鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

あと2週間くらいなのに、・・・

2013-08-27 21:27:15 | 広瀬川

 8月もあと4日でお仕舞い。 もうあっという間に9月。 9月1日日曜日は町内会主催の敬老会か。 9月下旬にはお祭りもあるし、9月は何かと忙しいのです。 でも9月は鮎の最後の月、せいぜい2週間くらいで釣期も終わってしまいます。 健康には最大限留意して、少しでも悔いが残らないように、地元、山形。岩手の河川に、通えるならば通いたいです。

 ということで、きょうで広瀬川は最後の釣行にしようかなと思いながら、オトリを購入してきました。 2匹で1200円。 店の奥さんだけでは鮎をとれないので、私も網を持って二人で共同してのオトリ取りとなった次第です。 オトリ鮎用の水槽があまりに大きく立派すぎるのです。 養殖オトリがいっぱい入っていればいいのですが、少ないのでオトリ鮎を網で掬うのは大変なのです。

 最後の広瀬川という意識でしたが、それは ”釣れなければ” もう諦めようということです。そういう覚悟で向かった先は、この前不完全燃焼もいいところだった、澱橋の下流の瀬です。

 澱橋下流中洲のさらに下流の平瀬から竿を出すことにしました。 時は午後2時25分。広瀬川はさらに減水しています。

 

 そうです、この前ここの左岸には地元の?釣り人が友釣りをしていた、そして掛けていたところです。 左岸の浅瀬では鮎が跳ねているのです。 養殖オトリはよく泳いでくれたのですが、その鮎を追ってくれる鮎はいませんでした。 きれいに上泳がせができたのですが。

 釣りに関しては私ははっきり言って ”短気” です。 同じところでじっくり粘ることは非常な忍耐を必要とします。 そこで釣り下ります。 段々瀬です。

 

 ここで泳がせて掛からなかったら、更に下流の岩盤底の急瀬に入ろうと思っていました。 掛からないので下ろうかなと決めた瞬間です。

 低音ながら大音量で、バアーン(バリバリというよりはバアーンかドッカーンという強烈な雷鳴でした。)という音が空中から襲ってきました。 びっくりしましたね。 と同時に瞬間的に恐怖を感じました。 今までも何度か雷や雷雨のなかで竿を出してはきましたが、きょうほど怖い!恐ろしい!と感じたことはありませんでした。

 不意打ちに圧倒されたという感じか。 雷鳴も遠くから徐々に近づいてくるというのであれば、心の整理、気構えができているので、そんなに驚くことではないのですが、頭上からの轟音は効きます、堪えます。 

 確かに空は暗くなっていて、今にも大雨が降り出しそうな気配はしていました。西側の空の様子です。 2時50分頃か。

 

 何か原子雲みたいな感じでした。

 

 一方で東側はこうなっていました。

 

 雷鳴は続かないのです。 雨も降りだしません。 こちとらは慌てて竿を畳み、河原に置いてから、水中糸を手繰り寄せ、養殖オトリ鮎を回収しました。 2回目の雷鳴は15分後くらいでしたでしょうか。

 正直言って、どうしようか迷いました。 もう大丈夫かもしれない、いままでは釣れなかったが、雷のお蔭で野鮎が追うようになるかもしれない、何て自分に都合のいいことを考えたりもしました。 馬鹿ですねえ。 命あっての物種です。  結局は納竿したままで、釣りは終了となりました。 2時25分から2時50分くらいでお仕舞です。 もちろん釣果はなし、0です。

 帰宅するために澱橋に向かいます。中洲を通り越して本流の左岸に着いたとき改めて気が付きました。 ここにこういう珍しい植物が繁殖していたのを。 これです。

 

                      

 

 そうです、ガマの穂です。 こんなに自生していました。 大きいです。

                    

 ガマの穂は、池や沼の浅いところに群生する植物ということですが、川でも底が泥状であれば生育はするのですね。

 

 

 最後は、家に向かう途中の堤防の中心部の様子です。

 

 ここは散歩の人、犬、ランナー、河川敷で遊ぶ子どもたち、自転車等が通ります。 そこにこともあろうに例の猫が寝そべっていました。 凄い度胸です。 見習いたい!くらい。

    

 どうです、この堂々とした子猫の様子。 歩みを止めて、カメラを徐に取り出しているときも、その様子を見ているのですが、逃げようとはしませんでした。 天晴!!

                    

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする