テツの部屋B

アメリカ留学中の見聞録→日本国内の山登り記録+日常の覚え書

New Orleans旅行(4日目)

2009-11-29 | 旅行
8時15分ごろホテルを出発。まずは、Garden Districtのとうもろこしの茎柵を見に行った。





Colonel Short’s Villaのとうもろこし。8時30分撮影。1859年に建てられたそうだ。


次に、かつてテツの妹が留学していた、Tulane Universityを見に行った。






Tulane University。8時49分撮影。1834年創設の“南部のハーバード”。我がVandyも“南部のハーバード”だが・・・。


街を出て、郊外のPlantation “Oak Alley”に行った。






花の名前不明。10時49分撮影。






Oak Alley名物の樫の木々。10時55分撮影。


この後、屋敷内を巡るガイドツアーに参加した。それなりに面白かったが、そこまで丁寧に説明してくれなくてもよい。半分の時間で充分だ。






樫の並木。10時55分撮影。逆光だった。


12時20分ごろ、Oak Alleyを出発。New Orleansまで戻り、世界最長(38.4km)の橋を渡った。






Lake Ponchartrain Causeway。13時28分撮影。


I12→I59→I20を経て、17時19分、Mississipppi/Alabamaの州境を通過。Mississipppi州は長かった。Tuscaloosa、Birmingham周辺で交通渋滞が発生していたが、先行していたH山さんの的確なアドバイスにより、渋滞の影響をほとんど受けなかった。途中、ハンバーガー休憩を取ったりして、23時20分にナッシュビルのアパートに戻ってきた。

S田さん、S廣さん、お疲れ様。
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New Orleans旅行(3日目)

2009-11-28 | 旅行
8時ごろホテルを出て、French Quarterを歩き回った。






Woldenberg Parkから眺めたMississippi川。8時21分撮影。






Jackson広場から眺めたCabildo。9時撮影。中には入らなかった。


9時に全員集合して、Cafe Du Mondeで、ベニエ(beignets)を食べた。ドーナッツのような揚げパンに粉砂糖がたっぷりかかっていて、食べると口の周りと服が真っ白になった。






Cafe Du Monde。9時49分撮影。


Aりささんに、New Orleansでは、バルコニーを飾る、鋳鉄(Cast Iron)製の柵のデザインが見ものだと教えてもらった。以下、鉄柵にフォーカスを絞って、Lower French Quarterを見て回った。ここは、単独行動。






バルコニーの鉄製柵。10時57分撮影。






バルコニーの鉄製柵。11時11分撮影。






鉄のバルコニー。11時15分撮影。






小さな教会。11時17分撮影。






1856年製のGauche Villaの鉄フェンス。11時30分撮影。






バルコニーの鉄製柵。11時35分撮影。






旧ウルスラ会修道院。11時40分撮影。1752年建造。Mississippi Valleyで最も古い建物とのこと。






ホテル“Soniat House”のバルコニー。11時46分撮影。






交叉するIron Fence。12時1分撮影。






天使のバルコニー。12時2分撮影。






とうもろこしの茎フェンス。12時6分撮影。






Royal Streetの眺め。12時10分撮影。






The La Branche Buildings。12時22分撮影。1835年に建てられた。


Jackson広場に戻り、St. Louis Cathedralに入った。






ドームの内側に描かれた“第7次十字軍を告知する聖王ルイ”。12時39分撮影。






“十字軍に出立する聖王ルイ(King Louis IX leaves on Crusade (1248))”。12時43分撮影。






Jackson広場から見上げたSt Louis Cathedral。12時53分撮影。現存のCathedralは1851年に完成したもの。






Washington Artillery Parkから眺めたSt Louis Cathedral。12時56分撮影。


Gumbo Shopというレストランでみんなと合流し、名物料理のGumboを食べた。オクラが入ったねっとりしたおかゆスープ。これが、うまかった。食べると、体の中からじわーっと栄養が染み込んでくるような感じがした。






Gumbo Shopの看板。14時24分撮影。


昼食後、S田・S廣両氏と一緒に、街から少し離れた、Jean Lafitte National Historical Park and Preserveの一部のBarataria Preserveに行った。






