谷口板長の鯖(〆鯖、鯖のみそ煮)とバスケのコーチ日記

八戸の鯖で作る鯖味噌煮(鯖みそ煮)を紹介し八戸の郷土料理の作り方、趣味のバスケっトを田面小でコーチする日々の話。

鱈のきくの天ぷら

2007-02-07 20:20:17 | 料理について
 サブです。
今日は久しぶりに料理の話です。
先日、同期の会の時に作った料理で好評だったのが
金金(きんきん)の鍋と鱈のキクの天ぷら!
八戸、三陸沿岸福島県まではキク
津軽藩、北海道ではタツ
関東以南は白子の呼び名ですよね。

天ぷらを揚げる時のコツは、真鱈のキクを使用する事、スケソウのキクは
加熱すると硬くなり過ぎ、新しくても臭いがします。
鮮度が良い物を揚げる・・・何故か?
キクを天ぷらにする時は必ず軽く塩をして5時間程陰干しをします、
鮮度が良くないとこの干す工程で生臭さが出てしまいます。

そして、平らなバットに並べると水分が抜け切れません
独特な形をしているキクは窪みの隙間に水分が溜まり
平らな面では干せないので、ザルがベストです。
家庭では手付きの小さなザルでOKです。

天ぷらの衣は硬めに溶きます、浮いて来てもユックリ長めに揚げる事
たんぱく質の塊です、火が通るまで少々かかります。

揚げたては塩で食べてみて下さい、天つゆに七味唐辛子がいいですね
生姜は入れ過ぎるとキクの風味が消えますよー



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