ttt

getttyent

さくら坂

2007-03-31 22:08:35 | 日記・エッセイ・コラム

郵便局に振込みに行った帰り道に通ってみました。5月3日のほう1回だけにすることにしました。

200703311

200703312
曇ってて、ちょっと残念。

☆ ☆ ☆ 

今晩のNHK BS2は、夜中まで、あしたのジョーだらけ。
肝付さんは、幅広くさまざまな役をやってたんだ、と思った。
昨日は岡田斗司夫 が激やせしてて、またか?!と。
前にマンガ夜話かアニメ夜話で一度やせたの見て、その次の回では、元に戻ってた。
また、リバウンドするのかな。

それにしてもなぜ今あしたのジョーをこれほど大きくとりあげるのか?
団塊の世代がどうのこうの、ということかと思ったけど、そういう話はあんまりでてない。

放送コードのため、音声がときどき途切れるのは残念。力石が地下室にこもっているのを新聞記者が見たときのセリフが、けっこう長く消されていて、たぶんあのことをいってるんだな、とは想像できるんだけど。
丹下のおっちゃんが次回予告で言ってた狂人はOKみたい。


キナコモチ

2007-03-30 20:33:06 | 食・レシピ

昨日は、神戸屋の

きなこ餅ぱん

で、今日は、ヤマザキの

ランチパック キナコモチ

20070330

株式会社おたべの求肥と、きなこクリームをサンドした、ランチパックです。

とのことです。

「ぎゅうひ」って、漢字は「牛皮」だと思ってたのですが、「求肥」とも書くというのをはじめて知りました。牛皮だと、鞄とか靴とかベルトを想像したんですが、求肥だとなんか太りそうなイメージがわきました。

個人的には、キナコモチのほうが気に入りました。

ところで、今は、キナコモチがブームなんでしょうか?


きなこ餅ぱん

2007-03-29 22:26:52 | アニメ・コミック・ゲーム

きなこ餅ぱん (神戸屋)

20070329

チロルチョコのきなこもちにそっくりな色合いですが、別に、タイアップ企画とかいうわけでもないようです・・・

お餅がのどに詰まらないように、ご注意してお召し上がりください。

と、親切な注意書きがあります。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

なんだか、今週のNHKはアニメばっかですね。

BSアニメ夜話スペシャルの「あしたのジョー」とかも、ちょっと今忙しくて、全部は見てないですが・・・

こんだけ長時間たくさん放映するなら、全話、放映してよ

って思うくらい、見始めるととまらなくなっちゃうし・・・ アニメ本編以外でも、昨日とか、出﨑監督がみょーにうれしそうにインタビューに答えてたし、なんかおもしろい。
ところで、あしたのジョーを、自分はいつごろ見たのか、思い出せないのですが、今回見たエンディング、あれって、ぜんぜん記憶にないです。もちろん以前見たのは再放送で、そのときはエンディングがカットされていたのかなぁ・・・

☆ 

月曜日にやってた「精霊の守り人」。これも、NHK、みょーに力を入れてるような。なんとなく、ようするに、攻殻機動隊の時代劇版なのか?みたいな先入観がついてしまうわけですが、以前やってたSAMURAI7でも微妙な萌え要素があったのに対して、「精霊の守り人」は、そっちかよ?!なんだか、かんだか、まだよくわかんないですけどね。

ただ、先行放送の第1話を、ながら見してて、もっとも「???」と思ったのが、このシーン。

屋台というか食い物屋にて、丼を注文。
200703291

 

なんか、まずそう・・・
200703292

「?!」
200703293

「これはできそこないだ。食べられないよ」
200703294

というわけで、これは、横浜中華街で悪態をつきまくった往年の山岡士郎を彷彿とさせる・・・

って、そういう意味じゃないと思うんですけどね、ほんとは。

(2007/4/1) 3時間もあった「精霊の守り人」の特集番組、途中から流し見しただけだったんですが、一応、前半くらいを見て見てみました。ちゃんと見てみたら、けっこう自分が勘違いしてたな、と。
S.A.C.が一番面白かったなぁ。
制作現場の舞台裏も紹介されたりで、(ある程度の)時間とお金を費やしてもいい作品って、いいですね。シナリオ合宿とか、ロケハンとか。


convmvで、日本語のファイル名の文字コードを変換するときに、一度テスト実行してみる

2007-03-28 23:56:18 | デジタル・インターネット

以前に、convmvというツール(FreeBSDではports/converters/convmvにある)を使うと、ファイル名の文字コード変換ができることを知って・・・

