谷口板長の鯖(〆鯖、鯖のみそ煮)とバスケのコーチ日記

八戸の鯖で作る鯖味噌煮(鯖みそ煮)を紹介し八戸の郷土料理の作り方、趣味のバスケっトを田面小でコーチする日々の話。

時代を生きる・・板長と八戸・・鯖のみそ煮 ④

2010-02-26 08:38:05 | 鯖造り
写真と連動した・・私のブログ経営者ブログ・・

「鯖のみそ煮とバスケのコーチ」
http://newcity.keikai.topblog.jp/

は上記からご覧下さい。

でも一応投稿!


*******************************


食堂の1枚の写真から・・

板長の頭の中は、タイムマシーンに乗りました。




味噌は古くなると腐る物!と思い込んでいる板長の認識

それを森田味噌店さんは覆してくださいました。

勇気を出して店内に入ると、陶器の瓶と樽が
可愛いオブジェと一緒に並べられていました。

出迎えてくださったのは、女将さんです

「何で・・看板に醤油の文字がないのですか?」と板長が聞くと

「代々、醤油を作るための味噌は作っていません
味噌は室町時代からあるそうで・・醤油は江戸時代の物」

「醤油は味噌を作る時に少量しか採れない副産物です
私のところの味噌は、2年以上熟成して3年前後が美味しいです」

「味噌を寝かせるのはタンクですか?」

「いいえ・・この樽ですよ」



「エッ?この樽で3年・・それも常温でですか?」



「そうです・・麹がしっかりしているので常温で寝かせます
温度が高いほど良い味噌になります。」

「熟成を促すための物は何一つ使いません・・
契約農家からの大豆・塩・麹・近くに流れる清水で作ります」

「この樽の上に染み出た汁が・・溜醤油になります!」

お上さんが、自信を持った言葉で説明してくださいました

店内に無数に置かれた樽を眺めながら
従来の考えが間違っていたことに板長、気が付きました!

早々にこの森田味噌を購入して、板長の鯖のみそ煮に使いました。



今の板長の「鯖のみそ造り」は
八戸の鯖・名川の梅干し・森田味噌・「ある野菜」を使い



砂糖以外は青森県内産で出来上がっています。
森田味噌さんの味噌に出会えて・・完成です。

留吉爺さんや母の味を再現して子供達へ食べさせたい!
ホテルに来られたお客様に提供しよう!
八戸に水揚げされる鯖を美味しく無添加で仕上げたい!

その願いで出来上がった鯖のみそ煮・・
出来上がるまでに長い間かかりましたが・・板長納得の味です。

次は、虎鯖の事を書きます。

*****

昨夜、板長の師範・・亀田氏が八戸に来られて
夕食に・・色々な相談話をさせていただきました。

相談・・八戸市内のホテルの状況は大変です。
ホテルが多い事もさることながら・・

宿泊料金は・・3000円以下で供給しています。
デフレスパイラルの輪の中です。

板長のホテルも例外ではありません!

亀田師範は・・
「外国の方々に体験型の宿泊プランを提供しようよ!」

1週間、外国のお客様を滞在させて色々な体験させよう
そして・・首都圏の雑踏から開放して・・

八戸に下宿をする・・食事が売りの板長ホテルなのだから

この事を・・明日話します!

  つづく・・・



****************



魚菜工房 「七重」のお歳暮商品は下記のURLから・・
八戸ニューシティホテル
℡0178-46-0311 FAX0178-43-1248


【dancyu】誌にも掲載
週刊漫画 ゴラク ラズエル細木書
  「酒のほそ道」「ラ・寿司」に「虎鯖 棒すし」が掲載されました♪

「虎鯖 棒すし」「虎鯖 棒すし と 鯖のみそ造り」セットの購入はこちらから
   【まごころふるさと便】


   八食センター オンライン ショッピング
   

「菊池の赤貝」ブログはこちらから