鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

広瀬川の大アユ

2013-08-12 14:44:46 | 広瀬川

 きょうも暑いですね。 暑さに負けたりしてませんか。 何はともあれ水分補給、ちょっとした休養、これに尽きます。 暑いからと言って、クーラーの効いた部屋の中だけで生活していてはよろしくないと思いますが。 これはクーラーのない我が家の負け惜しみです。 緑のカーテンとすだれと扇風機と自然の風で生活しています。(どうでもいいことですが)

 ちょっと見てください。 これは何だと思いますか?

 

 分流の上流口で見つけました。 卵ですが何の?

                    

 非常に小さい卵が普通の石にびっしりと付着しています。 オタマジャクシということはないし、魚としても何の魚でしょうか? カジカガエル? ハヤ? ヨシノボリ? この歳になって始めてみる卵と思います。

 そして10日午前のアブラハヤです。

 

 これは11日のアブラハヤ。

   

 お分かりでしょうか? そうなのです、10日午前中は生きていたのに、午後になって1匹急逝してしまいました。 なぜなのでしょうか? もしかしてハヤの熱中症?かな。 水温が上昇して我慢できなくなったのかも。 水槽の水は循環しているのですが、測ってみたら30度ありました。 この頃の広瀬川の水温は高くても25度くらいですか。本物の川よりも暑いのは確かです。 残念ですがまた1匹亡くなってしまいました。2ヶ月半の観賞魚としての命でした。

 

 さてここからが本題です。いつも前書きが長くてすみません。 きのう11日午後です。午後2時から4時まで竿を出しました。 今年初めてナイロンを使いました。 0.3号nナイロン、竿はシマノの輝石90 H2.75、このくらいの硬さがあれば大丈夫だろうと思っていたのですが、・・・。

 おとといの活けて置いたオトリは元気でした。ホッとしました。 それをもって上流側へ。 観音淵の下流の長く広い平瀬が続くところです。 何としてもここで1匹は掛けたいと思っていたのですが、ようやく下の瀬頭付近で掛かりました。 このときのオトリは前の日にたっぷりと使用したオトリだったので、久しぶりに背バリを使いました。

 

 掛かり鮎に下流の瀬に逃げられたら取り込みが大変になるので、やや右岸側から強引に引き抜きました。 無事キャッチ!!嬉しいですね。 時に2時15分。 開始から15分経過です。

 それで今度はもっと上流から釣り下ろうと思ました。そうそう釣り人は私を入れてたったの二人だけでした。 日曜日ですよ、日曜日の昼過ぎというのに、この広い河原に釣り人二人のみ。 もうすっかり広瀬川は諦められているということの表れとみるべきなのでしょうか。 何にしても淋しいものです。

 そうそう10日の土曜日でも、観音淵周辺には3人くらいしかいませんでしたね。いるのはセミ、ミンミンゼミやアブラゼミだけではなく、ツクツクホーシも鳴いていました。ちょっと早いのでは?と思いますが。 それとカジカガエル、いい音色です。

 牛越橋の下流の岩盤底から急瀬が長く続く場所です。 写真は川に立ったところから見える牛越橋の様子です。 テント持参でのバーベキュー大会会場みたいな雰囲気です。もうすっかり夏の定番になってしまいました。

 

 下のとってもいい川相のところから竿を出しました。2時30分くらいからのスタートです。元気のいいオトリでしたので、ノーマル仕掛けです。 それでも十分潜ってくれました。

 

 いい瀬ですね。川底もいろいろに変化しています。 ここで掛かったのです。5分も経たないうちに竿が下流に持って行かれます。 当たり自体は強くない。 これが少々不満ですね。 こちとらとしては「ガツーン」という強烈な当たりを、そして竿が一気に弧を描くのが楽しみなのですが。

 

 10分くらいに1匹の割合と言ってもいいでしょうか。 掛かるのです。 もしかしてここの急瀬は「竿抜け」だったのかも。 今回は敢えてその川の部分で一番の急瀬で釣ってみようと思った次第です。 だから急瀬を釣り下ることになります。

 

 この下の右岸側の瀬ではざっと見ても24センチはあるだろうという鮎が掛かりました。でもそういう場合でも、当たりはいまいちなのです。 でも掛かってからがすごいです。 大体は下流に走りますが、2,3匹は対岸に走ったりもしました。 だから引き寄せて引き抜くのがこれまた大変!!なのですが、それが楽しい、鮎釣りの醍醐味でもあります。

 

 ナイロンの0,3号ですので丈夫です。抜こうとしても竿が柔らかいためかなかなか掛かり鮎が浮いて来ません。 近付いてくるばかりで、3メートルほどの距離になってようやく水面ぎりぎりを飛んで来たりの繰り返し。 ただ1回の当たりは強くて、竿も一気に曲がったのですが、竿を立てたところバレテしまったことがありました。 バラシは1回だけで、取り込みは結局6匹でした。7回掛けたことになります。

  (いいハミ跡です)

 夜は第9合唱の結団式と練習がありますので、時間に追われなければもっとじっくりと時間をかけて同じところを攻めたりすればもっと掛かったのかもしれませんが、それは何とも言えないところです。 どう贔屓目に見ても数は少ないだろうと思うからです。 その意味では拾い釣りが結果的に良かったのかもしれません。

  11日の釣果(オトリ2匹込)

 元気いいです。 

 いい型でしょう。 ようやくいつもの広瀬川らしい鮎が釣れました。 ハリはどういう訳か「3本イカリ」、それも6.5号か7号くらいの小さめでした。

 

 24センチと言っていいでしょう。 大きい鮎は義父に持って行きました。 酒の肴にちょうどいいし、美味しく食べてくれますので。 広瀬川のアユの義父への献上は初めてでした。ようやく責任を果たせました。

 

 ということで広瀬川にもいるところにはいるという、当たり前のことになります。 深い誰も竿を出していないようなところが狙い目だったのでしょう。 だから今回はたまたま幸運に恵まれたというだけだと思います。 次回も同じような結果が出たら最高ですね。でも無理でしょう、続かないでしょうから。

 

 よるは大崎八幡宮の「御鎮座記念祭」に行って来ます。

 

コメント (5)
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