Lower Kenta Canalの水面。16時24分撮影。






Pipeline Canal。16時36分撮影。






Trailの終点のOverlookからの眺め。16時41分撮影。






日没。16時54分撮影。






日没後。17時1分撮影。


New Orleansに戻り、夜のBourbon Streetへ。道は、African Americanたちで埋め尽くされている。彼らの多くは、アルコールを片手に、何をするわけでもなく道に立っていた。警官の数があまりにも多いせいか、騒ぎが起きそうな雰囲気ではなかった。ところで、騎馬警官の存在感はすごい。どでかい馬がのしのし歩いてきたら、さすがのAfrican Americanたちも、道を開けざるを得ない。

Bourbon House Seafood and Oyster Barというちょっと高級な雰囲気のレストランで夕食を取った後、Aりささん、Wかなさんと、Preservation HallでJazzを聴いた。ものすごく小さいホールに人がぎっしり入っていて、最初は入り口から中を覗くことしかできなかった。後半になってホール(というよりは部屋)の中に入ることができたが、身動きもままならず、(お腹の具合もよくなくて)いまいち音楽に集中できなかった。トロンボーン奏者が芸達者なのと、ベースの長いソロが印象的だった。






Preservation Hallでのジャズライブ。21時45分撮影。






Preservation Hallの看板。22時7分撮影。


ライブ終了後、St Louis Cathedralの夜景を撮りに行きたかったが、一人で行く度胸がなかったので断念。おとなしくホテルに帰って寝た。
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New Orleans旅行(2日目)

2009-11-27 | 旅行
8時45分ごろ出発。昨日Natchez Traceから外に出た分岐まで戻り、再スタートした。

まずは、少し戻って、Ridgeland Visitor Centerへ行った。ここで、Park Rangerに、ワニについて尋ねてみた。ワニは、熊のように冬眠はしない。しかし、今くらい気温が低いと、洞窟(?窪地?)のようなところにじっとしていて、見つけることは困難らしい。暖かい日には魚を食べたりするという。

次に、Mississippi Craft Centerに行ってみた。しかし、セレブな人たちが買うような小洒落たものしか売っていなかったので、そそくさと退散した。






Rocky Springsの教会。10時49分撮影。






Rocky Springsの教会の内部。10時50分撮影。窓は、はめ込み合成。

Rocky Springsには、かつて村があったが、すっかり寂れてしまい、今は教会しか残っていないらしい。Visitor CenterのRangerは、ここを強く勧めていたが、さほどおもしろいと思わなかった。






Sunken Trace。11時51分撮影。

Natchez Traceの旧道。紅葉がまだ残っていて、きれいだった。






Windsorという名のお屋敷の廃墟。12時32分撮影。






柱頭のレリーフ。12時34分撮影。


Windsor は1861年に建てられたが、1890年に火事で焼け落ち、廃墟と化したそうだ。アメリカらしからぬ、雰囲気のある廃墟だった。






Emerald Mound。13時54分撮影。

比較的大きな古墳。1250-1600年の間に造られたそうだ。






Natchez Traceの終点。14時21分撮影。

1日目に10時間、2日目に5時間、合計15時間かけて走破した。S廣氏によると、我々は、日本人初の完走者だそうだ(名乗ったもの勝ち)。


Natchezの町外れにあるVisitor Centerに寄った後、近くの高台から、生まれて初めてMississippi川を眺めた。





Mississippi川の眺め。14時58分撮影。

Mississippi川を知ったのは、多分“トム・ソーヤの冒険”でだろう。そのせいか、Mississippi川と聞くと、なんとなくわくわくした気分になる。“トム・ソーヤ”の舞台はミズーリ州なので、もっと北の方だ。


さて、3時にNew Orleansの近くのプランテーションでH山家と合流する予定だったが、実際には、まだNatchezにいた。5時にNew OrleansのDrago’sというレストランで食事をすることになっており、それに間に合わないとまずい。NatchezからNew Orleansまで、約170 milesの道のりを、ひたすら走り、6時30分ごろ、ようやくDrago’sに到着した。H山家、N村家のみんなはずっと待っていてくれた。本当に申し訳なかった。






カキ。19時8分撮影。

生ガキも食べたが、両方とも非常に美味かった。普段は全く欲のないH山さんが、一心不乱にカキを食べていたのが印象的だった。美味いものを食うことには多少欲があるらしい。