やってみたら、おかしくなってしまいましたとさ・・・とか書いたんですが、あれって、実は、別にconvmvにはおかしいことはなくて、Windows 2000 Serverがおかしかったのでした。Apache 2.2.xのWebDAVを使って、Windows 2000にて日本語のファイル名で作成したら、ShiftJISで書き込まれてしまっていました。Windows XPなら大丈夫だったんですが・・・

さて、convmvでファイル名の文字コードを変換したあと、SambaやWebDAVから正しく見えるかどうか、やっぱり確認したいです。うまくいけば、それでいいし、おかしくなったら、元に戻したい、というわけ。

そこで、こんな方法を試してみました。

  • findコマンドを使って、文字コードを変更したい全ファイルのハードリンクを作成しておき、
  • ハードリンクの方のファイル名を、convmvで変換する
  • 変換されたほうのファイルに、正しくアクセスできるか、動作確認する
  • 正しくアクセスできたなら、ハードリンクのほうを残して、オリジナルのほうは削除
  • 問題があったら、ハードリンク側を削除。オリジナルのほうは、そのまま残っている

ところで、なぜハードリンクを使ったかというと、こういう風に、いらないほうを削除してしまえば、もうそれで事はすんでしまう、っていうのもあったのですが、実は、Apacheの設定で、シンボリックリンクは禁止にしてあったので(Options FollowSymLinksを指定していない)、シンボリックリンクのファイル名を変更しても、そもそもWebDAVからアクセスできなかったから、という理由でした。

さてさて、findコマンドは、使い方を知っているか知らないかで、Unix使いとしてのレベルに大きな差がでるコマンドなわけですが(すごい便利なコマンドだけど、けっこう使い方が難しい)、使いこなしているつもりでいたのに、今回、えー?こんなことを今まで知らなかったんだ!? と恥ずかしい思いをしました。

ハードリンクが作成される先の仮のディレクトリを$TARGETとするとして、ディレクトリのハードリンクは(普通は)作成できませんから、ディレクトリだけ、あらかじめ作っておくことにしました。

こんなかんじで

find . -type d -exec echo mkdir $TARGET/{} \;

というコマンド(echoは実行する前にどんなコマンドが実行されるのか確認したかったのでつけただけ)を実行してみました。

カレントディレクトリから、こういうファイル・ディレクトリ構造

./あいうえお/かきくけこ/さしすせそ.txt
./あいうえお/たちつてと.jpg

setenv TARGET /home/ttt/CONV.tmp

find . -type d -exec echo mkdir $TARGET/{} \;

実行してみると

mkdir /home/ttt/CONV.ttt/
mkdir /home/ttt/CONV.ttt/
mkdir /home/ttt/CONV.ttt/

としか表示されません。これまで、「{}」としか指定したことがなかったので、「{}」に何かつけたらダメなのかと思ったのですが、FreeBSDのfindのmanを読むと、わざわざ、ちゃんとできる、と書いてありました。


5分ほど悩む。findのソースコードも眺めた。

わかりました。てゆーか、思い出しました。

「{~}」ってのは、シェルで意味のある記号でした。こんな働きをします。

% echo {ABC}
ABC

% echo {A,B,C}
A B C

% echo X{A,B,C}
XA XB XC

中学校の数学で教わる多項式展開みたいなことがおこるんですね。

ところが

% echo {}
{}

と、「{}」のときだけは、{}がでてくるんですね。「{}」だけは特別で、シェルに食べられずに、そのままでてくるんです。

へ~ そーだったんだー
これまでは偶然うまくいってただけだった?!
最初に読んだ参考書(「UNIXプログラミング環境」かもしれない)が{}という書き方だったので、そのまま丸暗記してたのでした


