鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

見上げてますか?

2013-08-28 16:47:44 | お知らせ

 みなさん、見上げていますか、夜の星を、ではなく昼の雲を。 今ごろの雲は夏から秋に変わっていくところでしょうか、いろんな雲が空を背景にそれぞれ好き勝手な?雲模様を描いています。 雲は天才である、とか天才は雲が好きであるとかはどうでもいいのですが、ハッとさせられるような雲に出会うことがありますので、外回りの人は地面や建物ばかりではなく、家の中にいる人はテレビや新聞ばかりでなく、気分転換にもなりますので、空を見上げてみてはどうでしょうか。

 次の3枚はきょう午後2時10分頃の雲です。

 

          

 

 ということで、雲を見ながら川へ向かいました。

 どうしたのでしょうか? きのう活けて置いた2匹の養殖オトリ。 1匹は全く未使用、もう1匹だってそんなに使ったわけではないのに、丸一日後に行ってみたらもう死後硬直もいいところ、真白くなっていました。 

 仕方がないのでその元気な1匹の養殖オトリを曳舟に入れて、牛越橋の下流を目指しました。

 

 水量は少しずつ減少しています。 牛越橋下流の瀬はこんなにも大きな石が目立つようになってしまいました。 写真の一番上の方の右岸側で竿を出しました。 午後2時20分頃かな。 一見すると流れはいい感じで、川底も思ったよりはきれいなのです。 垢ぐされが、どういうわけかあまり見られなくなっていました。 もしかして掛かるかなと思いましたが、掛かるはずがない、多分今日で広瀬川の釣り納めだという気持ちの方が強かったですね。

 でもどういうことでしょうか、オトリが元気に泳いでくれたからでしょうか、開始5分で心地よい当たりが伝わってきました。 あまり大きくはないということが分かりましたので、その場を動かずに引き抜きました。 オトリよりちょっとだけ大きい野鮎です。20センチ未満ですが、手の感触は丸く感じ、もしかして抱卵しているのかなと思ってしまいました。 抱卵していてももうおかしくはないですね。 産卵の準備行動に入りつつあるのかもしれません。

 きょうはオトリを交換しないで、養殖オトリ1匹だけで釣り下ることにしました。 よく泳いでくれるということもあり、これだけで何匹掛かるか?挑戦してみようと思いました。 そのため、1匹掛かったのでまだ広瀬川での納竿は先延ばしにすることにしました。本当に勝手ですね。

 その後右岸側の、8月上旬にそれなりに掛かった瀬を攻めていきましたが、ハヤも掛かりません。 先の1匹は誠に僥倖ということでしょう。 そううまくいくはずがありません。

 一旦オトリを曳舟に入れて下ります。 西道路のトンネルが切れている下の急瀬へ向かいました。 その前の段々の瀬から釣り下ったのですが、掛からず、そのままの流れで岩盤底の急瀬へ。 背バリ使用でした。 急瀬に乗せたところ、何か竿が曲がります。でもそう大きい曲がりではなく、エビになった時の抵抗感でしたので、そのままにしてしていたのですが、オトリを下流に持って行こうと竿を立てたところ、動きません。 ちぇっ、根掛かりか!?ついていないと思いながら竿を前後に煽りました。

 3回目くらいの煽りのとき、少し動きました。 これはもしかしてガラガケの仕掛けに掛かってしまったのかなと思いましたが、少しずつ動くのです。 少し下流側に動き始めたら、今度は一気に流れに乗って下りました。 掛かっていたのです!! 慌てて下り、竿を立て左岸に誘導したのですが、抜く前にバレテしまいました。

 最初のエビみたいに感じたときに掛かっていたのでしょう。 ハリ掛かりした野鮎は自分の身に一体何が起きたのか理解できなかったのでしょう。 それで白泡のなかでオトリと一緒に泳いでいたのではないかと思います。それが竿で煽られるものですから、何とかしてハリを外そうと下流に走ったのだと思います。 こういう経験は過去に何度かありました。

 {回顧談} 一番悔しいのは、かなり前の最上川の朝日町での釣りですが、右岸から竿を出していた時、大きな石の陰で目印がフワフワしているのです。 そのときはこれは掛かっているなと思いました。 慎重に竿を立てないと伸されてしまいかねないので、できれば下流に下ってくれるように長いながら竿を立てたら、敵ながら天晴でした、一気に対岸へ、左岸へ走ったのです。 こちらは立っているところから下ることは出来ても、それ以上立ち込むことは無理なところでした。 それを知っているはずはないと思うのですが、掛かり鮎は一気に対岸に走り、あっという間にプッツンでした。親子丼ぶりです。 悔しかったですね。

 その後おもりも付けて急瀬を攻めましたが、掛かりませんでした。 3時45分に納竿です。 でも久しぶりに鮎の感触、引きを楽しみました。情けない話ですが。 

 掛かり鮎、貴重な1匹は活けてきました。

 最後もまた空の雲です。4時過ぎです。

                (北側)

 (北西側) 

  (南側)

 P.S, また出会いました。

          


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