鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

已むに已まれず

2013-08-30 14:28:07 | お知らせ

 突然ですが、みなさん お元気ですか? 私は元気です。と言いたいところですが、そうは言えません。 自分の愚かさは重々承知なのですが、それにしても、なぜ今年はこうも厳しくどうしようもない事象(何か懐かしい、手垢にまみれた言葉です。)が続くのでしょうか。

 もう完全に今年の自然は人間界に牙を剥いているとしか言いようがありません。これでもか、これでもかと人間の甘い考え、気持ちをいとも簡単に打ち砕きます。 こうなればもう無条件降伏以外ありません。 もうどうとでも好きなようにやってくれ!!と空に叫ぶよりほかはないのでしょうか。

 きのうの北上川の紫波町付近の水位計は、-1.10前後で推移していました。ここ2,3日はいい感じで減水傾向にあったのです。 目標は去年の8月の -1.17 前後ですが、そこまで行かなくても何か心がうきうきするような数値が表示されていました。

 そしてそ実行するまでの間夫婦間ではいろいろあったのですが、きょう東北道を北上することにしました。

 そうそう我愛車にも今年ようやくついたのです、つけることができました、ETCです。 大蔵卿の許しが出まして夏に入る頃に取り付けたのです。 でも初めて使ってみた気仙沼行ではなぜかETC専用レーンのバーが開きませんでした。 ここでも馬鹿さ加減を露呈してしまいましたが、何のことはないカードが古かったのです。 ETC専用のカードではなく、いろいろな買い物等もできるカードなのですが、それにETCの機能もついているということでした。 さすがに今回は間違うことなく、きちんと新しいカードを持参して、無事ETC専用レーンを通過することができました。 何となく嬉しいものですね、別に通行料がタダになるというわけではないのに。

 行先は矢巾町の北上川です。去年8月17日に初めて行ったところ、長徳橋下流の瀬でした。 天気予報では小雨模様ということでしたが、また出かける前の水位計ではまだ-1.0前後でした。 宮城県と岩手県境前後が一番雨が強かったかな、他は小雨。 これは無理だなと思いつつも、こうなればと意地を張っての北上です。

 午前8時30分に到着しました。 中洲は辛うじて見えました。

 

 中洲は見えますが、中洲に行く手前の流れがとても深く感じられました。 本流は中洲の向こう側です。

 

 

 橋下流のトロ場です。

 

 足元を見るとこうなっていました。 階段の5,6段の高さまで水が出ていたのですね。

 

 もう昼前には戻りました。 水位計を見たところかなり変化していました。増水していました。 きのう29日ときょう30日の、午前8時と9時の比較です。

          8月29日        8月30日

 午前8時     -1.10        -0.73   37センチの増水

 午前9時     -1.10        -0.67   43センチの増水

 きょうの6時では、-1.00でした。 支流を一杯従えている大河ですから、何でも飲み込んで静かに増水していくのでしょう。 写真からは伝わってはこないでしょうが、もしもこの中洲に一人きりということになったら、もうその恐怖は表現できないくらいのものでしょう。

 

 これだけだと暗い話で終わってしまいますので、ここで去年の写真も併せて掲載します。去年の8月17日です。 中洲はこのような状態でした。 草も中洲に生えていました。 それだけ長い間中洲であり続けたというわけです。

 

 下の写真は上流側

 

 下の2枚は下流側の様子です。 この滔々と流れる広い長い押しの強い瀬で入れ掛かりを経験しました。 堪りませんでしたね。 川底に沈めると、ガサゴソと前当たりがあって、一気に竿が下流に持って行かれます。 折れそうなくらいに曲がる竿で耐え、少し下りながら左岸の浅瀬に誘導して引き抜く、これの繰り返し。 10連荘くらいだったかな。

 

 過去のことは美化され、甘く優しく形容されてしまうものですが、そういうことを差し引いても強烈な印象を与えられた大河での鮎釣りでした。 もうこういう経験は不可能ということだけはないようにしたいものですが、果たしてどうなることやら。 今年は本当にもう駄目なのでしょうか?

 

 これは午後からの釣果です。

 

 午後から広瀬川で竿を出そうかなとも思ったのですが、体力温存としました。 今夜はお祭りの集まりがありますので、少しは資料等の整理もしておかないと、・・・。

 

 

 


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