テツの部屋B

アメリカ留学中の見聞録→日本国内の山登り記録+日常の覚え書

Memphis市内観光(1日目)

2010-07-17 | 旅行
学会終了後、SJCRH内を一周してみた。






ゲート付近からの眺め。4時5分撮影。






中東風の建物。3時57分撮影。






上の建物の中に飾られていた最後の晩餐。7月16日3時27分撮影。






SJCRHから眺めたピラミッド(型アリーナ)。4時6分撮影。






ピラミッドの前に立っているラムセス2世像。4時17分撮影。


しばらくピラミッドの周辺をうろうろした後、空港近くのホテル(Best Western Executive Inn )に移動し、チャックイン。安かった($62)のでホテル周辺の治安が心配だったが、車で移動する限り、特に不安になることはなかった。一息ついた後、車で5分くらいのところにある中華料理店に行った。中に入ると、客が全員黒人でびっくりした。味は、ナッシュビルのChina Buffetとすらかけ離れていて、美味しいとは思わなかった。黒人の味覚は我々アジア人とも、白人とも違うのだろうか。

夕食後、再度ピラミッドの近く(Island Dr。Mad Island Parkのゲート付近)まで戻り、夕日を撮影した。






Hernando-DeSoto Bridge。7時51分撮影。川の向こうはArkansas州。






ミシシッピ川に反射する夕日。7時59分撮影。






夕日。8時7分撮影。


Tennessee Welcome Centerに移動し、橋の夜景を撮影。






夜のミシシッピ川。8時46分撮影。クリックで拡大可。


ホテルへ帰る途中、Beale Streetを横切った。群集とともに、すごい数の警官がいて、New OrleansのBourbon Streetのようだった。
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TN Structural Biology Symposium in Memphis (2日目)

2010-07-17 | 研究
アメリカに来てから初めて、学外での口頭発表を行った。

9時40分から、15分+5分の発表だった。約半年前のRecent discovery seriesの時の発表内容と実質的には同じで、少し削って、時間枠内に収まるようにした。

アメリカ人はもちろん、日本人でも、英語が得意な人や、やり手の人は、発表にジョークを入れて、受けを取るという高等テクに挑戦する。チャックの発表は、笑いにあふれていて、非常に和やかなムードで進むのが常だ。元ボスのS先生は、しょっちゅう、“あのネタは海外でも受けた”みたいな話をしていた。仲間内でも、T辺氏や、はなこさんは、必ずネタを入れるらしい。以前拝聴したT辺氏のギャグは、凍てつく寒さだったが・・・・。自分には、まだ余裕がないので、その手のおふざけは一切なし。“発表では笑いをとらなきゃね~”なんて台詞を吐ける日は来るのだろうか?

さて、それなりに準備をしたので、発表自体は特に問題なく終了した。後日、Steffenに聞いたところ、英語は全く問題なかったと言ってくれた。もう少し早く喋ることができれば、発表内容を増やせるのだが、下手に早口で喋ると理解してもらえない。Richardは、well organized storyと言って褒めてくれた。この辺りは、元ボスのS先生に徹底的にしごかれたおかげだ。

質問は3個来た。最初は、Richardからで、2個のユニットを別々に発現させてみたらよいのでは?という趣旨の質問だった。これに対しては、きちんと答えられた。2番目の質問は、2個目のユニットが見えないのはdynamicsが関与しているのか?というような趣旨の質問だと思ったのだが、英語が上手く聞き取れなくて、要領よく答えることができなかった。アメリカ人は、おそらく考えながら質問しているので、最終的に何を答えればいいのか難しいことがある。日本では、短く端的に質問するのがよいとされている。最後の質問は、Brendaからで、測定温度にケチをつける内容の質問だった。Brendaは、おそらくかなりキレる人で、話すスピードも速い。天才の早口に凡人がついていくのは大変だ。結局、質問の意図をほとんどつかめないまま、測定温度の言い訳を多少述べたところで、座長に終了宣言を出されてしまった。

発表終了後、チャックは良い発表だったと言ってくれた。しかし、彼はいつもそう言うので、実際のところどう思ったかは不明。嬉しいことに、休憩時間中に、SJCRHでポスドクをしているという人が何人か寄ってきて、面白い発表だったと言ってくれた。そのうち一人は、Ph.D. student時代にCMTD関係の仕事をしていたらしく、割と話が盛り上がった。その後のポスターセッション中に、Tanjaも発表内容について質問をしてくれた。


Memphisは、一般的にはNashvilleよりはるかに治安が悪い町と認識されていて、レベルの高いScienceができるような町ではないと思っていた。しかし、SJCRHのfaculty member達(Richard, Brenda, Tanja, etc.)は、全員が非常にレベルの高い研究者だった。こういう人たちと、直接話をすることができたのは、自分にとっては大きな収穫だった。これは、小さなシンポジウム(今回のシンポジウムの参加者はおそらく50人程度)ならではの利点だ。さらに、アメリカでは、日本と比べて身分の上下関係が希薄なので、相手が教授で、こちらがポスドクでも、見下したりせずに、話をしてくれる(のが一般的)。呼びかけるときも、First nameで呼ぶのが一般的だ(これは日本人にとっては、大変障壁の高いactionだが)。ただし、見識の高い人たちと話すときには、当然こちらにも高い見識が要求され、自分の考えていることをはっきりと述べる必要がある。日本人は、明らかに、自分の意見を述べることに不慣れで、トレーニングが必要だ。
コメント (2)
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