どうやら"~"で囲めば、「{}」の働きを封じることができるらしいので、

% find . -type d -exec echo mkdir "$TARGET/{}" \;

で確認すると

mkdir /home/ttt/CONV.ttt/.
mkdir /home/ttt/CONV.ttt/./あいうえお
mkdir /home/ttt/CONV.ttt/./あいうえお/かきくけこ

となって、大丈夫そうなので

% find . -type d -exec mkdir "$TARGET/{}" \;

にてディレクトリを作成。

その後、ファイルのハードリンクを作成します。

% find . \! -type d -exec echo ln "{}" "$TARGET/{}" \;

ln ./あいうえお/かきくけこ/さしすせそ.txt /home/ttt/CONV.ttt/./あいうえお/かきくけこ/さしすせそ.txt
ln ./あいうえお/たちつてと.jpg /home/ttt/CONV.ttt/./あいうえお/たちつてと.jpg


どうやら大丈夫なので、実行。

% find . \! -type d -exec ln "{}" "$TARGET/{}" \;

あとは、$TARGETのほうのディレクトリにたいして、convmvを実行して、文字コードを変えても大丈夫か、じっくりと動作確認をする、というわけ。

ちなみにfind ・・・-exec echo ・・・したのを、 ・・・ | /bin/sh とパイプでシェルにつないじゃうと、マルチバイト文字の中に、またシェルのメタキャラがまじっている可能性があるので、まずいとおもいます。-exec echoじゃなくて、-execでそのまま実行しちゃうからこそ、うまくいく、と。

勘違いだったらすみません。ちょっと自信ないです。

ちなみに、convmvは、こんな風に使うそうです。

# convmv -r -f euc-jp -t utf-8 .

で確認したのち(文字化けして見えるので、確認にならないと思うのですが・・・)

# convmv --notest -r -f euc-jp -t utf-8 .

で、実際に変換されます。

エンコーディング名は、こんなふうに一覧表示されるそうです。

# convmv --list
7bit-jis
AdobeStandardEncoding
AdobeSymbol
AdobeZdingbat
ascii
ascii-ctrl
big5-eten
big5-hkscs
cp1006
cp1026
cp1047
(以下略)




I/O 1984年5月号から (3)

2007-03-26 23:48:12 | デジタル・インターネット

とりあえず、今回が最後。ネタさがししないと(笑)。

200703261
マッキントッシュのOSじゃないほう、元祖のOS-9の解析本。UNIXライクオペレーティングシステム、って言ってますが、まあ、似てなくはないけど、昔、X68000用のOS-9を数分間さわってみたことがあったけど、それほど似てるとは思わなかったなぁ・・・ でも、今みたいにPC-UNIX花盛りなころではなかったので、OS-9もそれなりに一部で若干の人気があったりもしてました。あんまりよく知りませんが。
この秀和システムトレーディングって会社からは、PC-8001のN-BASICの逆アセンブルリストを印刷した本が出てませんでしたっけ?何か非常に問題あり、なかんじの・・・

200703262
光栄のソフト。この広告で、「光栄マイコンシステム」から「光栄」に社名変更のお知らせがのってたんですが、今は、コーエーだったんですね。今でもなんか独特の雰囲気をもっているコーエーですが、昔からそういうところ、あったんですね。団地妻の誘惑、ナイトライフ、・・・ お子様でしたので、どんなのかまったく知りません。
信長の野望も長く続いていますねぇ。実は、やったことないです。「おれの信長、今180歳だぜ」とか自慢しあう、育成ゲームなんでしたっけ?