ロブスター。19時30分撮影。後ろに写っているのは、ロブスター(の頭部)に興味津々のかんなの手。持って帰りたいとだだをこねてN村さんを困らせていた。

ロブスターは、もちろん普通に美味いのだが、日本で俗に言われている(*)ほどうまいものでもないような気がする。でかいが故に大味なのだと思う。

(*)昔、ばあちゃんが、カナダあたりに行ったときの土産話で、“でっかいロブスターを食べた”という話を何度も聞かされた。それはそれは、大きくて、それはそれは、美味かったそうな。






レストランの前にて。20時26分撮影。

美味かったので、みんなご機嫌だ。


食事の後は、French Quarterのホテルまで移動した。French Quarterに入ると、そこはAfrican Americanたちの国であった。歩行者の99%がAfrican Americanたちだった。そして、すごい数の警官が巡回していた。ビーコンを光らせたパトカーも1ブロックごとに止まっていた。なんと騎馬警官までいた。テツは、すっかり毒気を抜かれてしまい、その晩は、ホテルから出ず、おとなしくしていた。
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New Orleans旅行(1日目)

2009-11-26 | 旅行
S田、S廣両氏と一緒に、Natchez Traceを走破してNew Orleansまで行くことになった。

S田氏の車で7時20分にナッシュビルのアパートを出発した。






Natchez Traceの開始点(ナッシュビル側)にて。7時41分撮影。


Natchez TraceはNational Park Serviceが管理する、全長444 milesのParkway(公園道路?)である。片側1車線で制限速度は概ね50 miles/h。他の道路とは全て立体交差になっており、信号がない。道路沿いには民家は全くなく、したがってGas Stationもない。代わりに、Nature Trailや古墳、昔の宿場などの見所が点在しており、これらのポイントを観光しながら進むと、退屈しないどころか、時間が足りなくなる。






The Gordon House。8時41分撮影。家の中には入れなかった。






Pharr Moundsと呼ばれるNative Americanの古墳。12時22分撮影。

“紀元1~1200年の間に造られて、使われていた“と書かれていたが、これでは何も分からない。






Cypress Swamp。16時34分撮影。

“地球の歩き方”には、非凡な見所であるかのように書かれていたが、実際には小さな沼地にすぎず、10分もあれば1周できてしまう規模でしかなかった。Swampの写真を撮ると、対岸のtrailが写ってしまう。この程度のSwampなら、ナッシュビルの近くにもある。Disappointingなポイントだった。


Cypress Swampにがっかりさせられた後、薄暗くなったNatchez Traceを走っていると、左手に、湖が見え始めた。






Ross Barnett Reservoirの夕景。17時18分撮影。クリックで拡大可能。






Ross Barnett Reservoirの夕景。17時23分撮影。






Ross Barnett Reservoirの夕景。17時25分撮影。


日没(前)後の20~30分間は、マジックタイムとも呼ばれ(英語では、golden hourという用語が一般的)、このようなunusualな写真が撮れる事がある。また、こういう写真が撮れると、写真が面白くなって、止められなくなる。


6時30分ごろ、Jacksonのホテルに到着した。ホテルの隣のファミレスで夕食をとり、かなり早く寝た。
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S先生が来た(3日目)

2009-11-19 | ハイキング
今日は、S先生と一緒にラボハイクに行く予定だったが、“事業仕分け“の影響で、S先生が急きょキャンセルし、結局ラボメンバーだけで行くことになった。

行き先は、Savage gulf。Stone door trailから斜面を下ってBig creek gulf trailに入り、Ranger creek fallsに向かった。しかし、Big creekには全く水が流れていなかった。上流のRanger creek fallsに水が流れているはずがないので、滝の手前で引き返した。動物も全く見なかったし、disappointingなハイクだった。






Laurel Gulf Overlook。12時35分撮影。






Stone Door。15時25分撮影。


ナッシュビルに戻って、S先生と合流した後、Seoul Gardenに移動し、食事の後、カラオケ大会になった。以前、S先生がカラオケ好きだという話をチャックにしたところ、S先生が来たら是非カラオケに行こうという話になっていた。チャックは相当楽しみにしていて、ミーティングのたびに、“S先生が来たらカラオケに行くぞ”
とみんなに言っていた。他のアメリカ人たちは、なんだかんだとネガティブなことを言っていたが、蓋を開けてみると、みんな明らかに楽しんでいた。特にPaulは、他の人が歌う歌をほとんど知っていて、一番楽しんでいるように見えた。チャックを含め何人かが、モニターを見ながら歌うのが難しいと口々に言っていた。これは慣れの問題か。S先生は、アメリカでカラオケをするのは初めてだったそうなので、メモリアルなカラオケになったかもしれない。歌いたい曲もたくさん入っていたようで、概ねご機嫌だった。ほっと一安心。

