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「ラジコンボーイ」と「ゼロヨンQ太」

2007-10-31 23:58:40 | アニメ・コミック・ゲーム

この前のつづき。

 

200710311

買ってしまったからには、読まないともったいない。

ということで、まずは、付録のコミックス2冊を読んでみました。

この手の作品は、現実には絶対に絶対に絶対にありえない!!ってことを、強引に描いてしまうものなので、どんなに荒唐無稽なことでも、勢いで押し通してしまう、その傲慢さを楽しむのがよろしいのではないでしょうか(笑)。

ゼロヨンQ太

チョロQというのは、ゼンマイでただまっすぐ走るだけであり、一度走り出してしまったら、人間がコントロールすることはできないものです。それじゃあ、マンガにならない。どうやって、屁理屈をこねるのか?!

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ねじまげたコインをのせると、自由自在に曲がるようになるそうです。

すばらしい解決方法です!?!?

ちなみに、現在のチョロQは、赤外線でコントロールできるようになってます。この技術進歩はすごい!

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あとは、これもある種のセオリーみたいなものですが、へんてこりんな改造が登場ですか。


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謎の物体。なぜか、石に溝がほってあって、レースコースみたいになっている。自然にできたもの、という設定のようです。

たんに強引な設定なのか、それとも緻密にねられた伏線なのか、わかりにくいところです。


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微妙なキャラ。 白土三平? 無意味に踊っているようなポーズがなんだかなぁ


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タイヤにサンドペーパーつけて、スパイクタイヤ?!
スパイク、ないじゃん・・・

あと、このサンダーバードってやつ。空を飛んでない?! プロペラまでついてるのですけど。



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帆をつけて風の力で・・・

とうとう「チョロQ = ゼンマイ」の限界の壁を、つきやぶりました。

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マイコンセンサー内蔵・・・

てゆーか、外見は、スーパーロボット。

もはやチョロQの枠を超えたのでは。この作品中では、チョロQの定義は何なんだろう?

つづいて・・・

ラジコンボーイ


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主人公のセリフ「へんなカッコしちゃってなんだそれ?」

同じことを思いました。作者の照れ隠しの自己ツッコミっぽいです。



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「勝負に勝ったら東京ディズニーランド」とのこと。そのころTDLができたんでしょうね。

で、ディズニーの絵を描くのはまずいのでは? かなり微妙にデフォルメされたキャラがいますが。


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よくある設定ですが、主人公は、ラジコンのド素人なんだけど、熟練者の挑戦を受けて、勝負をすることになるのです。

外は雨だし、部屋の中はせまくて、ラジコンの練習ができない。困った。じゃあ、ってことで、ヒモでつるして・・・ えぇ~!?

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微妙なキャラ。


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続々登場する、微妙なキャラ。


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ジャンプで連載していた、「キックオフ」を思い出すのですが・・・えー?!これそのまんまのパクリパロディじゃないですか?!

当時、ネタとして、流行してたみたいですけど。



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名前が、「図画工作」先生 ・・・ 担当編集者はチェックいれなかったんでしょうか?

ひねりにひねりすぎて、360度回転、720度回転くらいしちゃって、ひねって、ひねって、元に戻る。

もう正しい判断ができなくなっていたのかも?


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ラジコン・レースのコースに、プールを使うとはいいアイデアだ! という強引な展開へ。

作者も照れ隠しなのか、主人公に代弁させています。



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プールに、こんな栓、あります? 水圧でぜったいに抜けないと思うんですけど。


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ラジコンを操縦する人は、ラジコンのあとを追っかけて走っていくみたいです。

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リタイアする原因は、ラジコンのトラブル以外に、操縦者が、疲れてもう走れない、というものも。荒唐無稽だらけな世界観なのに、こんなところは、妙に、リアルだ(笑)。

この手のマンガでは、必殺技みたいなものがないときまらないのですが、この作品では、ここぞというところで、ウイリーがよく登場します。

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ただ、これじゃ、パラシュートみたいにブレーキになってしまって、遅くなっちゃうと思うのですが。 作品中では、これのおかげでバランスを保てた、とかいう説明になってますけど。

巷では、今、「キャラ弁」というのが流行っているそうですが・・・

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これ、正直いって、あまりおいしそうではない。

こういう荒唐無稽マンガは、勢いでつっぱしっていかないといけないので、やはり、息切れしがち、連載期間はあまり長くないのかな、と思ったのですが、

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6巻、5巻、なんてところまで出てる!