200703263
光栄の広告、つづき。N88ベーシックコンパイラなんてものも出してたんですね。

200703264
アドベンチャーゲームの古典、ミステリーハウス。X1版は買ってやりました。当時でも、なんでいまごろになって移植されてんだか、みたいな批評がされていたような。
土曜日に買ってきて、日曜の午前中には終了・・・ まさかこれで終わりじゃないよな、と狐につままれたような思いをしました。

200703265
倉庫番。これは有名ですね。このアイデアはすごいです。ドラクエのどれか忘れたけど、ミニゲームみたいな感じで、倉庫番の亜種が組み込まれていたような。

200703266
PC-9801/E/F用の512KB増設RAMボード、¥118,000円なり。最大2MBまで増設できることになっていますが、PC-9801シリーズの場合、MS-DOSで使えるのは最大640KBまで(ちなみに、PC-9801ではない、PC-98と称される異端児、ハイレゾと呼ばれるタイプの機種は768KBでした)。残りは、バンク切り替え方式で使うことになっています。これが後に「IOバンク方式」と呼ばれて、標準的なメモリ増設方法となりました。だいぶ時間がたってから、EMSというもうちょっと賢い手法もでてきましたが、あれって、あんまり使われませんでしたね。80386の仮想86モードを使って実現するEMSもありました。MS-DOSに必死にしがみつきながら、不自然なパソコンの使いかたをした数年間でしたなぁ~。そんな変な時代も、Windows3.1がやってきたころには終焉に向かいます。
ところで、なぜ最大640KBだったのか?っていう理由は、

西和彦がビルゲイツと話してるときに、「8ビットパソコンは最大64KBだったやろ。16ビットだったらその10倍の640KBもあれば十分ちゃう?」みたいなことになって決まった

と、講演か何かで、西和彦本人の口から直接聞いたような、ぼんやりした記憶があるのですが、今ひとつ、本当にそんなことがあったのか、自信がないです(あの人、ホラふきだったし)。

200703267
ビートたけしが、中古パソコンショップの広告に。

200703268
「日経バイト」が創刊されるよ、という広告。ちなみに、日経バイトはもう廃刊になっちゃってるんですよね。
なになに?特集が、「マルチウインドウ」・・・プッ

 


I/O 1984年5月号から (2)

2007-03-25 21:28:18 | デジタル・インターネット

ネタ切れのため、こっちのネタのつづき。前回まではこちら。


200703251
SHARPの16ビットパーソナルコンピュータ mz-5500シリーズ。
ビジネス向け機種ってことで、ぜんぜん興味は持ってませんでした。
宍戸錠がマウスを持って、ニヤリ・・・ このころ、マウスが新しいデバイスとして登場したんですかね。でも、マウスはオプションだったそうです。
もう1つ流行してたのが、マルチウインドウ。

200703252
同じSHARPで、パソコンテレビX1シリーズ。ホビー向けは、X1にまかせておけ、mzはビジネス向けにする、ってふうに住み分けをしようとしてたんですかね?
写真はX1C。何を隠そうあそこを隠そう、私はX1Cユーザーでした。初代X1が出た時、すごく欲しかったんですが、値段が高くて無理だと思ってたところにでたのが、値段が下がったX1Cと、あとフロッピーディスクつきのX1D。
すっかり忘れてましたが、X1Cには「アクティブタイプ」、X1Dは「プロフェッショナルタイプ」、初代X1は「マニアタイプ」という謎の名称がつけられていました。この名前は、X1CとX1Dが発売されたときに付けられたものだったと思います。
X1Dには、「3インチフロッピーディスク」という、ふつうの「3.5インチFD」とは違うやつが内蔵されていて、後に、「3インチフロッピーディスクなんてどこにも売ってないよ、困ったよ~」っていう悲惨なことになったとか。当時まだカセットテープが記憶メディアとしてよく利用されていましたが、X1Dにはカセットが内蔵されていなくて、互換性の問題で、カセット版のゲームソフトが使えなかったりで、X1Dは悲劇の機種でした。

200703256
東芝の8ビット機、PASOPIA7。この「パソピア7」は、このまえの83年8月号のI/Oでは新登場ということになってました。今のパソコンの2007年春モデルとかみたいに、年に何回もモデルチェンジすることはなく、同じ機種で1~2年はひっぱっていたような気がします。しかし、この前のPASOPIA7の広告では「SOUND&GRAPHICS」とホビー色を強くアピールしていたのに対して、今回の広告では、コンピュータの学習用とかビジネス用とか、路線を変更しています。ホビー分野ではもう負けた、とあきらめてたのでしょうか。「使い方360度」というコピーにも、迷路の中をさまよっている様が伺えます。
ところで、広告には「パソピアシリーズ」として、パソピア16、パソピア7、パソピア、パソピア5、パソピアミニ、パソピアIQの名前があがっています。けっこういろいろあったんですね~
パソピアミニってなんだっけ?と思ってネット検索してみたら・・・シャープのポケコンに見た目がそっくり。なお、パソピア8ってのは、ありそうでなかったんですね。