8時から10時くらいまでカラオケをした後、空港の近くのホテルにS先生をお送りした。S先生、ご訪問ありがとうございました。
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S先生が来た(2日目)

2009-11-18 | アメリカ生活
今日のS先生は、CSBのFaculty memberとdiscussionをしたり、チャック研のポスドクたちとランチに行ったり大忙しだった。

4時からのレクチャーには、大勢の人が集まり、盛況だった。自分がS先生のラボを出てからも面白い結果がたくさん出ているようだった。自分ものほほんとしているわけにはいかんなー。

夜は、S先生とチャックは他のFaculty memberとディナーに行った。8時45分ごろStation Innで合流し、Blue grassのライブを聞いた。






Station Inn。10時51分撮影。
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S先生が来た(1日目)

2009-11-18 | アメリカ生活
元ボスのS先生が、ナッシュビルに来てくださった。

まずは、先週末に下見を済ませておいたLoveless Cafeへお連れし、南部料理を味わっていただいた。しかし、日本からの長旅明けに、腹にがつんとくる南部料理はあまり良い選択ではなかったかもしれない。

次に、拙宅に来ていただき、アメリカの典型的なポスドク(?)の生活ぶりを見ていただいた。もちろん、部屋は、先週末に大掃除をしておいた。最近の仕事の成果も聞いていただいた。長旅明けに仕事の話もきつかったはず。先生ゴメンナサイ。

その後、先生のリクエストでダウンタウンへ行った。






Broadwayにて。5時3分撮影。


Broadwayを軽く一周した後、Vandyの近くのPaneraでコーヒーを飲み、チャック宅へ移動。夕食をご馳走になった。

久しぶりに先生にお会いでき、元の職場の最近の様子なども聞かせていただいたので、嬉し懐かしかった。
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Loveless Cafe

2009-11-15 | ナッシュビル
朝は、H山さん、Hたか、Kしょうの3人とテニスをした。なんて爽やかな日曜日!

午後は、洗車などをしていたら、あっという間に日が暮れた。





アパートの裏庭から眺めたSunset。4時33分撮影。


夜は、H山家、N村家、S廣氏の“いつもの面子”で、Loveless Cafeに行った。ここの南部料理は、特にアメリカ人の間で評判が良く、ナッシュビルの看板レストランの一つでもあるらしい。





Loveless Cafe。6時11分撮影。

ミートローフを食った。腹いっぱいになった。それなりに美味しかった。
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アメリカ人に菓子折りを持っていくと・・・・

2009-11-12 | アメリカ生活
とある韓国人がラボに来て、おみやげを置いていった。

これに対するアメリカ人たちの反応について。

おみやげは、菓子の箱詰めで、箱の表には、“宮室餅菓”と書かれていた。高価なもののようだ。中には“おこし“、”あめ“など、韓国の伝統菓子?のようなものが入っていた。

アメリカ人たちは、まず菓子を遠巻きに眺めて、”Weird looking”とかなんとか、見た目が変だと言い出した。さらに、おこしのことを”Bird seeds”すなわち鳥のえさみたいだと形容し、高笑い。

次に、匂いをかいでチェック。“餅にナッツ?をまぶした菓子”については、”Smells like rice”とのこと。Riceは嫌いなのか、これには手をつけない。“揚げクッキー?“を食べて、甘さが足りないだの、ねちねちしているだの、文句ばかりつける。最後は、”I go back home to eat real foods.”と言って帰っていった。

この光景を見て得た教訓
1、 アメリカ人は、アメリカで売られている、ただ甘いだけで、風味も何もない菓子を、本当に美味しいと思っている。
2、 アジアの歴史ある食文化に対する敬意などはみじんもない。アジアの菓子は、ゲテモノ菓子だと思っており、その味や風味を楽しむ舌を持っていない。
3、 アメリカ人にアジアの高級菓子をあげても無駄。

砂糖が塗りたくられたドーナッツを本当に美味いと思っているアメリカ人に、心から同情する。
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先生について考える

