テツの部屋B

アメリカ留学中の見聞録→日本国内の山登り記録+日常の覚え書

2021年伊豆虫取り旅行・1日目・その3

2021-07-24 | 昆虫(カブ・クワ)
8時からピノキオ名物の虫くじが始まった。今年はいつものおじいちゃんオーナーは出てこず、若社長(?)が取り仕切っていた。


コテツはヒラタペアを引き当てた。




コテツのヒラタペアと蹴り落したノコ。


そしてうーたんはオオクワのオスを引き当てた。去年コテツがオオクワのメスを引き当てていたが、オスが出たのは4年目にして初めてだ。

その後、例年通り、隊列を組んでペンションの下の森にカブクワ探しに出発した。

適当な洞を見つけ、コテツがほじくり出しにかかるが、今年は新兵器の内視鏡を使ってみた。




ワイヤレス内視鏡カメラ(¥3,700)。


WiFiでiphoneに接続し、iphoneの画面を見ながらケーブルを穴の中に差し込んでいくと、こんな感じで見えた。




洞の中のクワガタ。


洞は中が複雑に分岐しているため、クワのいる方向にカメラを挿入するのが非常に難しい。また、フォーカス機能が付いていないので、基本ピンボケの状態であり、何が写っているのかよく分からない。さらに、洞内の樹液でレンズが汚れると、全く見えなくなってしまう。これらのネガティブポイントを差し引いても、洞の奥の方は外からは全く見えないので、僅かでも視覚情報が手に入るのは、とても大きかった。


内視鏡のおかげかどうかは分からないが、とうとうコテツが洞からクワガタを引っ張り出した。




洞からほじくり出したコクワ。内視鏡に写る姿が何か変だと思っていたが、片方のアゴが折れていた。


アゴ折れコクワはリリースし、他の洞を1~2個トライするも収穫なし。内視鏡を見た若社長が、秘密の洞を教えてくれ、中を覗いてみたが、これまたほじくり出すには至らなかった。

そうこうしているうちに、他のお客さんたちはいなくなり、森の中が静かになった。しばらく前まで他の方が取りついていた辺りに行ってみると・・・




カブたちの宴。


あふれ出る樹液にかつて見たことがないくらいカブトムシが群がっていた。




樹液にかぶりつくカブ。




営んでいる方々も。


コテツが強そうなオスを一匹捕まえた。


そして、去年オオクワをほじくり出した木までやってきた。同時に、コテツが“あっ、いる!”と声を上げた。見ると、カブトムシの横に、カブよりデカいオオクワがいて(多分)樹液を舐めていた。テツの方がオオクワに近かったので、急いでオオクワを確保した。




オオクワを捕獲した直後の現場。




オオクワをゲットしたコテツ。




うーたんが虫くじでゲットしたオオクワ(右端)、コテツが森で捕まえたオオクワ(右から2列目上)とカブトムシ(右から2列目下)、ヒラタ(左から2列目)、ノコ(左端)。


上の写真を見ると、森で捕まえたオオクワがいかに大きいかよく分かる。

さて、大物を捕まえたので森の探索は終了し、昼間に仕掛けたバナナトラップを見に行くことにする。ペンションを出て、真っ暗な畑の横の道を歩き、近いほうのバナナトラップを確認したが、何も引っ掛かっていなかった。帰りがけに雀の死体を見つけたりして気味が悪かった。


ペンションに戻り、敷地内の他の客が仕掛けたと思われるバナナトラップを見に行くと、ある仕掛けにカブが引っ掛かっていた。




バナナにかぶりつくカブ。


写真だけ撮らせてもらって退散した。うーたんが欲しがっていたミヤマがいないか探し回ったが、今年は捕獲することが出来なかった。ミヤマを狙うなら猛暑になる前に来た方がいいような気がする。


カブとオオクワを土産に意気揚々と部屋に戻り、風呂に入って寝た。

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