 

200703253
最近たいへんなことになっているサンヨーのパソコン。写真左が、MBC-55。広告によれば

16ビットCPUの8088を搭載し、メインメモリは128KBを実装(オプションで256KBまで増設可能)、さらに、本体内に5"フロッピーディスクドライブ(160KB)を1基内蔵したうえで、CP/M-86(MS-DOSも計画中)を標準搭載。この充実した内容で、何と178,000円というハイコストパフォーマンス。

ということで、たぶん、それは当時としてはそのとおりだったと思います。でも、安くて高性能だからといってよく売れるとは限らないのがパソコンの世界。ソフトとか、ちゃんと出てたんでしょうかね?
ちなみに右のほうは8ビットマシンで、標準価格が448,000~598,000円とかついてます。

 

200703254
バンダイのパソコンRX-78。1stガンダムの名前がつけられたものの、別にガンダムっぽいところはないです。MSXと同じ層を狙った製品のようです。

 

200703255
APPLE Macintoshが予価698,000円で予約受付中となっています。そうか1984年だから、Macintosh登場の年だったんですね。 それにしても高いなぁ・・・
「むずかしいBASICなどは別売です」と書いてあるのですが、奥深い表現だなぁ。
ところでこの広告のお店のADOってT-ZONEになった亜土ですかね?


オレンジと緑の電車

2007-03-24 00:23:48 | 日記・エッセイ・コラム

東海道線を走っていた、オレンジ色と緑色の電車。
関東では、湘南電車と呼ばれていたそうですが、しばらく前に、引退。

でも、「実家のほうでは、まだまだたくさん走ってるもんねぇ~」と思ってたら、3月中ごろに、JR東海でも、この車両が、すべて引退してしまったそうです。

20070324mo1

20070324mo2

20070324mo3

えぇー! 聞いてないよ、そんなのっ!!

生まれたときから、電車といえば、この色の電車だったので、ちょっとショックでした。

オレンジは、みかんの色、緑はお茶の色、ということで、静岡県カラーの電車だ、これは静岡の電車なのだと県民は思っていたわけなんですが・・・

ところで、急行で使われていたほうの車両。20070324mo4
昔、これを見るたびに、なぜか「電人ザボーガー」を連想していたのですが、なんでだろう?そんなに似てないのに。

新しく導入された車両にすでに2度乗りましたが、新品の匂い(?)がきつくて。
それと、ボックスシートが無くなったのを残念がっている人もおられるようです。

もう1つの電車。岳南鉄道。あっちも、何年か前に、別の車両に変わってしまっています。懐かしいものが、どんどん無くなってしまう。
20070324gakutetsu
あの古い車両は、昔の東急線を走っていた車両を払い下げたものだそうで、関東在住の鉄道ファンがわざわざ再会するためにやってきてたりしたとか。


I/O 1984年5月号から

2007-03-23 22:50:14 | デジタル・インターネット

最近忙しいのとネタ切れ気味なのとでで、一昨日、昨日、のつづきです。

なんかが足りないなぁと思ったら、MSXの広告が載っていませんでした。

調べてみたら、MSXって、1983年6月27日にMSX規格が正式発表されたそうです。

http://www.msxa.org/event/20030627.html

ということで、'83年8月号にはまだ載って無くても当然かもしれません。ASCIIと工学社のナニな関係とかもあったかもしれませんが・・・

MSXが登場したおかげで、パソコンが家庭に普及するようになった、というのはたしかに事実な気がします。

というわけで、MSXパソコンが発売後、しばらくたったI/O 1984年5月号の広告から。

(画像をクリックして拡大表示)

