今午後10時17分頃。 こんな時間にブログを書くなんて何日振りでしょうか。 午後からは定例の会議があり、その後は中学校区内の安全パトロールに従事し、夜はサークルの練習と続いたためこの時間になってしまいました。
午前6時20分頃の東空
午前9時25分頃
午前10時頃
いつもの通り分流を眺めながら下って行きましたが、サケの姿はまったく見えません。おかしいなあと思いながら再度上流に向かっていたら、分流の上流域でサケを見ていた人が教えてくれました、サケは2匹とも分流の上流の方にいると。
確かにいました。2匹が仲良く?喧嘩しながら追いかけっこをしていました。 私にとってはその姿を見られただけで十分です。
きょうは東日本大震災の月命日に当たります。 もう3年と8か月も経っています。ほとんど4年です。 何か信じられません、そんなに月日が経ってしまったのかと。
地元の新聞の記事で知ったのですが、大川小学校の悲劇を独自に分析し、津波から命を守るためにどうしたらいいか、そのための備えと意識の向上を図るために 「津波から命を守るために 大川小学校の教訓に学ぶQ&A」という冊子が作られました。
作成したのは、早稲田大学の西條剛央(たけお)さんです。
表紙 裏表紙
大川小学校については、このブログでも何度か取り上げていますので、検索していただければありがたいです。
そしてこの冊子により『生存行動』という言葉を教えられました。 「『今避難するための行動』ではなく、いつか起きる大きな災害時に生き延びるための『生存行動』であると考えを改める必要があります。」
「津波警報が出たら、いつか命を救う『生存行動』として、避難しなければなりません。」
「避難した際には、それが意味ある行動になるようにすることで『生存行動』が癖づけられるようになりますので、それぞれ工夫してみてください。」
「津波注意報や警報が出された場合には『それ以上の津波が来るかもしれない』と考えて行動するのが生存行動の基本となります。」
「『避難した方がよい』といわれたら素直に避難するのが『生存行動』の基本となります。」
佐藤敏郎先生は6年生の娘さんを津波でなくされました。 その先生が先生とは一体何なのか自問自答しています。 重い言葉が語りかけてきます。
『学校は、かけがえのない、そして、地域の未来である命を預かっているのです。』
『災害は何気ない日常を襲うのだということを忘れていました。』
『大川小学校で起きてしまったことは、悲劇としてよりも、教訓として伝えるべきです。』