いったいどんなネタでそんなに長くひっぱったのが、少し気になります。


傑作選・・・なのか、なるほど。

2007-10-30 22:24:54 | アニメ・コミック・ゲーム

10月になり、秋の新番組があれこれスタート。
そして、もうすぐ11月。そう思っている今日この頃、なぜか、ビデオの録画番組一覧の中に、
「終」マークがついているものがある。

はじまったばかりで終わりってどういうこと?

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と疑問に思いつつ、とりあえず見ました。

最後のシーンで最高にもりあがったところで、第4話が終わり。

で、本当に、今週で終わり。 おい!?

ちなみに、この作品って、全6話なんですよね・・・

野球中継で言えば、最終回、1打で逆転の可能性あり、というところで放映時間終了、さようなら~ バタン。みたいな感じでしょうか。

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ふーん、傑作選でしたか。なるほどね。

初回放映はwowowの無料放送でしたが、あんまりちゃんんと見てなかったので、今回はしっかり見ようと思っていたものの、やっぱり流し見程度になっちゃってたんですが(笑)、ちゃんと見てなくてよかったかも。

第5話、第6話に、「過激な表現」ってあったかなぁ?ぜんぜん覚えてないです。


熱血!!コロコロ伝説 vol.4  1983・1984

2007-10-29 22:58:08 | アニメ・コミック・ゲーム

年代的には、vol.3の1981・1982が限界、もう買わない、そんな風に思ったこともあったのですが、vol.4 1983・1984も、勢いまかせで気になるものがあったので、発売日から、ちょっと遅れてしまいましたが、昨日、買ってきました。

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「気になるもの」というのは・・・

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わが人生の師~と勝手に思ってるだけですが~すがやみつる先生の描きおろし作品が載っているから。

「オレが“あらし”だ!!」というタイトルだったので、あらしの漫画かと思ったのですが、ゲームセンターあらしの終了後、すがや先生が何をしてきたか、それが熱く語られているものでした。その何にでも興味を持って突っ走る様から、あらしは作者の分身だった、ということで、そのタイトルになった、というわけ。

「昔はよかったなあ……。」

とぼやいている、かつてのコロコロコミック読者(私ですか?!)に対して、すがや先生は

「もっと前を見てもいいのになぁ。」

というエールを送っています。そうですよね、振り返るばかりじゃ、次に進まないです。これを読んで、明日にむけてがんばろう、という元気がわいてきました。

このブログに、昔を振り返ってみるネタが多いかもしれませんが、私の「昔はよかったな」には、「当時感じていた、新しくてワクワクすることへ、どんどん挑戦していく、あの熱意を、もう一度思い出そう!」っていう気持ちが込められているかもしれません。なんてね。

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付録のコミックスは、「ラジコンボーイ」と「ゼロヨンQ太」の2冊。

うっ、ぜんぜん知らない・・・

前者は、その名の通りラジコンをテーマにした作品。後者は、わかりにくいけどチョロQをテーマにしてるようです。

どっちも、あのころの小学生なら大好きでしょうね。個人的には、ラジコンはお大尽なホビーという感じがするのですが、それは時代の違いでしょうか。チョロQは庶民的かな。

でも、大人になった今なら、ラジコンを思いっきり楽しめる!?

そういえば、たしか、スネ夫のいとこに、ラジコン・マニアな大学生がいましたよね。

■ 過去記事


TOKYOな東京タワー

2007-10-28 21:34:56 | 日記・エッセイ・コラム

台風が通り過ぎた後は、空気が澄むとか言いますが、東京タワーも、いつもよりきれいに見えていたような気がします。

「TOKYO」という文字がライトで描かれてますが、これは、2016年のオリンピックを東京へ招致しよう、という意味だそうです。  本当にやりたいの?