200703231
「日本の標準OSとして注目 TRON」なんてのが、なんか、なんか、うーんと、なんだかなー、ですね。


200703232
富士通のMSXマシン、FM-X。FM-7と接続すると、なんだかパワーアップしたらしいんですよね。でも、今にして思えば、FM-7を持っている人は、わざわざMSXを欲しがるとは思えない・・・
下の方に、「コンピュートないと」というテレビ番組が紹介されていますが、珍しく静岡県でも放送したので、1~2回程度、見た記憶があります。しかし、内容がつまらなかったので、見続けなかったんだと思います(・・・ 一時期、日曜の真夜中=月曜日未明に「パソコンサンデー」を放送してましたが、地方なので、パソコンの情報に飢えていました。それでもコンピュートないとは見なかったんだから・・・)。

2ヶ国語放送で、副音声チャンネルを使って、パソコンのデータを音声で流していたんですよね(カセットテープに録音して、テープからLOADする)。FM-7は持ってなかったので、私にはまったくなんの役にもたちませんでした。


200703233
ソニーのHIT BIT SMC-777がメインの広告で、SMC-777はMSXじゃないけど、その下にちっちゃく、HB-75、HB-55が載ってます。
「聖子のパソコン。ひとびとのヒットビット。」
「私より、ちょっと賢い。」 ・・・ このころのパソコンの性能以下の人間って、ちょっとヤバいですね。
ソニーが開発した3.5インチフロッピーディスクがSMC-777に搭載されています(見直してみたら、SMC-70にも搭載されてた)。SMC-777もやっぱりパッとしないマイナー機の1つとして終わってしまったかと思いますが、3.5インチサイズのフロッピーディスクは、その後(・・・といっても、5インチFDの時代もあったので、3.5の時代になるのは、まだけっこう時間がたってからですが)、標準として広く使われるようになりました。よく似た別物として、3インチフロッピーディスクってのがありましてねぇ・・・ま、その話はいいか。
「ソフトウェアプレーヤー」という名称が使われていますが、そういえば、Appleの初代のMacintoshも、そんなことをイメージしていたとか。


200703234
東芝のMSX、PASOPIA IQ。横山やすしと、その息子、えーと、誰だっけ?(笑)
「64Kバイト」というRAM容量を宣伝にしているようですが、MSXって、16KBとかの機種もあったみたいですね。MSX以外のパソコンでは、64KBってごく普通、という時代だったと思うので、いかにもMSXって登場直後から、ちょっとナニだったね~、って感じがしてしまいます。


200703235
ヤマハのMSX、YIS503。よく知りませんが、FM音源とかMIDIとかの機能が追加できたので、音楽関係の人が好んで使っていたとか。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

今では、パソコンの種類といえば、「PC」と「Mac」の2つくらいになっちゃってますが、昔は、各メーカーから、いろんな種類の機種が出てました。そして、それぞれの機種ごとに、ソフトウェアが別々になっているので、パソコンを買い換えると、以前使ってたソフトが使えなくなってしまうのは当たり前。

すがやみつる大先生のマンガで、

「もうすぐ、MSXという、どんな機種のソフトウェアでも実行できるパソコンが登場するんだ!」

みたいな話を知って、すごいなぁ! と喜んでいたら、事実は、

「MSX用のソフトウェアなら、どのMSXパソコンでも同じように実行できる」

ということだったので、結局は、パソコンの機種がおおざっぱにもう1種類増えた、ってだけのことでした。

しかも、どう考えても、当時のパソコンの性能の水準からは、MSXはかなり劣っていたものだから、すっかりMSXには興味がなくなってしまいました。値段は安かったんですけどねぇ。

そのあと、MSX2という別規格のマシンが出てきたりで、もう節操ねーなー、ということに。

また、当時でも巨大だったパソコンメーカー、NECからは結局最後までMSXパソコンが出なかったっていう、ナニな状況もあったり。

とはいえ、MSXが貢献した出来事が、いくつかあったことも事実。そういうわけで、けなすだけでなく、一応、総合評価では、けっこうプラスだったかな、って個人的には思います。


あ、そうだ、もう1つオマケのネタ。MSXのMSは、MicrosoftのMSです。