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昭和鉄道ドキュメンタリー

2008-08-17 14:04:31 | デジタル・インターネット

オリンピックも飽きちゃった・・・というか、私がテレビで見ると、金メダルを取り損ねて、見ないととったりするので、あまり見ないほうがよさそうです。

というわけで、インターネットで何か面白いものが見られないかなな、と眺めていて見つけたのが…

昭和鉄道ドキュメンタリー
http://broadband.biglobe.ne.jp/program/index_showa_tetsudo.html

200808171

懐かしい昭和の時代の鉄道をテーマにした映像がたくさんあり、蒸気機関車が多いようですが、見たことないのに懐かしい、そんな映像が全部で17本、2日間にわたって、個人的に非常に楽しめました。

たぶん、興味のない人は、もうまったく、これっぽっちも興味を抱かない、マニアックな映像作品だと思います。

というか、私も別にそっちの趣味はないのですが、「この映像って、いったい、いつ、どんな場所で、だれに向けて見せるように制作されたんだか・・・?」と、見てて疑問に思ってしまうような、普通はお目にかかれなさそうな珍しいものばかり。

そんなものが気軽に楽しめるようになって、インターネットってすばらしい(笑)

そういえば、貨物列車が、操車場で1両ずつ切り離されて、行き先別に入れ替えをされているシーンがたびたび出ていたんですが、あれで、インターネットの根幹を成す「IPネットワーク」を連想しました。



気に入ったもの、いくつか。

「ディーゼル特急」 ディーゼルってそうなってるんだ、と勉強になりました。

「つばめを動かす人たち」 電気機関車の方がすきなんですが、EF58がいいなぁ。当時、沼津に停車してたんですね(今では、新幹線の駅もないのに)。

「見えない鉄道員」 従来、人間がやってたことを、コンピューターなど機械によって置き換えられていった様子、興味深かったです。



一番強く感じたのが、「昔は、みんな人ががんばってたんだ」ということ。

昔の人が想像した未来社会として、ボタンを押すだけでなんでもできる、みたいなものがあったと思います。

現代、銀行のATMとか、証券取引とかで、コンピューターの不具合で障害が発生するたびに、あーだこーだと叩かれることがあります。

もちろん、社会的に重要なシステムは、ちゃんと動くに越したことはありません。でも、機械だって壊れるし、作ったのは人間なんだから、作った人が間違えることもあります。障害が発生しても、最悪の事態にだけはならないように気をつけておけば、少々の不便があったとしても、そんな目くじら立てる必要はないんじゃないかと。

「機械は絶対にミスをしない」という幻想に頼りきって、ものすごく重大な弱点を残したまま、現代社会が構成されてしまったんじゃないかな。

でも、実際のところ、叩かれるのは、あまりにもお粗末なミスが繰り返されているから、ってとこがあるからなんですよね。やれやれ。

200808172

古い車両ってのは、曲面のところが、非常にイイッ!って思うんですが、私だけでしょうか。

上のディーゼル特急とか、20系の最後尾の車両とかもそうですし、新幹線0系もいいなぁ。