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「TOKYO」の裏側は、「2016」になってるそうです。
見てこなかったですけど。

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それと、10月5日から、ライトアップが、冬バージョンに切り替わったそうです。
左が今日の冬バージョン、右が夏バージョン。


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過去記事

空気が澄んでいるのか、今夜の月は、きれいです。

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東京タワー、月、とくれば、最後の審判でしょうか。何もかもが懐かしい。

運動不足なので、アキバまで行ってきました。

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デンスケ

2007-10-27 23:39:37 | アニメ・コミック・ゲーム

電脳コイルが、また、おもしろくなってきました。
また?  いや、ちょっと、かなり暗い重苦しい雰囲気がつづいてたから・・・

おもしろい、とは、ちょっと違うかもしれません。
今日の話では、電脳ペットの「デンスケ」の具合が悪く、死にそう・・・
(またか、と思うかもしれませんが)

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長く犬を飼っている人なら、ぜったいに、もう不安でしょうがない、そんな気持ちになるところです。それに、さらに追い討ちをかけるような、衝撃的な映像もあったりして。

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あなたのペット デンスケ は、修復不能です。
 ~
新しいペットを購入しますか?

これには、すごくショックを受けました。
10年くらい前の、「たまごっち」でペットが死ぬことを思い出しますが、これって、なんか最近の、命が軽く見られている風潮を、痛烈に批判しているような気もします。

もう1つの「デンスケ」。

真ん中がデンスケ。
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なぜかTOKYO MXで、「アンドロイドアナMAICO2010」を放映してたりして、なんだと思えば、予想通り、DVDが発売されるからだったりします。
「ネオランガ」も同様に放映してたりするので、ということは、この流れで、そのうち、あの作品もやるのではないかと。ポニーキャニオン、何かあったのか?!

MAICO2010は、実在するラジオ局「ニッポン放送」を舞台にしたアニメ、というか、ほとんど、ラジオのスタジオの中でだけ、ストーリーが進行するという、風変わりな作品なのですが、個人的に、大好きです。
頭を働かせないと気がつかないおもしろさが、おしゃれな感じです。

MAICOのデンスケの名前の元ネタってことで知ったのが、ソニーの携帯可能なテープレコーダー。その一連の製品のシリーズに、デンスケという名前がつけられていたそうです。
ラジオ局が、ニュースの取材などで屋外を持ち歩いて、録音するのに使ったりしたとか。

おなじデンスケでも、時代によって、大きさなど、いろいろまちまちなようです。
つい最近も、たしかNHKのテレビ番組で、「これがデンスケです」みたいに紹介されてたのを見たようなきがします。そのとき見たのは、かろうじて持ち歩けるな、という重そうな代物でした。

そのほか。

「こち亀」で知った、大宮デン助。年齢的に、ちょっとわからないです。

ネットで検索するまですっかり忘れていたのですが、「アキハバラ電脳組」にも、デンスケってありました。あれもペット(?)の名前。

(2007/11/17)

今日の電脳コイル。

デンスケが・・・

いや、きっと・・・


やっと完成。ペーパクラフト C57 135

2007-10-26 22:26:53 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、作ってる最中に、部品を1つ失くしてガックリきたんですけど、今日、またもらってきて、2日目にして完成。

忙しいときほど、余計なことをやりたくなる、ってよく言いますよね。

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10月14日にオープンした鉄道博物館ですが、行ってみたいような気もするんですけど、きっと混んでるから、当分、行かないことでしょう。

このC57って何だろうと思ったら、車両展示してるところにどどーんと鎮座しているSLで、もともと、交通博物館にあったやつですね。

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実物は、「C 57 135」なのに、ペーパークラフトでは「C57-135」になってるんですけど。

(2009年11月01日 追記)
NHKで夜中に時々やっている「昭和のSL映像館」の「北海道編」で、このC57 135が動いている映像が見られます。

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■ 過去記事


鉄道博物館 作ってみようペーパークラフト

2007-10-25 23:58:53 | 日記・エッセイ・コラム

こんなのが、駅においてあって・・・

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ペーパークラフトがついてたので・・・

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作ってみました・・・が

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途中で、パーツを、1個、失くしてしまいました。とほほ・・・

あと、接着するだけだったのに・・・

このペーパークラフトは、小さすぎて、作るのはめんどくさいし、見栄えがあまりよくないし・・・

 


日立のパソコン・・・

2007-10-24 00:58:56 | デジタル・インターネット

昨日の朝、日立がパソコンをやめると、テレビのニュースで言ってました。

「あれ?前にもやめるっていってなかったっけ?」

と思ったんですけど、2007年3月に、ビジネス用パソコンをやめてました(他のメーカーから供給を受けるようになった)。

「いや、もっと何年も前に撤退ってなかったっけ?」と思ったんですが、うーん、三菱と勘違いしていたのかもしれません。

「IBM PC」という名前があるように、今のパソコン市場を切り開いたあのIBMでさえ、パソコンから撤退してるので、日立なら、もうとっくに撤退しててもおかしくなかったと・・・(何を言ってるのだ)

