを分析させるというバカらしいことをしてたり。

松尾スズキって人が作らせたニャロメのアニメは、それはそれで面白かったんですけど、それはその人が持つ、赤塚作品への想いですからね。

この番組を見る前には、赤塚不二夫について、純粋に取り上げた番組かと思ってたので、ありゃりゃ何か違うぞ、って思ってしまいました。1時間50分あるうちの、だいたい半分くらいは、水増しされているかなと感じました。まあ、こういうのがトリビュートだっていえば、そうなんでしょうから、そのつもりで見ればよかったんですが。

この番組を見終わって、非常に物足りない気分になったので、いろいろネットで見て回っているうちに、「スタジオ・ボロ物語」を読みたくなった、という次第。

赤塚先生は、スタジオ・ゼロ設立時のメンバーには入ってなかったそうですが、「スタジオ・ボロ物語」の中では、創立記念パーティーの記念写真の中に3人のゲストとして、赤塚先生と奥さん、園山俊二氏(←ギャートルズの)が写ってました。

スタジオ・ゼロでは、お金に困ってたようで、月給日には、給料が出るのではなく、重役たちからお金を徴収していたらしく(笑)、一人当たりの金額がだんだん増えていくので、「赤塚くんもひっぱりこもうよ」なんてセリフもあります。
というわけで、オバケのQ太郎は、元々は、スタジオ・ゼロの収入源にしようってことで、スタジオ・ゼロで生み出された漫画作品なのでした。

物足りなさついでに、もう1つ。
現在発売中のビッグオリジナル増刊 9/12号の「愛…しりそめし頃に…」が、「赤塚不二夫 大ブレーク!」とかいう話になっているというので、コンビニに行ったら、もう売ってませんでした。昨日はまだあったのに…
駅の本屋まで行って、立ち読みしてきました。感想としては、デジャブというか…
愛しりの次のコミックスをはやく出して!


最終回だけ忘れた?

2008-08-23 23:59:00 | アニメ・コミック・ゲーム

「はじめ人間ギャートルズ」の最終回「やつらの足音が聞こえた!の巻」を見たら、最後の制作クレジットが

200808231

制作
朝日放送
東京ムービー

というように、昔通りの表記になってました。

いつもは

200808232

製作・著作
トムス・エンタテインメント
アニメーション制作
東京ムービー

というように、後から書き換えられたものでした。

最終回だけ、差し替えるのを忘れてたんでしょうか?

最終回は、これまでマンモスとかの狩猟生活だけだったギャートルズ平原に、「ブンメー」という人物がやってきて、小麦(?)の栽培をはじめる、という出来事から始まります。奥が深いですねぇ。

結局は、元通りに。
番組は終わってしまうけど、はじめ人間たちの生活は、ずっと変わらずに続いていくよ、という感じ。

文明人から見ると、原始人の世界は「なんにもない」と思えるけど、実は、違う物の見方、違う価値観があるんだ、地平線もあるしね!という内容でした。

これは、子どものころに見ても理解できてなかったなぁ。

P.S.
はじめ人間ギャートルズのエンディング映像は、折り紙(?)をちぎって貼り付けて描いた絵だったんですね(山下清画伯のような)。ぜんぜん気がついてませんでした。