鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

35.6度

2013-08-10 22:08:07 | お知らせ

 きのうの秋田や岩手北部の集中豪雨、すごい降りようだったのですね。 水位計で見てびっくりです。 広瀬川の鮎の友釣りはもう期待できないので、これからはせめて最上川や北上川に淡い期待を寄せていたのですが、・・・。 北上川の紫波町付近の水位の変化です。

 午前9時:△0.93 (去年の水位は、△1.17前後。 あと30センチも減水すれば川に入れるなと喜んでいました。) 10時:△0.75、 11時:0.28、 12時:1.23、 16時:3.64、 17時:4.20、 18時:4.50、 19時:4.61(最高値、あとは徐々に減水)

 一気に約5メートルも水位が上昇したことになるのでしょう。 凄いを超えて、恐ろしいですよね。 

 被害のなかった仙台では川に入れました。 何でも仙台の最高気温は35.6度とか、川に入っていた身としては、とてもそんなに暑い感じはなかったです。 川のありがたさでしょうか。 腰近くまで入るとヒンヤリとして、気持ちよかったです。 

 「にゃ」さんが朝から川に入っているということで、たくさん掛かっていることを期待しながら、いつ川に行くか考えながら新聞を読んでいました。いい御身分です。 川相は最高にいいのですが、だからといって鮎が掛かる、鮎がいるということにはなりません。 まず様子を見に行こうかなと思いつつも、どうせならやろうと思いつつ実行できないでいた、毛鉤の流し釣りもやってみようかと思い、その準備をして”例のところ”に行きました。

 竿は6.3メートルの渓流竿、毛鉤は5本セット、スリムウエダーに曳舟、タモ網という格好。 「にゃ」さんはいつものところで竿を振っていました。 挨拶をして釣果を聞くと「15匹くらい」とか。 朝の6時からスタートしているとのことで、4時間弱で15匹とは、今の広瀬川にすれば最高の釣果と言っていいのではないでしょうか!!

 ガラガケでは掛かる、鮎はいることはいる。 あとは追うかどうかのみ。 友釣りのときに鮎を拝借することをお願いし(快く了解していただきました。)、まずは毛鉤での鮎釣りに挑戦です。 こういう浅いところで渓流竿を振りました。

 

 毛鉤が5つも着いているのでからまないように振り込むのはそれなりの技量が必要です。といっても何回もからみましたが。 最初は浅瀬で、ククッという当たりがあるので、合わせるのですが掛かりません。3,4回は掛かりませんでした。

 この毛鉤は小さくて返しがありません。この釣りは向こう合せでいいはずだと思い、その後は当たりがあっても慌てずにそのままにしてハリ掛かりを待つようにしたら、何とか掛かり出しました。

   

 でもハヤばかりです。 水流のあるところを流しても全く反応はありません。浅瀬でしか反応がなく、ということは小さいハヤしか掛からないということです。 10時から11時頃で終了しました。 鮎が浅場にも出てくるくらいに多ければ、この毛鉤仕掛けでもかかるのでしょうが、この分ではもう出番はないでしょう。

 いったん帰宅し、軽く食べてから再度同じところへ。 「にゃ」さんからオトリを借用して釣りを始めたのは12時過ぎでした。 その前にこれだけ掛けていました。

 

 どうです? すごいでしょう! 小さいのは14センチくらいか、大きいのは22センチはあったでしょう。大きさにムラがあります。 ではあってもこれだけ掛かればもう文句なしです。

 やや大きめのオトリを2匹お借りして、最初は瀬頭に入ったのですが、流れがきつくオトリにはまだ無理と判断して、上流右岸に向かいました。 水深は70センチ前後でしょうか。 いい感じの石が入っており、ハミ跡も結構あります。

 15分位した頃でしょうか、強くはないが重い感じの当たりがあり、下っていきます。伸されそうになりましたが、無理をして引き抜こうとしたらそこでバレてしまいました。 下っていって十分に竿が立つようなところで引き抜けば大丈夫だったのでしょうが、後のまつりです。

 その後はまったく掛かりません。掛かりそうにも感じませんでした。

 

 こんなにいい川相なんですが。 なぜ友釣りでは掛からないのか? 追い気がないから、縄張りを持たないからでしょうが、それでもお前たちは鮎か!とカツを入れたい気持ちです。

 

 水温は23度くらいでした。 2時30分頃か、「にゃ」さんとお別れし、下流で竿を出すことにしました。 新しいオトリを2匹厚かましくも頂戴しました。 快諾してくれました「にゃ」さん、本当にお世話になりました。ありがとうございます。 こうなれば?これからもよろしくお願いします!!

 

 「新兵淵」で竿を出しましたが、ウントモスントモいいません。 右岸側にガラガケの人がいました。 いい流れなのですが、・・・。岩盤が多い瀬にはまだ居つかないのでしょうか。

 こうなれば美術館下の岩盤の深い大きい溝しかないと思い、おもり3号を付けて沈めます。ずーと釣り下っていよいよ最後の溝の瀬へ。 ここで掛かったのです、見事に。 しかし、その時は目印を見ていませんでした。 一気に引っ張られて掛かったと気が付きました。 あと3メートルくらいのところには強い瀬があり、そこに入られたら何メートルも下ることになります。 少々強引に引く抜こうと必死に竿を溜め浮かそうとしますが、敵も然るもの抵抗します。竿はシマノの”珪石”、信頼がおけますので瀬に入られないように堪え、浮かせます。浮いたら躊躇せず引き抜きました。

 

 22センチはあるでしょう、見事な鮎でした。追い気が感じられる鮎です。

 

 その後澱橋上流の瀬に入ったのですが、反応は全くなかったです、残念ながら。

 というわけで、4時に納竿しましたが、掛けたのはたったの1匹でした。 広瀬川での友釣りはもう無理なのでしょうか? そうは思いたくはないのですが、16日からは投網も解禁です。 友釣りで掛からず、ガラガケで掛かるのであれば、投網でも採れるでしょう。

 これからどういう展開になるのか? 何回かはいい思いをするのではないかと勝手に期待してしまう自分は何と言う ”あまちゃん” でしょうか!?

コメント (3)
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