というわけで、「日立といえば、ベーシックマスター」・・・と、私の中ではそのイメージで、時が止まったままなんですが、まあ、なんというか、正直言って、日立のパソコンって、実は、一度も使ったことがありません。というか、見たことも、ほとんどないです。ベーシックマスターってのも、知識として知っているだけ。

小学生~中学生のころにあったパソコンブーム(1982年~くらい。MSXのちょっと前くらいから)、ナイコン(=パソコン、マイコンを持っていない人のこと)だった私は、電気屋さんに足しげく通ったりしてました。あのころ、電気屋さんでは、パソコン(マイコンって呼ぶことが多かった)が置いてあって、自由に触らせてもらえるようになってたものです。

・・・で、そのころ、うちの近所には、どこにも、日立のパソコンって、無かったんですよ。一度だけ見たのは、ユニーの中にある電気やさんで、子供でも「不良在庫だ」とわかるくらいの、超・旧機種だったベーシックマスターLEVEL2を、店員に安くもない値段で売りつけられて、何も疑わず買っていった大人の人を見て、「ああ、人間って、こうやってだまされるんだな」と社会勉強をしたときのこと。

その後、パソコンに限らず、コンピューターすべてで、日立とは、まったく縁がなかったです。学生のとき、日立のメインフレームをちょこっと見学させてもらったことがあったかな、くらいでしょうか。

懐かしい日立のパソコンの広告、いくつか。

「マイコン」(電波新聞社) 1983年5月号 から

ベーシックマスター16000シリーズ、ベーシックマスターレベル3マークII、ベーシックマスターJr

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(クリックして拡大。以下、同じ)

コンパクトフロッピーディスク

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これって、3.5インチFDDかと思ってたんですが、サイズが、100(縦)X80(横)X5(厚さ)と書いてあって、これって、3.5インチFDDよりも小さい。うっ、これ、3インチフロッピーってやつですか?

3インチフロッピーといえば、シャープのX1Dで採用された、超マイナー規格・・・

ちなみに、3.5インチは、マイクロフロッピーディスクという名称で、ソニーが開発。

「I/O」(工学社) 1984年5月号から。

日立パーソナルコンピュータ S1

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ゲートアレイを12個作っちゃいました、みたいな宣伝文句が出てるのですが・・・、そんなこと言っても、一般大衆にはぜったい効果ないだろうなぁ、と思うのです。すでにこのころから、方向性がズレてない?!という感じも。

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S1という機種は、そんなに悪くはないと思うのですが、なんでダメだったんでしょうかね。過去のソフトウェア資産とかが原因なんでしょうか。
ところで、上の広告にのってるゲームの画面は、ハドソンの、爆弾男(=ボンバーマン)ですね。

こっちは、広告ではなくて、雑誌のレビュー記事。

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ごくごく無難で、悪くはないハードウェアだとは思うのですが、何が悪かったんでしょうか。

「Z80 vs 6809」という対立の構図がありました。68系の機種って、ちょっとマイナー?って感じがしてたんですけど、それも原因?

単に、NECがあまりにも強力すぎたのかも?

さらにオマケ。

年刊 AhSKI! (ASCIIパロディー版) 1988年 から

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「1999年の互換機環境」という記事が載っています。

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この記事によれば、日立のベーシックマスター16000は「世界初のIBM PCコンパチマシン」だそうです。ASCIIパロディ版には、ウソとホントが入り混じっているのですが、これは真実っぽい雰囲気ですけど、どうなんでしょうか。

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ところで、この記事の最後に、「記憶に新しいので」っと言ってるのは、IBM産業スパイ事件のことでしょうか?

ちなみに、この記事が書かれた1988年当時で話題になっていた互換機というのは、エプソンから出たPC-9801互換機のことですね。
あー、そんなのあったな、みたいな、遠い過去の話のような気がしてしまいます(笑)。

日立とはまったく関係ない話ですが、大学生協で、エプソンのPC-286が盛んに売られていました。さんざん「80286で十分だ」と宣伝して売りつけておきながら、その後すぐに「386の時代だ」と手のひらを返すように・・・あれで、学生みんな、大学生協を嫌いになってました。