2009-11-11 | アメリカ生活
ずいぶん前の話だが、K山さんに、“他の日本人のポスドクの人たちに呼びかけるときは、先生ってつけなくちゃいけないんですかねえ?”と聞かれたことがあった。

確かに、初めてナッシュビルに来たときにはひどく面食らった。皆、単なるポスドクのはずなのに“先生”と呼びあっている。なぜか?理由は、お医者さんが多いからである。

Vandyの日本人ポスドクのうち、約半数はM.D.すなわち(日本の)医師免許を取得した人々である。日本では、M.D.たちはお互いを“先生”と呼ぶ(らしい)。“先生”と呼びかければ、名前を知っている(覚える)必要がないというもっともらしい話をよく聞くが、それは後でとってつけた理由であって、本来は“医師免許”を取得していることに対して敬意を払うという意味で、そう呼ぶものと推察する。

一方、テツが属するPh.D.の世界では事情が異なり、 “職位”を有する人に対して“先生”と呼びかけるのが慣わしである。“学生に対する教育・指導”あるいは“学部や研究室などの組織の運営に関わる雑務”を遂行していることに対して敬意を表している。Ph.D.であっても“助教”、“教授”などの職についていなければ “先生”とは呼ばれないし、逆にPh.D.を取得していなくても、“助教”であれば、“先生”と呼ばれる。

以上の原則にのっとってK山さんの質問に答えると、日本人M.D.の人たちは “先生”付けで呼ぶべきなのであろう。アメリカにおいて彼らの医師免許は無効なので、彼らは法的には医療行為を行うことができない。しかし、だからといって、彼らの知識が失われるわけではなく、日本における医師免許が失効するわけでもない。病気になったときにどんな対処をしたら良いか尋ねれば、適切なアドバイスをくれるし、彼らが砂漠の真ん中で、病人に出会った場合、彼らは病人を助けることができるであろう。したがって、医師としての能力を有していることに対して敬意を払って“先生”と呼んでもおかしくない。

一方、Ph.D.であってVandyで職位を有していないテツには、“先生”と呼ばれる理由は何もない。教育などの職責を負っていないからである。上に出てきたK山さんや、S野さんのように、VandyでFaculty Positionを有している人は、“先生”と呼ぶのが適当だろう。

実際には、ナッシュビルに来た当初はともかく、今となっては周囲のポスドクの人たちは皆友達なので、彼らから“先生”と呼ばれることはほとんどない。しかし、困ったことに、彼らの奥様方から“先生”と呼ばれることがある。いちいち、“かくかくしかじかで私は先生ではないんです”と説明できないので、多くの場合、そのまま流してしまうのだが、罪悪感を覚える。

今度K山さんに会ったら、“先生”と呼ばれない方法がないか聞いてみよう。
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Radnor Lake

2009-11-08 | ハイキング
午後から、N村家の3人と、Radnor Lakeに行った。






紅葉した丘。3時29分撮影。






紅葉した木々。3時31分撮影。





4匹のかわうそ。湖面で遊んでいた。3時42分撮影。






黄葉した木々。3時45分撮影。






かわうそ。3時52分撮影。

前回よりましだが、それでもまだ“ネッシー”みたいな写真だ。かわうそたちは、1回岸の近くまで泳いできたが、動きが早くて捉えられなかった。残念。






日が暮れた後の湖。4時25分撮影。






ツユムシの仲間。英語ではKatydid。4時27分撮影。


ハイクの後は、N村家で夕飯をご馳走になった。ありがとうございました!
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秋のVandy、2009

2009-11-07 | ナッシュビル
昨日から、Vandyで小さな学会が行われていて(38th Southeastern Magnetic Resonance Conference)、これに参加している。

昼に時間を見つけて、キャンバス内の写真を撮りに行った。






黄葉した木。1時22分撮影。






落ち葉。1時33分撮影。






黄葉。1時45分撮影。
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ナッシュビルシンフォニー

2009-11-05 | ナッシュビル
O野さんと、ナッシュビルシンフォニーを聴きに行った。

曲目は、
Miguel del Aguila - The Fall of Cuzco (World Premiere)
Bartók - Concerto for Piano No. 2
György Ligeti - Atmosphères
R. Strauss - Also Sprach Zarathustra, TrV 176, Op. 30

1曲目は理解できなかった。2曲目も難解で理解不能。3曲目はZaraと繋げて演奏されたが、意味不明。Zaraは、最初の出だしは良かったが、一番の聴き所のVnソロがいまいちだった。






Schermerhorn Symphony Center。9時25分撮影。






Nashvilleの夜景。9時39分撮影。
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Vandyの時計台

2009-11-02 | ナッシュビル
VandyのHPに、時計台のcoolな写真が載っていたので、自分も撮りに行った。しかし、HPの写真に写っていた木の葉っぱは全て散っていた。





Vandyの時計台。1時15分撮影。
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秋のSmokies-2009-3日目

2009-11-01 | スモーキーズ国立公園
今日からday light saving解除となり、時計が1時間戻る。

7時ごろ起床。曇り。ゆっくり朝ごはんを食べた。





キャビンで記念撮影。9時39分撮影。


10時ごろキャビンを出発した。O野家は一足先にナッシュビルに帰るので、今日はH山家の車に乗せてもらった。まずは、昨日クマを見たポイントに行った。しかしクマは出てこなかった。次にLaurel Falls Trailに行った。このTrailはGatlinburgから近く、Trailが舗装されており、さらに滝までの距離が約30分と手軽なため、今回のような女性・子供連れのハイキングにはうってつけだ。Trailheadの駐車場は、例によって混んでいたが、なんとか3台分の駐車スペースを見つけることができた。

11時30分ごろ、ハイク開始。N村さんは、Kんな入りの背負子を背負ってがんがん歩いていた。Kんなの表情は、“別に・・・・”。歩き始めた頃は、それほどハッピーには見えなかった。Aりささんは、コートの、毛皮の縁のついたフードを深々とかぶっていた。そこまで寒いとは思わなかったが。北海道出身とは思えない。歩いているうちに、日が差してきた。






紅葉。11時53分撮影。






Laurel Falls。12時11分撮影。






紅葉。12時18分撮影。






花。種類不明。12時37分撮影。






紅葉した山。12時40分撮影。






紅葉した木々。12時47分撮影。






紅葉した木々。12時48分撮影。






金色に輝く木々。12時57分撮影。






紅葉。12時59分撮影。






黄葉した木々。13時撮影。


Trailheadの近くに、クマが現れた。親子連れだった。茂みの中をかなりの速さで歩いていた。写真は撮れなかった。Aりささんが最も熱心にクマを追いかけていた。H山さんは、“あー見た見た”と言って、あっさり引き上げていった。

1時25分ごろ、ハイク終了。車に戻って出発。Sugarland Visitor Centerの手前のView Pointで一旦停車。






紅葉に覆われた山肌。13時30分撮影。


Sugarland Visitor Centerで少し休憩した後、Newfound Gap Rdを山頂方向に進んだ。






Mt LeConte。14時11分撮影。

Mt LeConteのView pointは、連続して3箇所現れるが、一番Gatlinburg寄りのポイントがベストだ。

さらに山頂方向に進むと、急に道が渋滞し始めた。案の定クマがいた。今回も親子グマだった。藪の中を歩いていたため、今回も、まともな写真は撮れなかった。

クマポイントを過ぎると、木々の葉が次第に少なくなり、やがて完全な枯れ山になった。それとほぼ同時に、周囲がガスに覆われ真っ白になってきた。このまま先に進んでも、何も見えないと判断し、来た道を引き返した。






Chimney Tops。15時9分撮影。


1時間前に通過したクマポイントは、まだ渋滞していて、警官まで出動していた。人が群がっているところに行ってみると、木の上で子グマが昼寝をしていた。母グマは木の根元に寝そべっていた。






木の上で昼寝中の子グマ。15時37分撮影。






木の上で昼寝中の子グマ(拡大)。15時37分撮影。


今回の旅行では、なんと4回もクマを見てしまった。他の仲間たちも全員見ることができたので、それだけでも、今回の旅行は成功だったといえるかもしれない。やはり野生動物の魅力は圧倒的だ。満足して帰途についた。


7時ごろナッシュビルに到着。K&Sの近くのベトナムレストランで夕食を済ませてから解散した。

今回の旅行は、一緒に行った仲間たちとSmokiesの魅力を満喫することが目標だったが、完全に達成されたと思う。車を運転してくれた男性陣、食事のアレンジをしてくれた女性陣、盛り上げてくれた独身組と子供たち、みんなありがとう!
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